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2019年2月 6日 (水)

【加筆編】キャラクターとしての筋の良し悪し ― Ⅱ(スリーポリンキーズ)

(承前)

この第三セクターが、カワイイ系キャラが蔓延する中で埋もれてしまうリスクを避けたいと考えたのは理解できる。また、[岩礁]キャラで「ブツブツ」がダメなのなら「ゴツゴツ」に改名すればOKだったんじゃねえのとは、ツルも思う。
他方、「このキャラで不快な思いをする人もいるから許せん」という考え方にはツルは与しないし(ハラスメントの概念が変わってきているのは理解しているつもりだが)、「気持ち悪いビジュアルだからNGだ」とも思わない。そうした狼煙を上げれば自治体の小役人、否お役人は即震え上がること請け合いだけど、そうやって無難なDesignばかりが生き残っていくとしたら・・・。

ただ、です。ネガティブなものを採り入れる時はやはりそれなりに慎重な検討が求められるはずで、「これはネガティブ要素だ」というところに意識が及んでいなかったということだろう。

何らかの問題があって活動停止等に追い込まれたキャラクターと言えば;

・Twitter上の政治的過激発言で3ヵ月の活動停止となった北海道山越郡長万部町「まんべくん」(2011年8月)
・「くまモン」丸パクりで自爆した静岡県御殿場市「ふじモン」(非公認:2013年9月)
・オールナイトニッポンでの猥褻ワード連発が祟って3ヵ月活動自粛の佐賀県鳥栖市「とっとちゃん」(2013年10月)
・「ふなっしー」をパクって斯界永久追放になっちゃった千葉県銚子市「きゃべっしー」(2013年11月)
・「鳥取の飢え殺し(かつえごろし)」を題材にして批判を受け発表4日後に公開終了の鳥取市「かつ江(渇え)さん」(2014年7月)
・政界再編のあおりを食らって公認半年で引退を余儀なくされた「民主くん」(2016年3月)

あたりが思い浮かぶ。(cf.【その77】・2014.07.26「いつもどこかで謎めいて:一」・2014.08.01「静岡の恥辱、山梨の呪縛。― File 1」・2014.03.30「梨にまつわることども」・2014.07.13〜17「江戸前の盆にて施餓鬼供養」・2016.12.25〜26「いづれの御方も栄枯盛衰は世の習ひ」)

今回の状況は、「かつ江(渇え)さん」の時に似ていると言えば似ている。それと比しても素性の悪さを感じるのは、「ブランディングをどう捉えていたのか見えてこない」という点である。「かつ江(渇え)さん」には「鳥取城の歴史を前面に出したい」という考えがあったわけですが(そしてそれをちょいと踏み間違えたわけだが)、そうした意識は「ブツブツくん&ブツブツちゃん」には読み取れず、単にキワモノに走っただけのように思える。「しくじり先生」たちの失敗は活かされなかった。
つまるところ、行動/運営がどーのこーのではなく、企画立案段階から存した問題。

ブツブツくん&ブツブツちゃん

ま、小難しいところはこれぐらいにして、ツルはこれ↓と見比べたくなりましたがね。

株式会社湖池屋
ポリンキー キャラクター
スリーポリンキーズ(ポール・ジャン・ベル)
ポール ジャン ベル

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ハンサムなポール
いつも冷静で淡々とこなしていく優等生タイプ。声もかっこよくて、顔もかっこいいが決して偉ぶらない。だけど、三角な物には異常なこだわりを持ち、熱くなる。

がんばり屋のジャン
熱血タイプ。いつも元気で目立ちたがり。唇が分厚い分、性格もちょっと暑苦しく、声も大きい。だけど意外と打たれ弱い一面も。

ドジなベル
のんびり屋でおっちょこちょい。基本的には無口で、普段は何を考えているか分からないと言われてしまう。話し方もゆっくりで語尾が伸びる。だけど憎めない存在。
-----

ううう、今にこれも「唇が分厚いことで悩んでいる人達」からクレームがつくかもしれないぞ

佐藤雅彦 (現 東京藝術大学教授)が電通時代にディレクターを務めたCMのキャラです。佐藤は「だんご3兄弟」「バザールでござーる」を手がけたことでも知られる。NHK教育テレビの「ピタゴラスイッチ」では「慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室」とクレジットされて出てきてましたね。

♪ポリンキー ポリンキー
 三角形の 秘密はね
 ポリンキー ポリンキー
 三角形の 秘密はね
 教えてあげないよ!

♪ポリンキー ポリンキー
 ネーミングの 秘密はね
 ポリンキー ポリンキー
 ネーミングの 秘密はね

 Jean-Paul Belmondoから取ったんだよ!
 じゃん!

ヌーヴェル・ヴァーグの寵児だったフランスの映画俳優(1933.04.09〜)です。代表作、「勝手にしやがれ/A bout de souffle/英題 Breathless」(1959:監督 Jean-Luc Godard)。

そっか、[ベレー帽]をかぶっているのは、おフランスのイメージだったんだ!

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