« 三井住友信託銀行等の株主総会議決権行使集計問題についてのどこよりもわかりやすくて詳しくてためになる解説(の試み):後編 | トップページ | もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その241:げんきくん) »

2020年10月 4日 (日)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その84の2:日本植物細胞分子生物学会 改め 日本植物バイオテクノロジー学会)

(承前)

 

じゃーん!!
大阪市生野区新今里の塩崎栄一と謎に包まれたその一族の手になるゆるキャラを斬って斬って斬りまくる「もうやめようよ、ご当地キャラとか。」、遂にSeries本編復活っす!

 

最後に本編書いたのが2019.12.21の【その240】だから、実に9ヵ月ぶり。その間野老朝雄ややなぎはらともみのことを深掘りしてたり、コロナが起きたり五輪が中止になったりであっという間に過ぎちゃった。ちゃんと塩チェックはかけてましたがね😁。月日の経つのは誠に早いもんですが、ということはツル的には転職&転居(Uターンともいう)してから間もなく1年経つということでもある。己れの実感としてはそっちの方が “Time flies” 感が強いです。

 

と、今回は勘を取り戻す手始めに古いところからちょっと小手調べ。

 

一般社団法人 日本植物細胞分子生物学会/Japanese Society for Plant Cell and Molecular Biology/JSPCMB → 一般社団法人 日本植物バイオテクノロジー学会/Japanese Society for Plant Biotechnology/JSPB
ロゴマーク
塩崎榮一(グラフィックデザイナー)
EjspcmbEjspb

 

どーです、なつかしいでしょう、このシオザキ・スマイル(笑)。Minimal でも塩気たっぷり。

 

同学会の設立30周年記念でオリジナルが発表されたのは2011年6月だった。それから9年が経過して、今年の7月に学会名称が変更された際に文字部分だけ取り替えられたものです。まあ、10年近く経っても継続使用になったというのはそれなりに気に入られてるんでせう。愚blogで【その84】として取り上げたのは2014.02.26。全く、光陰矢の如しというか少年老い易く学成り難しというか、それとも百年河清を待つという方が正しいか。

 

-----
あ、「日本植物細胞分子生物学会」って、「植物細胞の分子生物学の・学会」じゃなくて「植物細胞と分子生物学の・学会」の意味なんだ、へーー。英文名称に「and」が入っている。英文で表記するメリットもあるにはあったんだ(笑)。(それとも「植物の・細胞と分子生物学の・学会」なのかな?)
-----

 

などとつらつらたらたら書いてたわけですが、その問題は解消したようです。

 

しかしなー、アンタ達さー、改名が遅過ぎん?今頃「バイオテクノロジー」なの?それに JSPCMB → JSPB じゃ代わり映えしなくてあんまり冴えないんじゃない?も少し頭使えば。

「制作者コメント」は実質的に変えられていない。

 

-----
「日本植物細胞分子生物学会」のロゴマークで頭文字をローマ字[J]をモチーフにして、[植物の芽]と健康で過ごせるように日々植物細胞分子生物学に取り組み、社会と人類に貢献する様を全体で描いています。
-----

 

 ↓

 

-----
「日本植物バイオテクノロジー学会」のロゴマークで頭文字をローマ字[J]をモチーフにして、[植物の芽]と健康で過ごせるように日々植物細胞分子生物学に取り組み、社会と人類に貢献する様を全体で描いています。
-----

 

これまた懐かしいですねえ、「全体で」のShiozaki Cliche。

 

あ。やってる内容は旧態依然として変わらんのだね?ね?いえ、榮一じゃなくてこの学会も。「植物細胞分子生物学」。つまり Plant Biotechnology ではなくて Plant Cell and Molecular Biology。こういうのって単なる言葉尻じゃなく概念上の問題だから、(面倒でも)きちんと考えて解決しておくべきだと思いますよ。も少し頭使え。

 

ちょっとビックリしたのはこんな Variation の存在。「求職ロゴマーク」という。

 

EjspcmbjobhuntingEjspbjobhunting

 

JSPCMB時代からあったけど、はづかしながらツルは漠然と、「求職」ではなく「求人」のロゴだと勘違いしてましたm(._.)m。真面目に見てませんでしたので。
Concept と Usage がまた凄い。

 

-----
作成の経緯と目的
学会設立30周年記念事業の提案に基づき設置されたキャリア支援ワーキンググループで、博士号取得者(ポスドク)や博士課程学生に、アカデミックポストに限定せず、民間企業への就職も視野に入れた幅広いキャリア・パスを考える機会を提供することが議論されました。
その一環として、大会・シンポジウムでの発表時に使用する、求職中であることを示す「求職ロゴ」が作成されました。「求職ロゴ」により、今までアカデミックポストのみを考えていた人が企業の方と直接話をすることで、幅広いキャリアの可能性に気付く可能性が考えられます。
また、大学や公的研究機関側だけでなく企業側から見ても、「求職ロゴ」は良い人材を見つけるきっかけになりうると考えられます。

 

利用方法
「求職ロゴ」は本学会の大会における発表時の、スライドあるいはポスターに付してご活用下さい。その他の目的には使用しないで下さい。なお、使用にあたっては、指導教員や所属先の上司等と事前に十分ご相談下さい。画像はこちらからダウンロードできます。
-----

 

そんなの変だよ(ばっさり)。
プレゼンスライドやポスターセッションの掲示に(だけ)こんな顔マークつけるなんてこっぱずかしくてできっかよ、成果発表の場で就活なんかすんなや、てなところもそうだけど、ポスドク対策として夢の民間企業へどーぞ、という発想がですねえ。

 

率直に言えば、民間企業において博士号取得者の採用を増やしていこうという機運はさらさらない。この数十年、人気がないという状況はちっとも変わってなくって、むしろ minimal になってきてるらしい。その一方、お国の大学院重視政策でスーパーテクノクラートの博士様はごんごん生まれている現状。その昔「オーバードクター」と呼ばれていた問題は「ポストドクター」と名前を変え、先送りされ、遂に令和の到来とともに超高齢化社会に突入して現在に到る。

 

一番気になるのは、「知」の所有(あるいは生産)の場を大学から企業に移そうとしているらしい政府の政策(だから補助金減らしてるんでしょ?違う?)がこんなところにも顔を出しているのではないかということ。
しかも「アカデミアから民間へ」と事実上限定をつけてしまったものだから、このマーク載っけて学会発表なんかしてたら一気に周囲からそーゆー色眼鏡で見られちゃいそうですね。

« 三井住友信託銀行等の株主総会議決権行使集計問題についてのどこよりもわかりやすくて詳しくてためになる解説(の試み):後編 | トップページ | もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その241:げんきくん) »

Visual界:キャラクター/シンボル/ロゴ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 三井住友信託銀行等の株主総会議決権行使集計問題についてのどこよりもわかりやすくて詳しくてためになる解説(の試み):後編 | トップページ | もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その241:げんきくん) »

2020年12月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想