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2019年4月

2019年4月30日 (火)

【加筆編】やむにやまれぬやらにゃん?やるでば!(やらにゃん)その4

(承前)

さて、前回書いたことは選考プロセス上の不備だけれど、「やらにゃん」公募には、先立つ募集プロセスにも大きな問題があった。

当初、募集期間は「2010年4月1日~5月11日(必着)」とされていたのが、締切間際になって、「~5月7日(必着)」に繰り上げられたらしいんですね。

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919:2010/05/05 23:20
http://www.tainai-kentei.com/img/yaranyan_koubo.pdf
11日必着でいいんだ ボケ
問い合わせ済みなんだ ボケ

921:2010/05/06 08:44
↑問い合わせたら7日必着だとよ!

925:2010/05/06 12:02
やらにゃんて、締切変更についてはどこにも告知してないよな

926:2010/05/06 15:51
↑問い合わせたら締切変更のことの重大さがわかってないみたいだぞ
みんなも問い合わせという名のクレームをバンバンしてやろうぜwww

933:2010/05/07 18:13
ネコって、口をつけると可愛くなるなー

やらにゃんは8日までOKだって

934:2010/05/07 18:14
可愛くなるなー → 可愛く無くなるなー

943:2010/05/08 14:54
http://www.tainai-kentei.com/blog/
まだまだ増えるよー

944:2010/05/08 15:44
>>943
でも、締め切り直前で342っていうのは、少ない方だね
名前が先に決まっててイメージしやすいから、もっと殺到してるのかと思ってたよ。

945:2010/05/08 15:52
↑公募ガイドに載ってる公募だっけ?載ってないならこんなもんじゃない?

946:2010/05/08 15:55
>>945
載ってなかったよ。
でも、審査が早いのはいいね
他の公募も、締め切ったらさっさと審査して欲しいよ
結果を見て、そく次のに応募したい

947:2010/05/08 15:56
↑というかまだ11日締めきりだと思ってる人もいたりwww
こういうバカな主催者は選考にもセンスないだろうから
駄作キャラに決まるんだろうなwww
投票方法にも難があったりさwww

948:2010/05/08 15:59
↑審査が早いのはいいけど
締切日を早めてまではやりすぎwww
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947の予言は的中しちゃったわけだ(「投票方法」のことですよ)。
挙げ句の果ては、投票の最中もこんなことが書かれている↓。

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155:2010/05/22 22:36
↑応募の締め切りを早めちゃう様な常識知らずのとこだから
これぐらいのグダグダは当然だろwww無理して早く出して損した公募ですお
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「グダグダ」とは、「投票仕切り直し」のことか、あるいは「審査員の娘や親戚」説のことだったろうか。

つまりは、「締切を繰り上げる/繰り上げた」という決定を公表したのではなかったんですな。
いつの間にか(募集要項を含む)関連資料の内容が「~5月11日」に差し替わっていただけ、らしい。しかも、胎内検定Blogでも過去記事までそのようにしているので、後から調べると当初から「~5月11日」だったとしか見えないように仕組まれている。このあたりはWikipediaでも;

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2010年4月1日 胎内検定実行委員会がマスコットを公募を開始。
2010年5月9日 第1次公開審査。全国から応募のあった358作品から実行委員会と胎検!やらにゃん隊の投票で25作品を選出。
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と、ぼかして書かれてます。

でもエビデンス、見つけちゃったもんねーだ。

Yaranyanofferinginitial  → Yaranyanofferingfinal

ついでに言うと、結局「8日までOK」になったというのは、土壇場で5月9日の1次審査にギリギリ間に合わせるタイミングまでは許容したということだろう。

いずれにしろ、募集要項上、当初はこういう日程案だった↓。

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4/1~5/11 「やらにゃん」公募期間
5/中旬 第1次選考会(第3回「胎検!やらにゃん隊」調査会)
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つまりはメンバーの都合がつかないから第1次選考会/調査会の日程をずらそうとか、もう十分作品が集まったから早目に切り上げてもいいやとか、そんな理由が優先したのではないかと推測する次第。

計画の途中修正なんて誰しもあまり大っぴらにしたくないことではあるだろう。でも、締切直前になって駆け込み応募が急増することを考えれば、(期限繰下げならばまあいいにせよ)繰上げは応募者に不測の不利益を与えるものだったわけで、そこは応募側の立場に立っていない手抜きだったと言える。

さまざま、小狡い小細工が行われたと理解しました、ツルは。

結論、大田舎公募。

2019年4月29日 (月)

【加筆編】やむにやまれぬやらにゃん?やるでば!(やらにゃん)その3

(承前)

投票不具合とそれへの対応のことは、某公募系BBSでもだいぶ叩かれていた。

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81:2010/05/14 11:18
やらにゃんは、投票サイト作成中なんだろうなぁ
月曜日[引用註:05/17]には間に合わせろよな
1次選考終了[引用註:05/09]から1週間もあったんだからな

93:2010/05/15 12:59
http://www.tainai-kentei.com/img/pass2.pdf
これおかしいー
アユたんのが無い(泣)
[引用註:実際にはこの投票対象25点のうちNo.21が一族作品だったと見られるわけである]

102:2010/05/16 08:41
http://www.tainai-kentei.com/yaranyan_vote/vote5.cgi
コブちゃんに投票したよ

103:2010/05/16 08:44
↑てか、全てに投票できたんだけど
同じキャラに連続投票はできないようだけど

109:2010/05/16 22:25
あぁ やらにゃんの投票
No.25のチューリップの新興宗教みたいなのいいなぁ
これに決まればいいのに。

頭がチューリップで、胴体の衣装はどう見ても、新興宗教の衣装だよね? 天使みたいな緑の羽まであるし…

111:2010/05/17 11:29
>>102
一回しか投票できないように設定しろよwww

114:2010/05/17 18:44
http://www.tainai-kentei.com/yaranyan_vote/vote5.cgi
No.22なんて、ただのネコのイラストだろwww
こんなのに投票すんなよ

129:2010/05/19 13:39
>109
やらにゃんキャラクターの投票、NO5[引用註:採用された井上ひさと作品]ってひこにゃんとかさくさくくんにやたら似てない?
ひこにゃん作者?
これ以上ひこにゃんもどきは増えてほしくない

133:2010/05/20 09:48
http://www.tainai-kentei.com/yaranyan_vote/vote5.cgi
投票やりなおし
はじめから設定しておけよ

153:2010/05/22 22:29
http://www.tainai-kentei.com/blog/
なんだかなー

154:2010/05/22 22:31
審査員の娘や親戚が応募したであろうと思われる案がいくつもあるからなー

156:2010/05/22 23:16
> 審査員の娘や親戚が応募したであろうと思われる案

それでか。
なんで選ばれたんだって思うのが、いっぱいあったな。
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滋賀県彦根市「ひこにゃん」の作者はもへろん(櫻井 瑛)だった(cf. 2015.06.03「やけに色のない夢を見る」)。そんなに似てるとは思いませんがねえ。

154以降の書き込みは決めつけに過ぎない、それだけでは。しかし、調べていくと、正鵠を射たものだったと思えてきます。実は、投票対象候補25点の中にただ1組、明らかに同一作者によるバリエーションと見られるものが入っていた(まあ、怪しい程度のものなら他にもありますけど)。

http://www.tainai-kentei.com/img/pass2.pdf

No.1
(女性:15歳:胎内市あかね町)
Yaranyancandidate1

No.2

Yaranyancandidate2


そう、第1次選考で応募総数358点→25点に絞り込まれたうち、この2点がいかにも特別な地位を与えられていた気がするわけ。「審査員の娘や親戚」説が俄然真実味を帯びてくる。

そしてNo.1は市民投票で2位以下に大差をつけて1位となったジモティ作品。(しかしweb投票では顔を出していない。)

さらに不可解なのが、No.2の方は市民投票の3位内にも入らなかったこと。ということは、No.1の186票に対し、54票以下だったことになる。

これらの問題に一気に解決をつけるのが;

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150:2010/05/22 09:01
http://www.tainai-kentei.com/yaranyan_vote/vote5.cgi
何で反転表示しないと、投票数が見れないようにしてるんだろう?
-----

という書き込みです。
危うく読み飛ばすところだったけど、投票ページをハイライトさせると投票数が現れてくるんですよ表情ひえ~。なんと今でも投票のクリックはできて表情ひえ~、投票数に反映されていく表情ひえ~。2019.03.20現在の表示数値は以下のとおり。

1位 138票
No.5

2位 136票
No.8

3位 123票
No.21

4位 118票
No.15

5位 74票
No.25

6位 71票
No.10

7位 41票
No.16

8位 29票
No.3

9位 26票
No.1

10位 24票
No.11

11位 21票
No.22

12位 16票
No.4

13位 15票
No.6

14位 14票
No.7

15位 11票
No.17
No.18
No.19

18位 10票
No.12
No.13
No.23
No.24

22位 9票
No.9
No.20

24位 8票
No.14

25位 6票
No.2

公表された1~3位の票数↓(cf. 前々回)と差がある(増えている)のは、事後にクリックした人がいたってことでしょうな。

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〔web投票:905票〕
1位 135票
No.5
(男性:52歳:横浜市)

2位 129票
No.8
(不明)

3位 116票
No.21
(女性:30歳:大阪市)
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そうか!!上記の書き込みには、「なんで反転表示すると投票数が見られるようにしてあるのだろう」という含意があったのか!!

でも、もっとすごいことも判明しますねえ。

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〔市民投票:733票〕
1位 186票
No.1
(女性:15歳:胎内市あかね町)

2位 83票
No.5
(男性:52歳:横浜市)

3位 55票
No.6
(男性:47歳:新潟県燕市)
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公表された市民投票結果でダントツトップのNo.1は、ここでは26票の9位。No.2なんて6票で最下位です表情ひえ~表情ひえ~
やっぱり、186票は異常値としか思えないんだよね。
No.2ではなくNo.1に集中させたのは、ご当地一番の有名人、板額御前推しでいく選択肢を外したということだろう。

ここでもう一度気になるのは、採用された井上作品のリデザインのこと。

Inoueyaranyanoriginal_1 → Inoueyaranyanfinal


「エンピツいらず」をアピールすることになった胎内検定を象徴するものとして描き足された[虫眼鏡]は、No.1に入っていたアイテムなんだよなあ!(因みに信貴作品と見られるNo.8では[双眼鏡]である目
やはりNo.1が特別な立場にあったと思われてならない。

公正でない選考が行われたのではないか、という疑いを補強する事象ばかりが浮かび上がってきた感じ。如何。

(続く)

 

2019年4月28日 (日)

【加筆編】やむにやまれぬやらにゃん?やるでば!(やらにゃん)その2

(承前)

この「やらにゃん」公募、いろいろと複雑な経緯を辿ったようである。Tポイントカードもポイントが2倍3倍たまりますってな感じ(Tは「ツッコミ」のTね)。

 

まずはこの問題から斬っていこう。

 

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(2010.05.19)

 

やらにゃん2次審査についてお詫びとお願い
5月9日の調査会で応募総数358作品の中から25作品を1次審査通過作品として選出しました。
この作品は胎内検定のトップページをご覧頂いたとおりで、すばらしい作品が集まりました。
さらに既にご案内の通り、2次審査の市民投票、WEB投票が始まっております。

と、ここまでは良かったのですが、両方ともに問題が発生いたしまして、現在、WEB投票の方は中止しております。
市民投票の方は投票方法を変更させていただき、再開させていただいておりますが、これに関しまして経緯を説明させていただきます。

まず市民投票ですが、極々一部の方ですが一人で何票も投票されていたという苦情を頂きました。
これも実行委員会はある程度は想定していたことですが、投票箱を無人にしない、常に人目のあるところに設置するということで解決できるものと思っておりました。

しかしながら、今回の事態になり、ご指摘を頂き、実行委員会の考えが浅はかなものであったことを痛感いたしました。

また、WEB投票につきましても似たような状況がありました。
システム上同一IPからの連続投票は出来ないようになっておりますが、ある条件を満たすと出来るようで、この盲点をついて同一IPによる投票が相次ぎました。
この改善には、かなり時間が掛かるとのことで、現時点でシステム改善は難しいようです。
サーバーにログが残っておりますので、この分の重複投票分を削除すれば、すむことかもしれませんが、一旦上がった票が下がるというのは、外から見て何か操作しているようでもありますし、なんとなく透明な審査ともいい難い感じがします。

いずれにしましても、上記のような問題が発生しまして、また、公平な投票ではないという意見を内外から頂きましたので、実行委員会としましても誠心誠意対応させて頂きました。

結論から言いますと、投票期間中ではありますが、まだ始まったばかりですので、投票方法を変更させて頂き、改めて投票をやり直すことにいたしました。

変更点は以下の通りです。

・市民投票とWEB投票ともに今後は記名制の投票とする。
・これにより完全1人1票とし、重複投票は無効とする。
・投票で頂いた個人情報は、重複投票のチェックとプレゼントの発送のみに使用する。
・変更前の投票については、重複投票が確認できないため、無効とする。
遠くから足を運んで投票して頂いた方には、大変申し訳ありませんでした。
・上記変更を市民投票は5月20日より、WEB投票はシステムが整い次第再開する。
・合わせて決定したやらにゃんに投票して頂いた方の中から、抽選で10名皆様にやらにゃんグッズをプレゼントする。
この発送に活用するため、投票用紙に住所・氏名・年齢・電話番号を記入してもらう。

以上。

上記のように6点変更させて頂くことをこの場をお借りして、ご了承頂きたくお願い申し上げます。

今回、胎内検定実行委員会の不手際で大変ご迷惑をおかけしましたこと、改めてお詫び申し上げますとともに、今回の投票方法の変更につきましても一人でも多くの方の意見を、投票結果に反映させるためとご理解を賜り、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

また、10月には本検定が控えておりますが、このようなことのないよう、一層精進してまいる所存でございますので、引き続き皆様のご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。

胎内検定実行委員会
事務局 荒井
-----

因みに投票開始4日目の記事です。

 

発覚後の対応を誠実真摯なものと見るか、グダグダなやり方と見るかは意見の分かれるところだろう。
いわば、公職選挙の不正が発覚した場合に開票作業を再度行うのか(某国の大統領選挙が思い出される)、あるいは投票/選挙の全体を無効として投票やり直し/出直し選挙を行うのか、どちらもあり得るだろという話で。

 

ツルの見解ですか?可もなく不可もなし、というより可もあり不可もあり、といったところ。
実地投票の部分については、重複投票をチェックするとなれば筆跡鑑定だのなんだのということになりかねず、現実的でない、真贋に不確実性が残る、∴全部無効とするという結論に至るしかないだろう。

 

しかし、web投票については「サーバーにログが残っております」ということであれば、そこから解析して重複投票を割り出すことはさほどの困難を伴わずにできたはずで、「重複投票分を削除すれば、すむこと」だったかもしれない(重複にかかる各投票を全て削除するのか、1票は残すのか、そこは選択の余地があるにせよ)。これにより大量の無効判定を出したのがゆるキャラグランプリです。
しかし本公募ではそうせず、ゼロからの再スタートを選んだ。その場合のメリットとしては、真贋に疑いを残さないという点だろう。デメリットは、真実公正な投票を行った者の意志が無になるところである。

でも、考えてみれば、改善策として打ち出された「記名制の投票とする」ことで「完全1人1票」が実現されるというのも大甘な話で、それで上記のメリットが約束されるものではない。
結局、誰が投票しているかなど、真実のところはどうやってもわかりはしない。投票者に報償を出す場合には(抽選で○名様に○円のQUOカード、なんてやつね)重複投票のリスクも高まる。そこは応募側でガイダーが親族から借名したりペンネームを乱発したりするのが当たり前のように行われているのと同じことです。射倖心ってそういうものでしょ。
そんな人間の「弱さ」への対応なんて、10年前も今もあまり変わってない気がする、ことご当地公募においては。

 

「一旦上がった票が下がるというのは、外から見て何か操作しているようでもありますし、なんとなく透明な審査ともいい難い感じ」というようなふわふわした問題ではないと思います。つまりは面倒な作業を避けたかったって辺りが真相じゃないのかな。

 

・・・おまけ。
愚blogでも過去に、一人二役、三役を演じて連続書き込みをかけてきた筋の悪い手合いがいたっけ。やんわりーとあてこすってさしあげましたが。ご興味おありでしたら【2015.01.14「Free Lancerの栄光と残照 一:無分別」】へのコメント欄をどうぞ。

 

(続く)

2019年4月27日 (土)

【加筆編】やむにやまれぬやらにゃん?やるでば!(やらにゃん)その1

(承前)

前回取り上げた新潟県胎内市の「やらにゃん」公募は2010年4~5月に募集されており(大伏線)、第1次選考を通過した25点を対象に、5月16日~6月6日に第2次選考の投票が実施され、5点が第3次の最終選考に進んだ。
かなり驚くべきことに、今もネット上に投票チラシやweb投票プラットフォームがひっそりと残る。

http://www.tainai-kentei.com/img/pass2.pdf
http://www.tainai-kentei.com/yaranyan_vote/vote5.cgi

公表された投票結果は次のとおり。

〔市民投票:733票〕
1位 186票
No.1
(女性:15歳:胎内市あかね町)
Yaranyancandidate1

2位 83票
No.5
(男性:52歳:横浜市)
Inoueyaranyanoriginal_1
3位 55票
No.6
(男性:47歳:新潟県燕市)
_shigi_yaranyancandidate6

〔web投票:905票〕
1位 135票
No.5
(男性:52歳:横浜市)
Inoueyaranyanoriginal_1
2位 129票
No.8
(不明)
Yaranyancandidate8
3位 116票
No.21
(女性:30歳:大阪市)
やらにゃん候補
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(2010.06.11 胎内検定Blog 抜粋)

最終審査に進む作品は、市民・WEB投票の上位3作品ずつですが、重複しても繰り上げはしないというルールですので、以上5作品が、13日の最終審査に進みます。
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実地の市民投票では票差が大きくついたのに比べ、web投票の方は結構接戦だったんですねえ。
No.6は作風と居住地からして信貴正明/美和作品で間違いないだろう。
No.8が[弓]をつがえているのは、源平期のご当地の女武将で弓の名手、「巴板額」と武勇を謳われた[板額(はんがく)御前]を表したもの。

すっっごく不思議なのは、市民投票において大差で1位となったジモティ作品のNo.1がweb投票では3位内にも入らなかったこと(大伏線2)。異常値ですよねこれ。上記Blog記事には「中条地区では圧倒的得票を集め」と出ていた。ご当地は平成大合併で北蒲原郡の中条町(なかじょうまち)と黒川村が(それなりのすったもんだを経て)2005年9月に新設合併したところ。あかね町はむろん中条町側。何の機巧絡繰もなかったと考える方が無理な気がする・・・。

結局、採用されたのはこれです。

新潟県胎内市
胎内検定実行委員会
胎内検定マスコット
胎内市観光大使
やらにゃん(投票候補 No.5)
井上ひさと(52歳:神奈川県横浜市)
そう、この前年の2009年、金太郎キャラ公募で割りを食った(いや、むしろ逆に漁夫の利を貪ったのかな?)あの元サンリオデザイナー「井上ひさと.」が作者である(cf. 2013.01.06「金太郎出世譚」)。

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(2010.06.11 胎内検定Blog 抜粋)

かわいらしい顔と耳に被った[矢印]型の[帽子]が特徴の[猫]です。
矢印は「胎内をもっと知ろう!」という上向きのベクトルを表しています。
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(Wikipedia 抜粋)

名前の「にゃん」の響きから[ネコ]のキャラクターであり、耳にかぶっている矢印型(↑)の帽子と額の「や」の字が特徴。[矢印]は胎内検定と胎内市の進むベクトルで、[や]の字は、胎内弁の誘う・促す意味の「やらにゃん」の「や」とやる気の意味の「やるでば」の「や」の二つの意味がある。
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なお、「生年月日」は「平成17年9月1日」とされているけれども、これはややmisleadingで、実際には上述の合併の効力発生日であるに過ぎず、キャラクター公募プロセスとは関係がない。

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(2010.06.14 胎内検定Blog 抜粋)

当初このキャラは[鉛筆]を持っていましたが、体験型の胎内検定は「エンピツいらず」のキャッチフレーズで行こう!ということになり、2次審査終了後に急遽、井上さんが[虫眼鏡]にかえて作り直してくれました。
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Inoueyaranyanfinal
このバージョンでは眉が描き加えられてややパンチの効いた顔つきになっているけれど、「眉つき」がスタンダードになったわけではないようです。
えっと、「エンピツいらず」とは、体験型のイベント形式とし、五感を働かせて参加する(よってご当地グルメの味覚つき!)ということを意味している。

しかし語るに落ちたり。最終決定する6月13日の第3次選考より前に、デザイン補整をかけたというわけですね?ね?ね?
では聞くけど、それは真に公正なやり方で行われたんですか?例えば、最終候補5点全てに同様の依頼をしたとかさ(大伏線3)。

募集要項には;

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また胎内検定のコンセプトに即して、募集も「誰でも参加できる」WEBと胎内市内での公募とし、選考は参加したい方は誰でも気に入ったキャラクターを選べる方法を採用しました。WEB投票と市民投票を行い、その後公開審査で決定するという透明度の高い公募で行います。
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なんて書いてあるけど、それはまやかしではないのか。この問題はまたじっくり考えてみよう。

このキャラクター、現在管理しているのは一般社団法人 胎内市観光協会のようですが、ありがちな話でファミリー化している。

やらにゃん(10歳)
父:やるぞう(43歳)
母:やるよ(31歳)
祖父:やるへい(60歳代)
祖母:やるちよ(60歳代)
弟:やるすけ(7~9歳)
妹:やるみ(5~7歳)

3世代、子どもは3人のほぼフルセット家族モデル。
うーん、何のために表情考え中。弟妹の年齢がいまいち不詳だというのも変な話で表情嬉しい汗

(続く)

2019年4月20日 (土)

もはや盡きせぬ無明の闇キャラ(その28:やらにゃん候補)

(承前)

 

にいがた元気プロジェクトキャラ(KOUME案)

 

先日の【PNまつり 第22弾】で「にいがた元気プロジェクト」キャラクター次点 by KOUME↑を発見した時、前々からの疑問が一つ氷解したと感じた。

 

新潟県胎内市
胎内検定実行委員会
胎内検定マスコット
(最終審査作品)やらにゃん
「大阪市在住の30歳女性」
やらにゃん候補

 

これが塩キャラ認定できるか否かという話で。約10年前の2010年6月、最終審査に進んだ作品です。

 

この存在には本Seriesを書き始めて間もない頃から気がついていて、でも塩キャラ判定するにはいまいち自信が持てなくて、∴「無明の闇」Subseriesにも出しかねていて、そのうち忘却の淵に沈んだ。
だから、昨年8月になってこれ↓を取り上げた時にも相似に気づかなかったんです

 

【その218】
大阪府門真市
イメージキャラクター
(優秀賞)ガラスケ
塩崎ともよ
ガラスケ(ともよ案)

 

一族作品中唯一の「ともよ」名義。ううう、よく見りゃほっぺたの表現も一緒やん、抜かったぜ

 

で、今回、チューリップ頭をにいがた元気プロジェクト公募で見かけて、あっと思い出した次第。3作品が一気につながった。

 

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[チューリップ]の[帽子]をかぶった[猫]のキャラクターです。
しっぽの先には「やらにゃん?」と語りかける[?]がついております。
-----

 

昔はツルも「大阪市の30歳女性つっても歩美とは限らないじゃん」なんて思ってたんですよ、慎重かつ純粋にして。それに、チューリップの描き方なんて大概こんなもんだろ、だし。

 

Wikipediaにはこんなことが出ている。

 

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やらにゃんは、新潟県胎内市のご当地検定である胎内検定をPRするマスコット。
民間の有志の団体である胎内検定実行委員会が、ご当地検定の実施に際し地域資源の掘り起こしを行うために結成した胎内市の調査隊「胎検!やらにゃん隊」の名前を取って、名前先行型のデザイン公募を行った。
-----

 

あー、一時各地で流行りましたよねえ、ご当地検定。そこから始まったんだ。胎内市では今でもがんばって続けているようです。

 

「やらにゃん」とは、「やらないの?やるんでしょ?」という、相手を促すご当地言葉なる由。これに対応する合言葉は「やるでば」。「やろう」「やるってば」「やるっきゃないでしょ!」「やらいでか!」的な意味の。「山!」「川!」みたいなもんでしょう。ツルは次の言葉を思い出しました。

 

【2018.08.28「海の幸、山の幸: Mission #2」】
青森県三戸郡階上町
はしかみ ハマの駅 あるでぃ〜ば
ロゴ
あるでぃ〜ば

 

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(2018.04.11 河北新報 抜粋)

 

公募で決まった名称は方言の「あるでば」から取られ、「ここに来れば浜のものがあるでしょう」などの意味が込められている。
-----

 

つまりは採用作品も次点群も「やらにゃん」だった次第。ネコキャラになることも生まれる前からの宿命であったと言える。

 

で、上掲の塩キャラ3点を絡め合わせて考えると、全体の姿が違って見えてくるように思う。
「やらにゃん」は2010年5〜6月投票。「ガラスケ」は2012年5〜6月投票。「にいがた元気プロジェクト」キャラクターは(投票は行われず)2018年12月発表。決して制作時期が接近しているわけではないんです。そのことは何を意味するか。

 

古いアイテムを持ち出してきたわけでしょ?ぶっちゃけネタ切れ。一族の制作意欲の低下あるいは創作力の枯渇とやはり思えるんですが。
穿った見方でしょうか。でも、それを自覚しているからこそ、直近の「にいがた元気プロジェクト」では「KOUME」なるペンネームを繰り出してきたのではないの?「やらにゃん」とは同じ県内だし。そういうところばかり小器用に巧みなあたりがまた一族の特徴だとは言えるだろうけれども。

2019年4月14日 (日)

【おまけ編】主食にしてこってり個性的(にいがた元気プロジェクトキャラ・米ケル&米ケルJr.・まゆまろ)

(承前)

 

にいがた元気プロジェクトキャラクター入賞作品の中で一際異彩を放つのは次のものである。

 

新潟県
にいがた元気プロジェクト
キャラクター
(審査員特別賞)
関東ちひろ
にいがた元気プロジェクトキャラ(関東案

 

無表情どころか顔(と人格)のないCharacterぶっとんでる・・・
これ↓から顔と手(と虚飾)をもぎ取った状態。(いや、描きかけっちゅうことかしら

 

青森県北津軽郡中泊町
イメージキャラクター
米ケル(マイケル)
米ケルJr.
中泊町立小泊中学校教員チーム
米ケル 米ケルJr.

 

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[お米]のパワーで元気いっぱい!
まわしの上には特産の[トマト]。
後ろに稲穂をつけて町をPR!
やさしくて力もち、頼りになる!
特技は[相撲]とダンス!
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かわいい顔で人気の米ケルJr.。
なんと米ケルの子どもです。
特技はもちろん[相撲]とダンス!
お父さんを目標に稽古の毎日。
ダンスはお父さんより上手かも?
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うーん、生のトマトはご飯のおかずにゃならんと思うが、そんなことはおいといて。ご当地で「イカりん」by 里見節子と同時に制定されたキャラである(cf. 2017.08.26「Cutting Edgeなとんがりキャラ」)。正確には、2014年7月頃にデザインが決まった時にはイカりんと米ケルの2点のみで、その後愛称を町内の小中学校から募集し、同年のクリスマスに決定した際に米ケルJr.を追加したもの。相撲推しなのは、現役力士の阿武咲/おうのしょう(本名 打越奎也:今年の三月場所時点で前頭五枚目)がご当地出身だからです。

 

触れられてないけど、ちょんまげ代わり(?)に頭についている[町章]はこれである。

 

【2016.06.03「丸ブー黄金時代」】
青森県北津軽郡中泊町
町章
工藤和久
〔2005年3月頃決定〕
中泊町章

 

大体において、[お米]を前面に打ち出したキャラクターというものは不思議な風貌が多いように思う。よく言えば個性的だけど。

 

【2017.03.18「反米論・防共論」】
公明党
青年委員会イメージキャラクター → 党イメージキャラクター
コメ助
〔2012年9月制定〕
コメ助1

 

リデザインされてかわいらしくなる前の当初版の姿です。

 

【2017.06.05「三河豊川おきつね騒動」】
愛知県豊川市
穂の国青年会議所
豊川いなり寿司 イメージキャラクター
いなりん
一里塚 文
〔2009年11月お披露目〕
いなりん

 

これは「前面に打ち出した」ではなく「背面に押し出した」ですがね

 

しまいにゃこんなものまで米粒に見えてきた。

 

京都府
第26回国民文化祭・京都2011 マスコットキャラクター・PR隊長 → 京都府広報監
まゆまろ
平井清宏(東京都新宿区:会社員)
まゆまろ

 

本当は[繭]。2009年に応募総数2,393点の中から選ばれたもので、「推定2000歳」と設定されている。

 

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(2009.07.27 京都新聞 抜粋)

 

〔前略〕

 

[繭]や[着物]は、京都の地場産業である西陣織や丹後ちりめんを表現している。
応募作品には鼻と口を模して「大」と描いていたが消すなど、実行委が若干の修正を加えた。

 

〔後略〕
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よく見るとうっすらシャドウがかけられていて、ご当地キャラでそんなのって初めて見た気がする。大文字バージョンも探し回ってみたけど見つかりませんでした。ちっ。

 

さすがは京の着倒れ、衣装持ちのキャラでっせー。

 

まゆまろ2

 

まゆまろ4 まゆまろ3

 

時には洋装も。

 

まゆまろ5 まゆまろ6

 

[草履]にはこだわりがあって、これだけはなかなか履き替えられまへんが。

 

社会活動にも関心を寄せております。

 

Hiraimayumalo7pinkribbon

 

 

以上、お米って日本人に一番親しいものであるだけに(日本人だけじゃねーか)、変化球に走っちゃうんですかね(まあ、何の変哲もないテンプレキャラよりなんぼかマシとは思うけれど)。それとも、うーん、ツルの興味関心がこういう方向にばかり行きがちってことっすかね。

2019年4月13日 (土)

<img src="http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/spade.gif"><img src="http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart.gif">さよなら平成スペシャル企画<img src="http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/club.gif">【特別編】おさらばさらば!PNまつり!! 第22弾(にいがた元気プロジェクトキャラ)

(承前)

 

このところ、ご当地キャラの注目度は地の底に落ちたし、塩崎一族の活動は低調だし、ネット上のセキュリティはどんどん強化されてるし、niftyのサービスもメジャーなリニューアルがかかったしで、ほんとに今度こそ本Series「もうやめようよ、ご当地キャラとか。」も潮時だなあと考えることが多くなってまして。
ひょんなことからこのネタを書き始めたのが2012年10月だから、まあ6年半も経つし、やり切った感もあるしで(ご当地公募界が何も変わってないのもまた事実だけど)。

 

考えてみると、本Seriesが記載対象とした期間というのは、概ね、2005年前後の平成大合併の頃を起点として(そこは結果的にそうなっただけではあるが)、その後2011年の東日本大震災を経た15年間程度である。
この15年間は、今後日本社会が人口減と超高齢化に(ついでに言えば、地球レベルでは気候変動に)真正面から向き合わざるを得なくなることを、徐々に、しかし確実に、認識するようになってきた期間と捉えることもできると思う。(今年のお正月、「亥年生まれで一番多いのは今年72歳になる年齢層」とメディアが報じたのは、ツルには衝撃的だった。)

 

それは、「平成」がその後半になって本性を現してきた時期であると、後世からは見られるのかもしれません。

 

今後、地方行政(もしくは地域活性化)のあり方も、先行事例を追いかけるばかりでは、結局パイの食い合いで疲弊していくだけだろう(新元号下でもまた地方自治体の大合併は遅かれ早かれ避けられないと思うが)。ツルには、牧歌的なゆるキャラだの20世紀的未来志向のロゴマークだのがそこに役立つとは思えず、むしろ有害なのではないかとさえ考えたりもする・・・。

 

で、従来の「ご当地ネタ」の訴求力の低下はそのまま、それらに対して批判的な愚blogの存在価値の減少にもつながると思うわけです、客観的に見て。
このことは、もう2年ほど前から意識していた。新しい発見など、もうない。平成の終りとともにご臨終でしょうね、さすがに。

 

前置きが長くなりました。

 

そんな中、まさかこのいまわの際に及んで【PNまつり】を書くことになるとは、露ほども思っていなかったんですが・・・。2018.03.24の【第21弾】から実に1年空きました。2018年12月の発表です↓。

 

新潟県
にいがた元気プロジェクト
キャラクター
(優秀賞)
KOUME
にいがた元気プロジェクトキャラ(KOUME案)

 

新潟県の[地図]に[プロジェクト名]入りの[鉢巻き]、そして極めつけは[チューリップ]頭。この花のカタチは確かにどこかで、いやいろんなキャラで見たことがあるよねえ(大伏線)。
塩キャラ判定する上においては、やや微妙なところもありますな。しかし、鼻の位置が向かって左にごくわずかにずれるのも塩キャラにしばしば見られる伝統の小技であることを指摘しておきたい(右に、というものはありません、ツルの知る限り)。

 

それに受賞コメントがこれもんですもん↓。

 

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この度は誠にありがとうございました。
この受賞は今後の制作活動の励みになります。
本当にありがとうございました。
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うへぇ。何やらどんどん手抜き感が強まってきた気配。

 

【2013.08.24「PNまつり 第4弾」】
神奈川県海老名市
イメージキャラクター
えび〜にゃ
LaLa(大阪市)
〔2011年1月発表〕
えび〜にゃ

 

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この度は私の作品を採用して下さりまして誠にありがとうございます。「えび〜にゃ」が海老名市民の皆様に末永く愛されるキャラクターになりますよう心から願っております。この受賞を機に今後も頑張りたいと思っております。本当にありがとうございました。
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【その123】
長野県
甲信エコチル調査運営協議会 信州部会(エコチル信州)
シンボルキャラクター
エコぴよ
佐藤秀子(大阪市)
〔2012年1月デザイン発表〕
エコぴよ

 

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この度は私の作品を最優秀賞にお選び下さりまして誠にありがとうございます。心から嬉しく思っております。この受賞を機に今後も制作活動に励みたいと思っております。子どもの健康と環境に関して関心を持たれた方がひとりでもおおくエコチル調査に参加して頂きたいと思っております。その広報活動として私のキャラクターが活躍し、みなさまに親しみをもって頂けるキャラクターになるようにと、心から祈っております。本当にありがとうございました。
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【2015.12.30「無明の闇(その10)」】
茨城県水戸市
学校法人常磐大学
TOKIWAマスコットキャラクター
ときわんこ
福添あゆみ
〔2012年7月決定〕
ときわんこ1

 

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インターネット上でキャラクターを募集していることを知り、応募しました。常磐大学の広報活動に役立ち、幅広く情報を発信できる存在にしたいと思い、できるだけシンプルにデザインをまとめました。皆さんに親しんでもらえるキャラクターになることを願っています。この受賞をきっかけにさまざまなキャラクター制作に励みたいと思っています。
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【その197】
新潟県
新潟版図柄入りナンバープレート 長岡ナンバー
福添歩美
〔2017年11月決定〕
長岡ナンバープレート

 

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最優秀賞の連絡を頂き、喜びと驚きでいっぱいでした。この受賞を機に益々デザイン制作に励みたいと思います。
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いやだからもう十分受賞したし、十分励んだろって(笑)。

 

無感動はしかし、本公募では塩崎一族だけではなかったらしい。

 

(最優秀賞)
下鳥 響(新潟コンピュータ専門学校ゲームクリエーター科キャラクターイラストコース1年)

 

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自分が作ったキャラクターが選ばれて大変光栄です。
たくさんの方に愛されるキャラクターになってくれればと思っております。
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デザイン発表時、「オフィシャルキャラクターとしての発表は後日行います」とされており、そのためかまだ愛称はついていないようです。

 

(優秀賞)
池田克也

 

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この度は優秀賞をいただきまして誠に有り難うございます。
大変光栄なことで喜んでおります。
今後、にいがた元気プロジェクトが浸透していく様、願っています。
有難うございました。
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KOUME

 

(審査員特別賞)
関東ちひろ

 

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賞を頂けて大変嬉しく思います。この度はありがとうございました。
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どうしてこうも熱を帯びてない言葉ばかり並んだのだろう?・・・

 

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新潟県内には、まだまだ知られていない活動や取組みをしている団体や企業がたくさんあります。
そんな情報が広がることで、新潟はもっと元気になれるはず!
にいがた元気プロジェクトは、みんなの“元気=活動や取り組み”を発信します!!
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こんなふわっとした活動紹介されても、キャラクターのイメージが湧くかいっちゅうこってすかねえ?

2019年4月 8日 (月)

【加筆編】前期高齢者とて執着(長野植樹祭・東京育樹祭・森ずきんちゃん・愛知植樹祭)

(承前)

 

植樹祭/育樹祭フィールドでは、もう1人スペシャリスト的強力ガイダーが存在する。愚blogではあまり取り上げたことがなかったけれど、盛 秀雄で御座居ます。

 

長野県
第67回全国植樹祭 シンボルマーク
盛(もり) 秀雄(青森市)
〔2016年開催〕
長野植樹祭

 

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長野県の[N]の文字をモチーフに、「信濃の山々」と、そこに生息する県の鳥[ライチョウ]と「[森]の文字」を組み合わせて表現しました。「信濃から 未来へつなぐ 森づくり」を発 信する県民の姿をイメージし、シンボルマーク化しました。
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青森でも使えるし、兵庫県三木市あたりでもいけそうな

 

〔大会テーマ〕(cf. 前回)
「ひと ゆめ みどり
 信濃から 未来へつなぐ 森づくり」
池永一広
兵藤怜美

 

〔ポスター原画〕
中村実紘(みひろ)(長野県高遠高等学校2年)

 

その翌々年には。

 

東京都
第42回全国育樹祭 シンボルマーク
盛(もり) 秀雄(青森市)
〔2018年開催〕
東京育樹祭

 

3点セットのうち、シンボルマークは都民から意見募集もしたらしい。まるで知らんかったけど。(ついでに言うと、テーマとシンボルマークは2016.04.11〜05.31の募集だったところ、〜06.10まで延長されている。盛り上がりに欠けたのは間違いなさげ。)

 

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(講評)
[スコップ]や[苗木]を持っている[切り株]と[葉]のキャラクターが、デザイン全体で森林の循環を上手に表現している。[TOKYO]の文字と色が、葉脈に溶け込むような形でさりげなく入っており、都で開催する育樹祭のシンボルとしてふさわしい作品である。
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(優秀賞)
当具かおる(三重県名張市)
三巻保征(新潟県三条市)
工藤和久(青森県弘前市)

 

(佳作)
池田克也(埼玉県狭山市)
梅村元彦(愛知県春日井市)
古室英恵(東京都立つばさ総合高等学校1年)
小野由理(東京都立荒川商業高等学校2年)
吉野遥香(東京都立工芸高等学校3年)

 

当具 薫も傘寿に近い御歳のはず(cf. 2018.08.14「おどま勧進 かーんじん あん人たちゃ よか衆」)。性別不明。

 

〔大会テーマ〕
(最優秀賞)
「育樹から 木のある暮らし つないでく」
羽渕敏伸(東京都渋谷区)

 

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(講評)
樹を育てることによって、木のある暮らしが守られ、さらに育樹につながっていくことを表現している。私たちの日常の生活が森林循環の一翼を担い、森林を守ることにつながっていくというメッセージとなっており、都にふさわしいテーマである。
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(優秀賞)
「樹を育て 活かして築く 森・未来」
和田 勉(つとむ)(宮崎市)
「都市(まち)つくる 未来をひらく 森づくり」
福島 進(埼玉県本庄市)
「100年後 みつめて育てる 樹のみどり」
夏田信身(大阪府堺市)

 

(佳作)
「子供らへ 未来に育め 希望の樹」
田久保茂和(福岡市)
「回れ回れ森林サイクル 植えて育てて使って植える」
西村 嘉浩(神奈川県相模原市)
「みどりの恵みに感謝して 植えよう!育てよう!引き継ごう!」
吉岡敏郎(東京都豊島区)
「たいせつな 樹に ありがとうの 水あげよう」
山野大輔(大阪府堺市)
「東京発 はぐくむ緑 のびゆく未来」
池田克也(埼玉県狭山市)

 

そう、池田はダブル入賞している。

 

〔ポスター原画〕
鎌仲思実(ことみ)(東京都練馬区立開進第三中学校2年)

 

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(講評)
明るい作風で仕上げられており、ポスターにした時の華やかさやインパクトを感じる。子どもらしい雰囲気の中でも、しっかりと育樹が表現されており、未来に向かっていく距離感なども上手に組み込んでいる。大会テーマとの相性もよく、ポスター原画としてふさわしい。
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どれもこれも「ふさわしい」でまとめちゃった。でも東京開催ってこと自体、育樹祭には似つかわしくないイメージやね。

 

そしてさらにその次の年、つまり今年の6月にはこれが活躍するんであろう。

 

愛知県
第70回全国植樹祭 マスコットキャラクター
森ずきんちゃん
盛(もり) 秀雄(青森市)
〔2019年開催予定〕
森ずきんちゃん

 

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・愛知県の[A]の字をモチーフに、愛知県の森に住む、[葉っぱ]を巻いた元気な女の子をイメージし、キャラクター化しました。
・手には、[苗]と[シャベル]を持たせ、大会テーマの「木に託す もり・まち・人の あす・未来」を強調し、表現しました。
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すごいでしょ、[スコップ/シャベル]と[双葉]のバリエーション。発想は東京の丸パクり、じゃなかった完コピ。[aichi]も入ってるし。

 

「大会テーマ・シンボルマーク・ポスター原画専門委員会を設置し、審査を行い決定」したとされているのに、結局「マスコットキャラクター」を制定することとなった。そこは次点も同じ

 

(優秀賞)
トノとカブのすけ
陣条和榮(兵庫県神戸市)
モーリー
落合智江(愛知県名古屋市)
あいばくん
斉藤あむ(東京都目黒区)
愛知植樹祭(優秀賞)

 

有象無象の次点までいちいち取り上げていたらきりがないけど、落合作品なんてただの塩真似です。きっと、シンボルマーク類のキャラクター化という潮流の中で捉えりゃいいんでしょうが、それにしてもなあ。

 

〔大会テーマ〕
「木に託す もり・まち・人の あす・未来」
大井田雄策(東京都大田区)

 

(優秀賞)
「緑で築く、未来の森林(もり)と都市(まち)づくり」
齋藤慶寛(東京都文京区)
「きらめく緑 人・未来」
金田則子(群馬県高崎市)
「響きあう まちと森 活かしあう 人ともの」
濱田典佳(富山県黒部市)

 

〔ポスター原画〕
「ぼくの木」
齋藤悠大(愛知県西尾市立津平小学校2年)

 

このところ、盛の年齢は公表されていない(それは一般的な傾向でもあろうけれども)。しかし2014年3月に京都市が発表した「地域コミュニティ活性化ロゴマーク」の佳作に入った際には59歳とされており(cf. 2018.02.20「未来へと噴き出す血潮:上」)、そこを基準にすれば現在64/65歳ということになる。
原則、「前期高齢者」は65歳〜74歳、「後期高齢者」は75歳〜を指すとされているので、前者にさしかかったところです。ついでに言うと、前回触れた「団塊の世代」つまり1947〜1949年生まれも現在まだ前者に該当してまス。

 

//

 

全国植樹祭と全国育樹祭は、各都道府県と公益社団法人 国土緑化推進機構とが主催している。ということは、同機構はこうした公募の実態を当然知っていることになる。もちろん各都道府県だって、「先催県」「先進事例」についての情報収集にはおさおさ怠りないわけ。
「他所のことだから無関心でしょ」では全くない。逆に「前例に倣っておけば無難でしょ」という態度しか見えてこない。そこが、「こんな公募など意味レスだ」と考える由縁です。

 

ああ、全てが、がんじがらめに絡め取られている気がする・・・

2019年4月 7日 (日)

【加筆編】団塊の世代の執念

(承前)

 

およそ全国植樹祭や全国育樹祭がらみの公募というものは、「大会テーマ」、「シンボルマーク」、「ポスター原画」の3点セットで行われるらしい(ポスターは基本的に児童・生徒による地域コンクールに相乗りする形。シンボルマークは往々にして愛称がつけられ「キャラクター」に変じたりもする)。
だから、来秋行われるこの育樹祭も既に「大会テーマ」は決まってるんですが、調べてみるとこれがまた凄かった。

 

北海道
第44回全国育樹祭 大会テーマ
「つなごう未来へ この木 この森 この緑」
池永一広(大阪府高槻市)
〔2020年開催予定〕

 

(優秀賞)
「「木育」が 育む森と 豊かなココロ」
堀 卓(たく)(福島県いわき市)
「育てよう 豊かな大地に 希望の樹」
村岡孝司(たかし)(兵庫県丹波市)
「樹に触れて 心に芽吹く 希望の木」
大坂梨湖(りこ)(北海道帯広市)

 

池永の名には見覚えがある(村岡一族にももとより斬って捨てた記憶はあるけれど;cf. 2015.04.21「十年に一度の逢瀬:6」)。

 

【2013.12.23「光輝く夢と未来へ:2」】
千葉県市原市
市制施行50周年 記念キャッチフレーズ
「未来へ向けて 夢発信 いちはら」
池永一広
〔2012年9月再選考〕

 

【2016.09.27「法三条 ――盗ル勿レ 騙ル勿レ 偽ル勿レ―― 三ノ巻」】
大分県杵築市
新杵築市誕生10周年 キャッチフレーズ
(優秀作品)「きつき10周年 和と輪でつなぐ 夢未来」
池永一広
〔2014年12月決定〕

 

ううううーー、Shit!!
ところがそれどころじゃないんですねえ。

 

今秋の育樹祭でも!

 

沖縄県
第43回全国育樹祭 大会テーマ
(佳作)「育てよう 大地の緑 地球の未来」
池永一広(大阪府:コピーライター)
〔2019年開催予定〕

 

育樹祭だけじゃなく植樹祭も!

 

長野県
第67回全国植樹祭 大会テーマ
「ひと ゆめ みどり
 信濃から 未来へつなぐ 森づくり」
池永一広(大阪府高槻市)
兵藤怜美(さとみ)(千葉県茂原市)
〔2016年開催〕

 

最優秀作品2点を組み合わせちゃったという珍品っす(つまり、真に「最優秀」に推すに足るものがなかったからだと理解)。残念ながら各原案は公表されてないけど、「未来」の語が池永案由来だったことは間違いないと思う。

 

開催2年前、2014年6月に決定されて11月に発表されている(つまり、組み合わせるのにそれだけ手間暇がかかったからだと理解)。
表彰式に登場した池永は、車椅子姿だった・・・。兵藤も、妙齢の女性かと思いきや白髪頭の男性。

 

森づくりだけじゃなく海づくりも!

 

高知県
第38回全国豊かな海づくり大会 高知家大会 大会テーマ
「森・川・海 かがやく未来へ 水の旅」
池永一広(67歳:大阪府高槻市)
〔2018年開催〕

 

募集が2016年12月〜2017年2月で発表は2017年3月。とゆーことは2019年4月の現時点では69/70歳ということになって、団塊の世代ってことですよね?
調べてみると、「団塊の世代」なる言葉には一応の定義があり、「1947〜1949年生まれ」とされている。つまり現時点69〜72歳ってことでドンピシャリ。この言葉を生んだ堺屋太一も先ほど亡くなりました(1935.07.13〜2019.02.08:作家:元通商産業省官僚:元経済企画庁長官)。四十九日が済んだばかり。

 

スポーツだって!

 

三重県
第76回国民体育大会「三重とこわか国体」 スローガン
「ときめいて人 かがやいて未来」
池永一広(大阪府高槻市:コピーライター)
〔2021年開催予定〕

 

開催の6年も前の2015年に公募されたという。ビリビリきます。マスコットキャラクター(「とこまる」by 渡辺光仰)については【2017.03.10「必殺!海老固め」】をご参照あれかし。

 

何でもござれの八面六臂、とんでもなく大車輪の活躍ぶり。つまりはコトバ界の常連テンプレガイダーということですな(「コピーライター」というよりも)。ボケ防止どころではない、生きるMotivationにすらなっている様子である。
・・・・・・でもぶっちゃけ、心に残るフレーズは何もない(苦)。全てに「未来」が使われているけれども、そんな安売りに真の未来など、ない。「ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つ」の金言は、池永に当てはまるものではないだろう(cf.【その21】)。

 

今回あれこれ調べる中で、いかにもプロのコピーライターらしい作品としてツルの心に刻まれたものは;

 

京都府
第40回全国育樹祭 大会テーマ
(佳作)「森林は ゆっくり未来に なっていく」
新免ヒロキ(38歳:大阪府:コピーライター)
〔2016年開催〕

 

ぐらいしかありませんでした。(これにも「未来」の一語が入っているけど、ツルの耳には全く違う響きに聞こえる、この「未来」は形あるものとして。)

 

こうした持ち回り系イベントにまつわるあれこれを、愚blogでは「ご当地公募」ネタとして扱ってきたわけですが、地域性や個別性を取り込んだ作品はほとんどない、まるでお約束のように。ミスユニバースのベネズエラ代表もスウェーデン代表も日本代表もシェラレオネ代表もみんな同じ顔になっている、みたいな(わかりにくいたとえかしら)。
こうした回り持ち行事の唯一無二性というか一期一会性というか、そうしたものはどのように実現/表現されるのですかね。

 

そしてやはり、公募というものは(学校の課題で出されたような場合は一応別としても)既に価値を失っているのではないかと思う。それが「ご当地公募」の範疇に属するものである限り。

2019年4月 6日 (土)

【加筆編】高齢ガイダーの一徹(山形育樹祭・京都育樹祭・がじゅ丸・北海道育樹祭・農山漁村の宝)

(承前)

 

世間は新元号発表で誠に喧しいことですが(「かまびすしい」と読んでね)、愚blogは構わず独自の路線を歩ませていただきます。

 

前回触れたこれ↓に関連して、一ネタ。

 

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大道はこの2年前、中学1年の時にも、同会の同じ募集で佳作に入賞していた。若きコンテスト荒らしなんでしょう。
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もっとも、本公募のシンボルマーク部門で優秀賞に入った松岡英男がこのところ、ツルが確認し得た限りでも次のように矍鑠たる、もとい赫々たる成果を挙げているのに比べるとまだまだ青いです

 

山形県
第38回全国育樹祭 シンボルマーク
松岡英男(74歳:山形市)
〔2014年開催〕
山形育樹祭

 

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(講評)
もみじのような、かわいらしい子どもの[手]の形をしたキャラクターがほのぼのとした雰囲気を醸し出しています。まわりに散りばめられた[鳥]や[花]、[葉っぱ]の形もやわらかく、緑を大切にする気持ちを親しみやすく表現しています。
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京都府
第40回全国育樹祭 シンボルマーク
(優秀賞)
松岡英男(76歳:山形県:デザイナー)
〔2016年開催〕
京都育樹祭(松岡案)

 

[北山杉]がモチーフなんだろう。しかし突拍子もないツートンカラーの2人の人物は一体いかなることなりや。

 

沖縄県
第43回全国育樹祭 シンボルマーク → マスコットキャラクター
がじゅ丸
松岡英男(山形県:グラフィックデザイナー)
〔2019年開催予定〕
沖縄育樹祭

 

「[ガジュマル]をモチーフに沖縄らしさと植物への愛しさを彷彿させる作品でした」と評されている。確かにガジュマルの樹らしい感じは(なんとなく)出ている。でも沖縄のキャラ/シンボルマークでガジュマルを使ったものなんてたっくさんある気もする・・・ww。さもなくばキジムナーかシーサーね。(発表後に愛称がつけられ、扱いも「キャラクター」に変わっているが、詳細は不明。)

 

北海道
第44回全国育樹祭 シンボルマーク
(優秀賞)
松岡英男(山形市)
〔2020年開催予定〕
北海道育樹祭(松岡案)

 

ううう、そこはかとなく山形版と類似感。しかしこれを手のひらと解釈してはいけない。やすひさセンセに;

 

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手の指4本の表現は禁物
身体のご不自由な方への差別を連想する。
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って叱られちゃいますよ(cf. 2019.01.02「正月から、ちょっとしたホラー。」)。

 

以上、全国育樹祭荒らし。

 

松岡はさらに、2002年に地元山形県で開かれた第53回全国植樹祭のシンボルマークにも採用されていたらしい。泣く子も黙る武蔵野美術大学をお出になってるそうです。
井口やすひさや駒井 瞭や、後出の重田やら梅村やら、他の高齢ガイダーに比べ何かのテンプレートに頼ることもなくコンスタントに応募し入賞し続けているのは立派。

 

でもねー、やっぱり「ご当地公募でボケ防止」的な志の低さは感じてしまう。だってさあ、試しに直近5年の推移をさらってみるとさあ。

 

京都府
第40回全国育樹祭 シンボルマーク
〔2016年開催〕

(最優秀賞)
丹羽凛花(17歳:愛知県:学生)

(優秀賞)
重田 修(70歳:神奈川県:会社員)(cf. 2019.03.10「永遠の京風テンプレ」)
松岡英男

(佳作)
梅村元彦(74歳:愛知県:デザイナー)
石井隆文(65歳:山梨県:自営業)
西田大地(23歳:兵庫県:専門学校生)
小谷紗弥(17歳:京都府:学生)
豊増秀男(84歳:福岡県:無職)

 

香川県
第41回全国育樹祭 シンボルマーク
〔2017年開催〕

(最優秀賞)
藤田和生(かずき)(香川県高松市)
(愛称)
みどりひろ丸
大村眞道(66歳:高松市:太田南地区コミュニティ協議会職員)

(優秀賞)
梅村元彦(75歳:愛知県春日井市:デザイナー)
東原諄実(19歳:香川県高松市:専門学校穴吹デザインカレッジ グラフィックデザイン学科2年)

(佳作)
三巻保征(71歳:新潟県三条市:無職)
深川重一(67歳:大阪府和泉市:グラフィックデザイナー)
奥野英一(65歳:京都市:デザイナー)
宮脇亜弥(29歳:綾歌郡綾川町:専門学校穴吹デザインカレッジ グラフィックデザイン学科2年)
工藤和久(50歳:青森県弘前市:自営業)

 

東京都
第42回全国育樹祭 シンボルマーク
〔2018年開催〕

(最優秀賞)
盛(もり) 秀雄(青森市)

(優秀賞)
当具かおる(三重県名張市)
三巻保征(新潟県三条市)
工藤和久(青森県弘前市)

(佳作)
池田克也(埼玉県狭山市)
梅村元彦(愛知県春日井市)
古室英恵(東京都立つばさ総合高等学校1年)
小野由理(東京都立荒川商業高等学校2年)
吉野遥香(東京都立工芸高等学校3年)

 

沖縄県
第43回全国育樹祭 シンボルマーク(→ マスコットキャラクター)
〔2019年開催予定〕

(最優秀賞)
がじゅ丸
松岡英男

(優秀賞)
梅村元彦(愛知県:デザイナー)
宮川さやか(長野県:主婦)
立志哲洋(東京都:無職)

(佳作)
村山純一(群馬県:グラフィックデザイナー)
駒井 瞭(大阪府:グラフィックデザイナー)
松永心華(沖縄県:豊見城市立ゆたか小学校6年)
内藤新二郎(大阪府:会社員)
とうままり(沖縄県:インターナショナルデザインアカデミー)

 

北海道
第44回全国育樹祭 シンボルマーク
〔2020年開催予定〕

(最優秀賞)
塩崎榮一(大阪市)(cf. 前回)

(優秀賞)
松岡英男(山形市)
庄司義行(三重県四日市市)
駒井 瞭(大阪府東大阪市)(cf. 2019.03.12「京風テンプレ、もひとつどうどす?」)

 

テンプレに味をしめた名うてのガイダー連がわんさか。そんなところで多く見つかるということからしてまず拒否反応を起こしちゃいます、ツルは。色眼鏡ですかね。

 

制作意図に書かれる内容も、一向にぱっとしない。例えば。

 

農林水産省
ディスカバー農山漁村(むら)の宝 ロゴマーク
松岡英男(75歳:山形市:グラフィックデザイナー)
ディスカバー農山漁村の宝

 

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農山漁村の原風景をモチーフに、知恵と工夫で地域の特色を生かした地域住民の絆、たゆまぬ向上心、やさしい[手]、温かい手づくりで支えるパワーが、[キラリ]と光る「農山漁村(むら)の宝」として輝きを増している様子を表しています。
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2014年2〜3月に募集され5月に決定されている。てえことは現在79/80歳という計算だ。傘寿にしてお盛んなこと。
しかし、国家政府の行った公募にしてこうだぜ。上っ面な言葉の羅列で、何が一番言いたいのか、何を一番表したかったのか、作者の思いが伝わってこんのだよね。感じ取れるのは公募にかけた執念のみ。

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