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2020年3月14日 (土)

【加筆編の加筆編】ふにゃふにゃの王様リターンズのリターンズ;大町温泉郷 vs えびの市

(承前)

 

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えびの市(と大町温泉郷観光協会)にはチクってみようか。
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ええ、やりましたとも。えびの市(以下、“E” という。)と大町温泉郷観光協会(以下、“O” という。)の双方に対して。2月29日の土曜日にメール送信/問い合わせフォーム登録で。(つまり、前回の記事を書く前にアクションを起こしていたのさ。)

 

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(2020.02.29 (土))

 

市制施行50周年記念事業ロゴマークについて

 

えびの市企画課政策係御中

 

前略

 

貴自治体においてこのほど公募により制定された、市制施行50周年記念事業ロゴマークについてお尋ねします。

 

この作品は、2014年11月に長野県大町市の大町温泉郷観光協会が公募により制定した、「大町温泉郷50周年ロゴマーク」に酷似しています。(参考までに画像ファイルを添付します)

 

http://www.omachionsen.jp/news/2014/11/post-297.php

 

作者はいずれも、愛知県春日井市在住の梅村元彦氏です。

 

貴自治体の募集要項には、次の記載がありました。

 

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10.著作権等に関する事項
①応募作品は、応募者が独自にデザインした国内外にて未発表の作品に限ります。
②最優秀賞に決定した作品に関する一切の権利は、本市に帰属します。また、その著作者は、当該作品に関し、著作者人格権を行使しないものとします。
③受賞作品が、既発表のロゴマークのデザインおよびキャッチフレーズと同一もしくは酷以している場合、第三者の知的財産権の侵害となる場合、法令に反する場合、または本募集要項に反する場合は、選考結果発表後であっても決定を取り消すことがあります。
④受賞作品について、第三者から権利侵害などの損害賠償が提起された場合は、制作者自らの責任と費用で解決してください。本市では一切の責任を負いかねます。なお、応募作品に関連して、本市が損害を被った場合は、損害を賠償していただく場合があります。
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とあります。梅村氏の行為および作品は明らかに①および③に抵触するものと考えますが、貴自治体のご見解をお聞かせ下さい。

 

なお、同様のお尋ねを大町温泉郷観光協会にも行っておりますのでご承知下さい。

 

〔後略〕
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Oにも同趣旨のものを送ったけど、くだくだしくなるので省略します。違うところは中ほどの注意事項に相当するくだりと最後の「同様のお尋ね」のくだりがないことぐらい。

 

返事は意外にも(そうでもないか)Oの方から先に届いた。

 

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(2020.03.02 (月))

 

〔前略〕

 

大町温泉郷50周年ロゴにつきまして、当協会では5年前に使用したもので
現在50周年委員会も解散しております。
梅村様と当時取り交わしたお約束にも反しておりませんので、特に問題はないか
と思います。
えびの市様の募集規約に対してのご判断にお任せしたいと思います。

 

貴重なご意見をありがとうございました。
よろしくお願いいたします。

 

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**************************************

 

大町温泉郷観光協会 □□

 

〔後略〕
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Oの募集要項は既に見つからなくなっているが、「梅村様と当時取り交わしたお約束」より前の問題として、公募の際には「応募者とご当地とのお約束」が厳然として存在したのじゃないのかね。そこについて、論点がすり替えられている気がする。自らは責任を負わずに相手の出方に下駄を預けてしまうのも、今まで同様のケースでよくあった反応。

 

そして翌日にはEからも。

 

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(2020.03.03(火))

 

【宮崎県えびの市】「市制施行50周年記念事業ロゴマークについて」へのご回答

 

〔前略〕

 

 ○○様よりお問い合わせのありました「梅村氏の作品に対するえびの市の見解」について以下のとおり、ご回答させていただきます。

 

 両作品においてこめられている想いや感情等もそれぞれ異なった表現であり、作品全体を視覚的に比較した場合においても酷似もしくは同一作品であるとは捉えておりません。このため、当市の募集要項に抵触するものではないと判断しております。
 また、大町温泉郷観光協会様へも確認させていただきましたが、特に問題はないとのご見解をいただいております。
 そのため、本作品についてはえびの市制施行50周年記念ロゴマークとして、今後も使用していく予定でございます。

 

 この度は貴重なご意見をいただきまして誠にありがとうございます。
 また、今後とも何かございましたらご意見をお聞かせいただければ幸いです。
 何卒よろしくお願い申し上げます。

 

宮崎県 えびの市役所 企画課政策係
えびの市制施行50周年記念事業担当 △△ △△(△△△ △△)

 

〔後略〕
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はーあ、そう来たか。やっぱり。想定の範囲ではあった。発表から1ヵ月以上も経って言ってこられて、おいそれと結論を変えられるわけでもあるまい。

 

実は、「同様のお尋ね」については、ああ書いとけば必ず乗ってくるだろうと読んで入れておいた撒き餌です。案の定がっつり喰い付いたな。問題はもちろん、「相手がOK出してるからよかろうもん」ではないのであるが。

 

Oには適当な返信を出して打ち止めにしといたけど、Eに対してはちょっとピシリと言い返してやりました。

 

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(2020.03.04(水))

 

えびの市企画課政策係
えびの市制施行50周年記念事業担当
△△様

ご丁寧なご返信、ありがとうございます。

お書きになった趣旨は、一般社会に受け容れられるものであるとは到底思われません。

私が気になりましたのも、表面上のビジュアルの類似要素の再利用だけではなく;

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えびの市の温かな心で市民が明るく楽しく生きている町で50周年を笑顔で迎えお祝いしている様子を表現しました。
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大町の大自然の美しい風景の中にカタクリを加えて、人々が笑顔で楽しく50周年をお祝いしているイメージ
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とされている両者のコンセプト内容の類似性に対して疑問を感じたからなのです。

また、梅村氏は各地のいわゆる「ご当地公募」で同様の周年記念ロゴマーク等に多数採用されてきていますので、今後、他団体において今回と同様の事態が生じるケースも十分考えられ、その場合には今回とは立場を変えて;

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②最優秀賞に決定した作品に関する一切の権利は、本市に帰属します。また、その著作者は、当該作品に関し、著作者人格権を行使しないものとします。
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とある募集要項の規定によっても、貴自治体としてはそのような事態を阻止できない、ということになります。そのような状況をえびの市行政主体として認容し得るか、という問題が残るものと存じます。

以上いろいろと書きましたが、さりながら、貴自治体の公式見解として尊重しつつ取り扱わせていただくことといたします。

以上

○○
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自分の住んでる自治体でこんなことがあったら(パクり側にせよパクられ側にせよ)、やっぱりツルは嫌ですね、すごーく。

 

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