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2019年6月22日 (土)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その234:日本准看護師連絡協議会)

(承前)

「山口 類」に引き続いて、またまた塩崎一族の別名義と見られるものを発見してしまいました。

東京都港区
日本准看護師連絡協議会
シンボルマーク
今井泉州(ペンネーム)
Sijapanpracticalnursecouncil

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看護職の心を[ハート]でイメージし、
日々の質の高いケアを目指す准看護師の姿を、笑顔とともに描かれています。
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応募側のコメントなんだか制定側のコメントなんだかよくわかりません。2017年7月に発表されたもの。

「今井泉州」には結構笑った。
「今井」は「今井好美」「今井弘美」「今井弘実」「今井健二」など今まで見てきた一族の別名義に用いられている。
「泉州」は和泉国を指す地域名で、現在の大阪府南西部に当たる。ここはかつて「泉州黄玉葱」の産地として知られ、昭和初期には全国のタマネギ生産高の3分の1を占めていた。その品種に「今井早生」があって、明治期にタマネギ栽培を広めた田尻村(現 泉南郡田尻町)の篤農家、今井佐治平に因むものだと思う。
タマネギは一般に、早生種ほど扁平な形をしており、水分が多くて辛味がなく甘味が強いという特徴を持つ。反面、輸送時に傷がつきやすく、日保ちもしないところから現在は丸形の中生種が主力で、泉州黄玉葱も全国シェア1%に満たないが、「なにわの伝統野菜」18品目の一つとして府のお墨付きを受け、再評価が図られているところ。

そして泉州は、大阪市生野区に住む塩崎一族(生野区は摂津国と河内国だが、塩崎さんちは前者である)にとって別天地。頭にこの玉葱をかぶった田尻町「たじりっち」(cf.【その102】)をはじめ、岸和田市「ちきりくん」(cf.【その31】)、泉大津市「おづみん」「ハートちゃん」(cf.【その34】)。次点まで含めれば堺市「さかいくん」(cf.【その100】)、泉南郡岬町キャラ(cf. 2015.10.11【無明の闇(その9)】)もあった。

たじりっちについて調べた時に今井早生の名前は目にしていたので、今回ハハンと思った次第。ああ、でもペンネームだと明かされているのだから、愚blogとしては【PNまつり】に入れるべきだったかな。いずれにせよ「今井」名義の謎解明に向けた一歩ですがw、ここは取り敢えず「今井泉州」「山口 類」ともに性別不詳の名前となっていることを指摘するにとどめます(どうしてもZARDの「坂井泉水」がちらついちやってさあ^^;)。

デザインの方は、【その231】の山口 類による2017年7月決定の日本看護福祉学会シンボルマークや、2015年12月発表の福井県理学療法士会ロゴマークと同様、細長の[ハート]が使われている。看護系で全く同じ時期に学会ネタだけじゃなく准看護師ネタも拾っていたとはねえww(別名義とした理由も自ずと明らかと思う)。
そこに[笑顔]を付加したという意味では、これ↓に極めて近い。

【その59】
長野県小諸市
セーフコミュニティ推進協議会
セーフコミュニティこもろ
キャラクター
こもえみちゃん
塩崎歩美
〔2010年8月デザイン決定〕
こもえみちゃん

ハァあ・・・。

で、この「日本准看護師連絡協議会」のことなんですが、その前に予備知識として、法改正により保健婦・助産婦・看護婦が保健師・助産師・看護師に変わったのは2002年。「助産師」ってスゴいですねえ。ああ、でも産婦人科医は普通に男性もいるか。

「正」「准」(「準」でも「凖」でもありませんよ)については;

保健師助産師看護師法
第7条第3項
看護師になろうとする者は、看護師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。

第8条
准看護師になろうとする者は、准看護師試験に合格し、都道府県知事の免許を受けなければならない。

国家資格か、知事資格かという違いがあるわけです。

同団体は、「准看護師養成制度の存続そして全国レベルで准看護師の更なる看護知識と技術の向上を目指した生涯教育研修体制確立を主な目的とし」て、2015年11月に設立された。法人化は2017年11月で、シンボルマーク制定もそのための体制整備の一環だったようです。公益社団法人ではなく一般社団法人なのが意外。
目につくのは「存続」の2文字・・・。

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(Wikipedia 日本の看護師 抜粋)

〔前略〕

准看護師は看護師と異なり、自らの判断で看護行為ができない。医師または歯科医師、看護師の指示を受けて看護を行う必要がある。准看護師が日本で設けられている背景には、戦後の看護師不足に対応するための暫定措置という性格がある。看護師には、ますます高度な専門的知識や技術が要求されるようになりつつあり、日本看護協会は、准看護師制度の廃止を希望しているが、慢性的な看護師不足に悩み、幅広い労働条件の看護労働力を求める日本医師会などの要望もあり、検討段階にある。
厚生労働省の准看護婦問題調査検討会報告[引用註:1996年12月]では、21世紀初頭の早い段階を目途に看護婦養成制度の統合に努めることを提言しているが、直後に日本医師会は反対意見書を取りまとめている。

〔中略〕

現在、准看護師の養成校は徐々に減りつつあり、2004年から、10年以上の臨床経験のある准看護師(2018年からは7年以上の臨床経験に緩和)を対象に看護師となるための通信制の移行教育が始まり、2006年にはこうした教育を受けた者が国家試験を受験している。なお、神奈川県のように准看護師の養成廃止(2013年度)をする自治体も見られる。

〔後略〕
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ええと、この問題、1980年代の段階で男性の准看護士というものはほとんど自衛隊関係だったというぐらいの認識しかなかったけど、こうした団体が組織化されるということは、現状は変わってきているのだろうか、それとも進んでいないのだろうか。雇用と労働の流動化、少子高齢化に伴う労働力の低下も加わってきている中で。

ああ、塩ロゴの方は何も変わってないですけれども。

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