【加筆編】Airy-Fairy, 花ざかり(とちはなちゃん・ミヤリー)
(承前)
このところ、ちょっとしりとり形式になっちゃってますが・・・。書いてる本人もどこへ流れていくのか、気分まかせ風まかせで行方は知らぬ。
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エアリーな感じwwでむしろどこぞのフラワーパークなんかのキャラという雰囲気。このことはまたいつか取り上げることになるだろう。
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前回想起していたのはこのあたり。こう、ふわふわぁーっ、と。
栃木市
とちぎ花センター
マスコットキャラクター
とちはなちゃん
高柳順子
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とちぎ花センター開園20周年を迎えた平成24年10月、大花壇に舞い降りてきた花の妖精。みんなにお花を届けて素敵な笑顔がいっぱいになるのが喜びよ。
ピンクの[帽子]は大花壇の6枚の花びら、前髪は鑑賞大温室の[ヒスイカズラ]なの。
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と紹介されている。
おお、ヒスイカズラ/Strongylodon macrobotrys!フィリピン原産、緑とも青とも見える誠に不思議な花色がたまらなく魅力的な温室植物です。「神秘的」という言葉がぴったりで、初めて見たら衝撃を受けると思う。ツルが見たのは新宿御苑だったっけ、夢の島だったっけ、それとも神代植物公園だったっけ?大阪花博の咲くやこの花館にもあったような。沖縄の東南植物楽園でも見た気がする。各地の植物園から熱視線を浴びせられているわけやね。
因みに正しくは「観賞大温室」でせう😁。サイトにもパンフレット類にも全て「鑑賞」って載ってるけど、アハハ。
もとい。同センターでは落ちた花を使ってこんなものをディスプレイしてたりもするらしい。
これだけでアートしちゃってます。鑑賞して下さい。
ミクロネシアのポンペイ島の “Village” というホテルのコテージで、夕食後の暇つぶしにそこら辺に落ちてたサガリバナやイランイランの花だのマンゴーの実だのを拾ってきてベランダの木の床に幾何学模様のお絵描きしたら、朝になってホテルの人たちがわさわさ見に来てえらくウケた(^^)vことを思い出した。
田中一村や伊藤若冲にこの植物を見せたらどんな絵を画いただろう。
で、とちはなちゃんのかぶりモノに入っている模様は同センターのシンボルマーク?です。
家紋で言うと牡丹紋系なんですけどねー、由来はわからない。
【2009.04.04「廻廻 家紋夜話」】
近衛牡丹
スカートに入ったMARY QUANTみたいなマークについても詳細はわかりません。
こんな蒲鉾、時々見ますよね、関係ないだろけど。ま、栃木市だから取り敢えず市の木トチノキ(≒マロニエ)の花でも盛っとくか、とならなかったのはこの作者の職業的良心を表していると思うが。
もう一つ、いっとこか。
栃木県宇都宮市
マスコットキャラクター
ミヤリー
(作者不明)
あー、これ誰の作品だっけー?いろいろ調べてみたけれど;
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「ミヤリー」は平成18年4月1日の市制110周年を記念して全国からの公募と市民投票によって誕生したマスコットキャラクターです。市の花である[サツキ]の冠をかぶった妖精をモチーフとし、宇都宮の「ミヤ」と妖精フェアリーから「ミヤリー」と名づけられました。
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ぐらいのことしかわからなかった。前はどこかに作者名が出てたと思うんだがなー。メモっとかなかったのが痛恨です。市の広報誌も5、6年分ぐらいしかサイト掲載されとらんもん。「妖精」つっても草野敬一じゃねえだろし(笑)。
ミヤリーは後に、2010年から始められたシティプロモーションのロゴマークをお腹につけさせられた。左のほっぺにはフェイスペインティングまで。しかしこのロゴについては別稿に譲るとします。
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そうか。とちぎ花センターは、同じ県内で既にこんな妖精キャラが制定されているところにもってきて上掲の「花の妖精」デザインをぶつけたのであるな。カニバリズムで戦略的に有利じゃないと思いますがねー。一晩寝たら、どっちがどっちだったっけとか、ミヤリーは栃木県鹿沼市のキャラじゃなかったっけとか、記憶は曖昧になっていることだろう(両方のご当地に隣接する鹿沼市も市の花はサツキであり、何と言ってもツツジ・サツキ類の植え付け用土の大定番、「鹿沼土/かぬまつち」の産地である)。ツル的には「栃木ってなんかこんな感じのあったよね」程度の印象にとどまってるし。今までもそうだったから。
こうなると高柳センセびいきの愚blogとしてもいささか具合が悪い、はははは(攣💦)。
(続く)
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