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2020年4月 5日 (日)

【加筆編の加筆編】むすんで、つないで:第十五結節の軋み(黄金比 唐草・CONNECT)

(承前)

 

そして、「その後の発見」はもう一つありまして💦💦。これのこと。

 

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【2020.03.20「第十五結節」】

 

鳥🐦や宇宙人👾のように見えるのはTOKOLO唐草の例だろうし、細線唐草はkumapon(g)的黄金分割の無限連鎖と思えるけれど、
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【2020.02.23「第十四結節」】
Tokolo2019aritaxtokoloexhibition

 

見つけました、元ネタ一つ。やっぱりあったんです。

 

Tokologoldenratioarabesque

 

京都市中京区
山田繊維株式会社
ふろしきブランド むす美
天然藍染 野老むすび
黄金比 唐草
濃藍
藍むら染め
野老朝雄(美術家)
Tokolomusubigoldenratio1 Tokolomusubigoldenratio2

 

約100cm 各35,000円(税抜)

 

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黄金比 唐草
数学的な曲線から生み出された唐草紋は、野老氏の現代の唐草紋を追求する一環で生まれました。唐草の蔓の曲線は黄金比を基に描かれ、レイアウトされています。ふろしきの右下に唐草が集まる構図は、包んだ時のことを考えたデザイン。左下の落款が見えるように包んでも様になり、また違うふろしきの表情が楽しめます。
藍を無地で染めた後に、型を乗せ柄の部分の色を抜く「抜染」という手法で染められており、手仕事ならではの1枚1枚異なる表情や持ち主の使い方に合わせた経年変化をお楽しみ頂けるふろしきです。
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そう、実はこれ↓と同時に発表された風呂敷デザインだったんです。

 

【2019.12.28「第二結節」】
京都市中京区
山田繊維株式会社
ふろしきブランド むす美
野老むすび
PPP唐草 白
PPP唐草 紺
野老朝雄
〔2019年10月発売〕
Tokolomusubiwhite Tokolomusubiindigo

 

50cmサイズ 各1,200円(税抜)
100cmサイズ 各4,000円(税抜)

 

気がつかなかったわー。
お値段が1桁違うのは、こちらが「プレミアムライン」だから。

 

これらは、昨年秋の新製品だった。

 

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(2019.10.18 同社サイト)

 

〔前略〕

 

山田繊維で今年も9月に京都、東京で「新作展示会」が行われました。
今年は「山田繊維 設立60周年」を祝して特別パーティーも行われました。

 

〔中略〕

 

新作1 「野老むすび」
美術家 野老朝雄氏とふろしきブランドむす美が共同開発したふろしきです。野老氏の代表的な紋様、PPP紋様(Piecing Pieces Pattern)はピース同士を隣り合わせると、どの方向にも唐草紋様が繋がります。同じピースの組合せを変えることで、左右対称(白)と回転対称(紺)の2つのデザインを生み出しました。

 

〔中略〕

 

新作5 プレミアムライン「天然藍染」
むす美の天然藍染ふろしきは、阿波藍の産地として名を馳せた徳島県で藍の栽培から染色まで一貫して行う藍師・染師「BUAISOU」によって100%国産の天然藍を使い、伝統的な染色技法により1枚ずつ手作業で染められています。

 

〔後略〕
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この時の記念謝恩会では、東京のゲストスピーカーとして野老が登場している。

 

あれ、「BUAISOU」の名前には見覚えがあるぞ?「藍とくしま」ロゴマーク(cf. 2017.09.11「阿波より藍をこめて・野老より永遠に;拡散」)の発表の際に、野老が着ていった服がここのだったんだ。

 

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(2017.01.24 県知事臨時記者会見)

 

〔前略〕

 

そういうやっぱり藍をゼロから作って、ものを作っている、例えばBUAISOUだったりとか、実際の活動を見て、あの、あ今着てるのもBUAISOUさんのところのなんですけど、一張羅です、知事とお会いするとき絶対これを着ようと思いまして。あ、でも東京でも着るようにしてます。

 

〔中略〕

 

さらにね、こないだお目にかかったときより染め直してもらったんですよ。何回か(染め直して)。すごく贅沢なことだと思うんですけども、やっぱり贅沢だと大切にするっていうこともあると思いますし。

 

〔後略〕
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ここは渡邉健太、楮 覚郎(かじ かくお)、結城 研、三浦佑也による徳島県板野郡上板町の藍染めスタジオで、藍の栽培から手がけているという。白洲次郎(ジーンズを初めてはいた日本人とされる)の邸宅「武相荘」から取った名前だそうな。

 

さらに、この展示でもトップにクレジットされている。

 

(2017.10.16〜11.30)
野老朝雄展 CONNECT
@荒川技研工業株式会社 ショールーム “TIERS”@東京都渋谷区
Tokolo2017exhibitionconnectflyer

 

[    ] × 野老
[BUAISOU] 藍染
[土岐謙次] 漆
[KMDW] 建築
[永原レキ] サーフィン / 藍
[noiz] 建築
[李荘窯] 陶磁器
[松川昌平] アルゴリズミック・デザイン
[舘 知宏] 折紙工学
[平本知樹] デザイン × デジタルファブリケーション
[荒木義明] テセレーション
[and more]

 

「野老朝雄と10人(and more?)の愉快な仲間たち」といったところでしょう。愚blogで今まで書いてきたお人らがぎょうさん出てはりますわなあ。「りしょうがま」じゃなくて「りそうがま」だったんだ。

 

舘は東京大学大学院の准教授(「総合文化研究科」となっていたり、「工学系研究科」となっていたりして、そこら辺はよくわからない)で、専門分野は「建築構造デザイン、計算幾何学、ヒューマンインタフェース・インタラクション」、研究テーマは「計算折紙とその構造応用、形態と機能の解析と設計」だから、もともと建築出身の野老とはなにがしか共通項があるのだろう。野老が各種のORIGAMI作品を発表していることも思い出されたり(cf.【第五結節】・【第十二結節の弛み】・【第十三結節の綻び】)。

 

この企画展のことは、野老が登壇した2019.06.27開催の第27回モリサワ文字文化フォーラムの参加レポートにも出ている。

 

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「CONNECT」という文字は、過去の展覧会タイトルにもなった言葉だ。これらは輪郭の中や外にいくつかの線がひかれ、文字というよりは図面のようにも見える。寄棟(よせむね)のように中央のラインがもりあがった形をひとつずつたどることで、目の見える人も見えない人も同じように認識することができる文字。これらは30度、60度、90度の角度のみで構成されており、誰でも作ることができる仕組みになっているとのこと。“誰でも繋がれるものを作る” という考え方は、野老氏の原動力そのものなのだ。

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ちょっとよくわからないところもあるけど。

 

話を風呂敷に戻すと、「むす美」のプレミアムラインの一つとしてこの無限唐草柄が採用されたわけ。ただし、目下絶賛品切れ中となっておりますがねー。
今にkumapon(g)の風呂敷なんてのも出てくるんじゃないかしら。・・・もしももうあったらなんとしょう。(既に缶バッジやら漆のプレートやら紙の器やらにはなっとるしねー。)

 

いやいや、そんなことよりも、だ。🐦や👾の正体もいつかは判明するのだろうか。どなたかご存知ないですかね?

 

(続く)

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