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2019年4月 6日 (土)

【加筆編】高齢ガイダーの一徹(山形育樹祭・京都育樹祭・がじゅ丸・北海道育樹祭・農山漁村の宝)

(承前)

 

世間は新元号発表で誠に喧しいことですが(「かまびすしい」と読んでね)、愚blogは構わず独自の路線を歩ませていただきます。

 

前回触れたこれ↓に関連して、一ネタ。

 

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大道はこの2年前、中学1年の時にも、同会の同じ募集で佳作に入賞していた。若きコンテスト荒らしなんでしょう。
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もっとも、本公募のシンボルマーク部門で優秀賞に入った松岡英男がこのところ、ツルが確認し得た限りでも次のように矍鑠たる、もとい赫々たる成果を挙げているのに比べるとまだまだ青いです

 

山形県
第38回全国育樹祭 シンボルマーク
松岡英男(74歳:山形市)
〔2014年開催〕
山形育樹祭

 

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(講評)
もみじのような、かわいらしい子どもの[手]の形をしたキャラクターがほのぼのとした雰囲気を醸し出しています。まわりに散りばめられた[鳥]や[花]、[葉っぱ]の形もやわらかく、緑を大切にする気持ちを親しみやすく表現しています。
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京都府
第40回全国育樹祭 シンボルマーク
(優秀賞)
松岡英男(76歳:山形県:デザイナー)
〔2016年開催〕
京都育樹祭(松岡案)

 

[北山杉]がモチーフなんだろう。しかし突拍子もないツートンカラーの2人の人物は一体いかなることなりや。

 

沖縄県
第43回全国育樹祭 シンボルマーク → マスコットキャラクター
がじゅ丸
松岡英男(山形県:グラフィックデザイナー)
〔2019年開催予定〕
沖縄育樹祭

 

「[ガジュマル]をモチーフに沖縄らしさと植物への愛しさを彷彿させる作品でした」と評されている。確かにガジュマルの樹らしい感じは(なんとなく)出ている。でも沖縄のキャラ/シンボルマークでガジュマルを使ったものなんてたっくさんある気もする・・・ww。さもなくばキジムナーかシーサーね。(発表後に愛称がつけられ、扱いも「キャラクター」に変わっているが、詳細は不明。)

 

北海道
第44回全国育樹祭 シンボルマーク
(優秀賞)
松岡英男(山形市)
〔2020年開催予定〕
北海道育樹祭(松岡案)

 

ううう、そこはかとなく山形版と類似感。しかしこれを手のひらと解釈してはいけない。やすひさセンセに;

 

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手の指4本の表現は禁物
身体のご不自由な方への差別を連想する。
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って叱られちゃいますよ(cf. 2019.01.02「正月から、ちょっとしたホラー。」)。

 

以上、全国育樹祭荒らし。

 

松岡はさらに、2002年に地元山形県で開かれた第53回全国植樹祭のシンボルマークにも採用されていたらしい。泣く子も黙る武蔵野美術大学をお出になってるそうです。
井口やすひさや駒井 瞭や、後出の重田やら梅村やら、他の高齢ガイダーに比べ何かのテンプレートに頼ることもなくコンスタントに応募し入賞し続けているのは立派。

 

でもねー、やっぱり「ご当地公募でボケ防止」的な志の低さは感じてしまう。だってさあ、試しに直近5年の推移をさらってみるとさあ。

 

京都府
第40回全国育樹祭 シンボルマーク
〔2016年開催〕

 

(最優秀賞)
丹羽凛花(17歳:愛知県:学生)

 

(優秀賞)
重田 修(70歳:神奈川県:会社員)(cf. 2019.03.10「永遠の京風テンプレ」)
松岡英男

 

(佳作)
梅村元彦(74歳:愛知県:デザイナー)
石井隆文(65歳:山梨県:自営業)
西田大地(23歳:兵庫県:専門学校生)
小谷紗弥(17歳:京都府:学生)
豊増秀男(84歳:福岡県:無職)

 

 

香川県
第41回全国育樹祭 シンボルマーク
〔2017年開催〕

 

(最優秀賞)
みどりひろ丸
藤田和生(かずき)(香川県高松市)

 

(優秀賞)
梅村元彦(75歳:愛知県春日井市:デザイナー)
東原諄実(19歳:香川県高松市:専門学校穴吹デザインカレッジ グラフィックデザイン学科2年)

 

(佳作)
三巻保征(71歳:新潟県三条市:無職)
深川重一(67歳:大阪府和泉市:グラフィックデザイナー)
奥野英一(65歳:京都市:デザイナー)
宮脇亜弥(29歳:綾歌郡綾川町:専門学校穴吹デザインカレッジ グラフィックデザイン学科2年)
工藤和久(50歳:青森県弘前市:自営業)

 

 

東京都
第42回全国育樹祭 シンボルマーク
〔2018年開催〕

 

(最優秀賞)
盛(もり) 秀雄(青森市)

 

(優秀賞)
当具かおる(三重県名張市)
三巻保征(新潟県三条市)
工藤和久(青森県弘前市)

 

(佳作)
池田克也(埼玉県狭山市)
梅村元彦(愛知県春日井市)
古室英恵(東京都立つばさ総合高等学校1年)
小野由理(東京都立荒川商業高等学校2年)
吉野遥香(東京都立工芸高等学校3年)

 

 

沖縄県
第43回全国育樹祭 シンボルマーク(→ マスコットキャラクター)
〔2019年開催予定〕

 

(最優秀賞)
がじゅ丸
松岡英男

 

(優秀賞)
梅村元彦(愛知県:デザイナー)
宮川さやか(長野県:主婦)
立志哲洋(東京都:無職)

 

(佳作)
村山純一(群馬県:グラフィックデザイナー)
駒井 瞭(大阪府:グラフィックデザイナー)
松永心華(沖縄県:豊見城市立ゆたか小学校6年)
内藤新二郎(大阪府:会社員)
とうままり(沖縄県:インターナショナルデザインアカデミー)

 

 

北海道
第44回全国育樹祭 シンボルマーク
〔2020年開催予定〕

 

(最優秀賞)
塩崎榮一(大阪市)(cf. 前回)

 

(優秀賞)
松岡英男(山形市)
庄司義行(三重県四日市市)
駒井 瞭(大阪府東大阪市)(cf. 2019.03.12「京風テンプレ、もひとつどうどす?」)

 

テンプレに味をしめた名うてのガイダー連がわんさか。そんなところで多く見つかるということからしてまず拒否反応を起こしちゃいます、ツルは。色眼鏡ですかね。

 

制作意図に書かれる内容も、一向にぱっとしない。例えば。

 

農林水産省
ディスカバー農山漁村(むら)の宝 ロゴマーク
松岡英男(75歳:山形市:グラフィックデザイナー)
ディスカバー農山漁村の宝

 

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農山漁村の原風景をモチーフに、知恵と工夫で地域の特色を生かした地域住民の絆、たゆまぬ向上心、やさしい[手]、温かい手づくりで支えるパワーが、[キラリ]と光る「農山漁村(むら)の宝」として輝きを増している様子を表しています。
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2014年2〜3月に募集され5月に決定されている。てえことは現在79/80歳という計算だ。傘寿にしてお盛んなこと。
しかし、国家政府の行った公募にしてこうだぜ。上っ面な言葉の羅列で、何が一番言いたいのか、何を一番表したかったのか、作者の思いが伝わってこんのだよね。感じ取れるのは公募にかけた執念のみ。

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