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2020年4月12日 (日)

【加筆編】むすんで、つないで:第十九結節(RHOMBUS CONNECT・TOTOカタログ)

(承前)

 

もう、ほんとに勘弁して下さい状態でヘトヘトなんだけど(謎)、今月、とうとうこんな本が出ます。多分、明日。(と思ってたら、いつの間にか発売日が4月30日に延びている。これもきっとコロナウイルスのせいね。)

 

LIXIL出版
RHOMBUS CONNECT
野老朝雄(美術家)
Tokolorhombusconnect

 

Japanese/English
148×148mm・並製・50頁+1枚
1,600円(税抜)

 

 

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【2020.06.22 追記】

と思ってたら、次に見た時には4月21日発売とセブンネットには出ていた。しかも既に品切れと😠。どうなっとるんじゃ。 → 結局、6月中旬になって購入できました。まずはめでたしめでたし。

 

 

Tokolorhombusconnect2

 

福福紋様皿(cf.【第十五結節】)も有田焼 六寸皿「結/unite」(cf. 2017.09.13「組市松紋、全容を顕す!!」)も収載されとりますな。

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幾何学原理を用いたデザインで知られる美術家・野老朝雄による全24枚の正方形ポストカードブックです。
書名のRHOMBUS(ロンバス)とは菱形のこと。質感ある藍色の厚紙に映える銀色の図形群は、地に隙間なく敷き詰められた数種類の菱形を見えない基準線として描かれることで、多様な調和をかたちづくっています。
着脱可能なカードは、メッセージを書き込んでポストカードになるだけでなく、そのまま作品として飾れるほどのクオリティ。もちろん、野老朝雄のエッセンスを凝縮したアートブックとしても魅力ある一冊です。野老の創作の核心に迫る、建築家・豊田啓介によるテキストを付録として封入。日英バイリンガル。
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「銀色の図形群」!!これもそうだったね。

 

【第十三結節】
東京2020オリンピック
組市松紋様 団扇
デザインコンセプト「舞風/Wind Dance」
Tokolotokyo2020olympicuchiwawinddance

 

東京2020パラリンピック
組市松紋様 団扇
デザインコンセプト「八重波/Multiwave」
Tokolotokyo2020paralympicuchiwamultiwave

 

一方、表紙の図柄は東京2020オフィシャルグッズの;

 

 扇子・団扇(ただしパラリンピックを除く)
 折り紙
 風呂敷クロス
 トートバッグ
 手ぬぐい

 

と同一で;

 

 モリサワ文字文化フォーラム
 明治ザ・チョコレート

 

とは同柄で反対のカラーパターンである、多分。(cf.【第十三結節】・【第十三結節の綻び】)。

他にもこんなのがたくさん載っているのかしらん。

 

組市松紋パズルを自作して遊んでいた時(cf. 2018.02.06~12「オリンピック/パラリンピックエンブレムの組市松紋のパズルを作ってみた」)、ツルも確かに、外枠をとっ外してピースをたくさん並べていったらどうなるんだろうと考えたっけ。それは特に、これ↓を作っていて強く感じた。

 

【2017.09.13「組市松紋、全容を顕す!!】
組市松紋様 美濃焼豆皿
04 江戸紫色
デザインコンセプト「大扇/big fan」
大扇/big fan

 

扇を360°開いたら・・・と思った次第。ピースをたくさん作る手間を厭うてやらんまんまになっとりましたが。

 

LIXILは言わずと知れた住宅設備機器メーカー。10年ほど前にトステム、INAX、新日軽、東洋エクステリア、サンウエーブ工業等が経営統合した企業だが、それぞれの旧社名はブランドとして生き残っているらしい。ツルはねえ、ここの相次ぐCIは失敗だったと思うよ。Holding Companyの旧社名「住生活」を “LIVING” と “LIFE” に分解してそれぞれの頭文字2文字ずつを “X” でつないだ造語、というんだけれど、10年経ってもまるで溶け込んでこない、全く親しみが湧かない。
さらに言うと、Wikipediaの同社の項はどうでもいい枝葉末節情報がてんこ盛りに並んでいて、うんざりします。いかにも会社関係者が宣伝になると思って会社サイトの内容をコピペした感が丸出しで、好感が持てない。あまつさえ、こんなものまでWikipediaには載っていて。

 

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LIXIL Behaviors(3つの行動)
DO THE LIGHT THING
WORK WITH RESPECT
EXPERIMENT AND LEARN
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アンタたち、綴り間違ってるよ。馬鹿丸出しだよ。

 

しかし一番不可解なのは、この本がLIXILから出ることです。傘下のINAXの最大のライバルTOTOが、2018年からカタログデザインをこんなものにしてるというのに。

 

TOTO株式会社
住宅&パブリックカタログ 2018 表紙
設計施工集 2018 表紙
野老朝雄(肩書不明)
Tokorototocatalog20181cover Tokorototocatalog20182cover

住宅&パブリックカタログ 2019 表紙
設計施工集 2019 表紙
野老朝雄(アーティスト)
Tokorototocatalog20191cover Tokorototocatalog20192cover

 

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昨年に引き続き、水の流れや動きを意識して描いた紋様です。
一定の法則により繋がり、広がっていくパターンは、細やかに水面が波打つ様子にも見えます。
日本の伝統色である「藍色」と「萌葱色」を使用しました。
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住宅&パブリックカタログ 2020 表紙
設計施工集 2020 表紙
野老朝雄(美術家)

Tokorototocatalog20201cover Tokorototocatalog20202cover

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昨年に引き続き、水の流れや動きを意識して描いた紋様です。
一定の法則により繋がり、広がっていくパターンは、細やかに水面が波打つ様子にも見えます。
日本の伝統色である「藍色」と「萌葱色」を使用しました。
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イロイロつながりまくりっす。

つまり何だね、肩書は今年版になって「アーティスト」→「美術家」に変えられていて、けれど文章は使い回し。なんてことだ(苦)。しかしTOTOとTOKOLOとの間でとうとうトラブルになるところとなった、てなことじゃ洒落にもならんが(ダジャレですがね)、そこはどうなんだろう。

 

なんでツルがこれに気がついたかというと、40年ぶりに住み始めた福岡市南区老司の自宅(つい半年ほど前まで「無人実家」と呼んでたところです)のリフォームをあれこれかけていたので、工務店との打ち合わせでこのカタログを手にすることがよくあったから。
同社は2013年の便器ブランド「ネオレスト」発売20周年の際、TOKOLO紋様を全面に施した便器👀の大展示を行ったりもしていた(今もそのうち2台が本社施設「TOTOミュージアム」@福岡県北九州市小倉北区に飾られてるそうな、今年一杯)。

 

そりゃまあ、TOTOだってLIXILだってコネは持ってるでしょうよ。野老はもともと建築家なんだし、今や(今は?)飛ぶ鳥落とす勢いの売れっ子、「東京2020エンブレム考案美術家」は販促や広報にうってつけだろうし。けれどもちょっと、生臭い。

 

でもやっぱり買うことになるかなあ、このカードブックは。便器見に北九州くんだりまで行ったりはしないけど。
TOTOのカタログのビジュアルがLIXILの本に入ってたりしたら、また報告しますかね。

 

(続く)

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