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2019年5月25日 (土)

【加筆編】「令和」最初のデザインワーク!:その1

既に旧聞に属しますが、実はGWの10連休には、京都に行ったり博多に帰ったりしただけでなく、青森県八戸市にも行っていた。もう何回目になるのかなあ。染井吉野はさすがに散ってましたが、八重桜が見頃でした。

そのご当地で偶然こんなデザインを目にした。

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(2019.04.09 Jタウンネット 抜粋)

〔前略〕

八戸市が「新元号」フィーバーに沸く理由 「令和」の字、分解してみると...

 

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令和が八戸市になっている額(画像提供:佐々木良蔵さん、以下同)

新元号「令和」が発表され、出典が万葉集ということから、その聖地として福岡県の太宰府や奈良県が注目を集め、賑わっている。だが、そんな中、「ちょっと待った!」と、思いもかけないところから声が上がった。青森県八戸市である。
上の写真をご覧いただきたい。額に入れられた文字は、一見「令和」と読めるが、よく見ると、「八戸 + 市 + 市章」で構成されている。
ちなみに八戸市の市章は、旧南部藩の「向鶴の紋」が図案化されているという。八戸市に市章まで付いて、「令和」と読めると、目下、東北地方の一部で話題となっているのだ。
「よ~く見ると『八戸市』になってるんです」「ほんとだ、令和が八戸市になってる」「令和は八戸由来」「令和は八戸市のために?」などといった声が、ツイッターには寄せられている。これは八戸市内のBARに飾ってあったらしい。
話題の額は、いったいいつ、誰が、どんな経緯で、作ったのだろう?Jタウンネット編集部は、2019年4月8日、八戸に電話して話を聞いてみた。

「こんなもの作ったから、マスターにプレゼント」

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洋酒喫茶「プリンス」店主・佐々木良蔵さん

電話で答えてくれたのは、八戸市長横町のれんさ街で、洋酒喫茶「プリンス」を経営する、佐々木良蔵さんだ。
「あの額は、私の友人のデザイナーからもらったものです。彼はたまにしか来ないのですが、4月2日夜、久しぶりに店に現れて、『こんなもの作ったから、マスターにプレゼントするよ』と言って、置いて帰りました。新元号の発表が4月1日だったので、思いつくとすぐに作ったみたいですね」
それ以来、店に飾ってあるが、お客さんが喜んで写真に撮っていくそうだ。撮られた写真はSNSで徐々に拡散中だ。
店は1957年(昭和32年)、佐々木さんの奥さんのご両親が開業して以来、60年以上営業を続けている。「昭和レトロの雰囲気が残る店内のようですね」と聞くと、「そう、昭和32年開業当時からほとんど変わってないから」と、佐々木さん。
「お客さんはほとんど八戸周辺の方ですか」と聞くと、「いや、全国からいらっしゃいます」とのこと。「たねさし」「かぶしま」と名付けられたオリジナルカクテルが人気だ。
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ツルがこのデザインを見たのは八戸駅そばの商業施設「ユートリー」に出してあった貼り紙なんで、別にこのお店に行ったわけじゃあないんですが(微伏線)。

すげえなあ、これ。マジで。何を意味しているかはすぐにわかった。
福岡県の太宰府市では大宰府政庁跡に市民を千人集めて「令和」の人文字を作ろうとしたところが、早朝から千五百人も集まったとか聞いてたけど、そんなことより何倍もすげえっす。

「たねさし」は緑の芝の広がる風光明媚な「種差海岸」、「かぶしま」は国の天然記念物のウミネコのコロニーで有名な「蕪島」のことですな。ツルももうそのぐらいは知ってるのよ。
「長横町れんさ街」というのはご当地の飲み屋街の一つで、多くの店が鎖をつなぐように並んでいることから「連鎖」の名がついたらしい。そう言えば市の中心部の飲み屋横丁みたいなのはどこも賑わっていて、そうした店々には市長さんもよくお見えになるのだとか(微伏線)。

作者名については、数日経つと地元紙がこう報じた。

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(2019.04.12 デーリー東北 抜粋)

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よく見ると“八戸市”―。「令和」のタイポグラフィを掲げる佐々木良藏さん=11日、八戸市長横町

〔中略〕

○…手掛けたのは、「東北のデザイン社」のアートディレクター・佐々木 遊さん。「令」を「八戸」、「和」を「市」と市章で表現。1日の新元号発表後、すぐにアイデアが浮かんで、翌2日に10分ほどで完成させたという。
○…店の常連である小林 眞八戸市長と一緒に写真を撮ったら面白いのでは― とバーのマスター佐々木良藏さん(68)にプレゼント。「素晴らしいデザイン」と客の反応は上々だ。
○…小林市長は10日までに訪れていないが、良藏さんは新たなカクテル「令和」を試作しながら、来店を待ち望んでいた。
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カウンターに置いてあるのがその「令和」カクテルなんでせう。こっちの佐々木さんもあっちの佐々木さんも大忙し。

調べてみると、「東北のデザイン社」は固有名詞です。実はこの会社、八戸市地盤の地方紙デーリー東北(つまり↑の記事を出したとこ)から生まれたデザインオフィスで、新聞広告のみならず、地域づくりのデザインなども手がけているそうな。佐々木 遊(あそび)はあのJAGDAの正会員。

(続く)

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