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2019年2月13日 (水)

【加筆編】誰が為に梨は成る:上(市川ナンバープレート)

【2019.06.15 追記】

2019.06.08 11:24、本ブログは、【2019.02.03「【加筆編】矢切渡、誰がものぞ:後編(葛飾ナンバープレート)」 】につき、@niftyから、刑法第230条の名誉毀損罪のかどで「侵害情報の送信防止措置請求」があった旨の通知を受けた。
これに伴い、同社が「侵害情報の送信防止措置」を講じる前の対応として、本稿のうち当該記事に関連すると考えられる部分を修正する。

 

【2019.08.08 追記】

【2019.02.03「【加筆編】矢切渡、誰がものぞ:後編(葛飾ナンバープレート)」 】につき、修正の上で公開を再開したことに伴い、本稿のうち当該記事に関連する部分を修正する。

 

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(承前)

 

「ちぃたん☆」ネタでやや中断しましたが、ナンバープレートに戻りまして。

 

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「松戸」では他に、[梨]が候補8点中5点に登場する(大伏線)。
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「松戸」がそうくるならば、「市川」はこうである。なんと、あり得ないことに昨年12月31日の発表・・・。Embargo?それとも市川市役所は大晦日にも開いてるの?
まずは採用作品から。

 

千葉県市川市
市川版図柄入りナンバープレート
<市川の梨と街と江戸川>(作品番号5)
田中初那(岐阜市)
〔2018.12.31発表〕
市川ナンバープレート

 

ツル的に見馴れたところで言えば、むしろ「大雨で水浸しになった東京都大田区下丸子辺りの多摩川河川敷」な感じです、[梨]を除けば。
市民投票における「作者アピールポイント」は次のとおり。

 

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市川市の良い点を盛り込むべく、都会過ぎず田舎過ぎないバランスや、名物である[梨]を表現しました。淡い緑・水色・黄色の爽やかな配色でシンプルに仕上げたので、老若男女使いやすいデザインになったと思います。
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結果発表時の「コンセプト」にはこう書かれた。

 

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市川の象徴である[梨]、都会の[街並み]、市川の自然代表としての[江戸川]を盛り込んだデザインにすることで、住みよい街・市川を表現。
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どうしてここまで違うんだろう。「都会過ぎず田舎過ぎない」が具合が悪かったのかしらん、それとも「老若男女」の「老」がまずかったのかしら。今や高齢ドライバーは免許証返上をきぃきぃせっつかれる時代。

 

残りの市民投票候補4点は全て優秀賞とされた。

 

(優秀賞)
<梨と花火>(作品番号4)
市川ナンバープレート(作品番号4)

 

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遠くから見ても[梨]がわかり、思わず梨が食べたくなるような、インパクトの強いデザインを目指しました。カラーは原色系を使わず、落ち着きのあるライトグリーンでまとめることで、視認性にも配慮しました。
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なんとなーくだが、垂水秀行作品じゃないかという気がちょっとするのだけれど。迫りくる梨の強さとか、豚の鼻にも見える切り口のユーモア加減とか。

 

<元気に!新しい流れをつくる「市川市」!>(作品番号2)
市川ナンバープレート(作品番号2)

 

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中央のブルーは「風」「川」をイメージし、流れや流行を表現。また、良き伝統や継承すべきものに対する「普遍」の意味を込めました。市民の鳥[ウグイス]が羽ばたく姿と[花火]はアクティブな様を表現しました。
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これのみ梨を扱っていない。しかし、はァ?全般的にちょっとずつ、でも全部変。つまりだ、市川市民は流行に流されやすいってこと!?夜にウグイスは飛ばないと思うし。
・・・ウグイスがシンボルで、川が流れていて、花火大会のあるご当地って、日本中に何ヵ所ぐらいあるんだろう。

 

あ!!ツルの出身地の福岡もある意味そうだ。いや、そう「だった」んだ。福岡市を流れる川と言えば、代表格は那珂川。歓楽街の「中洲」はその河口近くに形成された中州である(cf. 2017.10.30「似て非なるもの − 福岡 vs 博多 とか」)。福岡市の鳥はホオジロとユリカモメだが、福岡県の鳥は太宰府市の太宰府天満宮の梅に因むウグイス(福岡県章も梅花形である)(cf.【その189】・2017.05.11「丸ブーじゃないけど艶競べ:もいちど」)。そして、市内のど真ん中、大濠公園では毎年花火大会が開かれてきた。今や150万都市になっちゃったご当地で、毎年40万人以上を集める巨大イベントに膨れ上がっていたわけですが、安全確保が困難となり、2018年をもって終了になってしまったんですねえ。観客のマナーの悪さもその理由の一つに挙げられているのが悲しい

 

<おいしい「市川の梨」>(作品番号3)
市川ナンバープレート(作品番号3)

 

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全体的に色味が落ち着いていて、さらにナンバーになるべく絵がかからないようにしたので、視認性に優れています。また、どんな車に合わせても雰囲気を壊すことなく市川市をアピールすることができます。
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これのどこが「ナンバーになるべく絵がかからないようにした」のだか、ツルにはさっぱりわかりません。逆だろ。

 

<市川のしおり>(作品番号1)
市川ナンバープレート(作品番号1)

 

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4本のしおりは「四季」を表しています。春の[バラ]・夏の[花火]・秋の[梨]・冬の[クロマツ](寒さにも強い木であることから)。また、整然と並べることで、ナンバープレート本来の数字の視認性を高めています。
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そんな馬鹿なぁ。松は四季を通じて変わらぬものの象徴でしょうが。どれか一つの季節の中に嵌め込む発想自体無理があるんだよ。最後の一文のロジックも妙でしょう?他の作品と比べて視認性に優れているとは全く思わない。

 

以上、入賞5点中4点までが[梨]入り。優秀賞が作品番号順に並んでないのは、得票順か審査評価順によったのだろう。
因みに「市川」の応募総数は66点と振るわず、これは例えば「出雲」(対象地域人口計 約19万人)の155点の半分にも満たない(市川市人口 約49万人)。都会ほどご当地ネタが盛り下がる一つの証左ではないかと思う。

 

― Title Inspired by the Movie "For Whom the Bell Tolls"(1943)―

 

(続く)

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