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2021年1月 1日 (金)

【新年特別企画】非にして非なるもの - 東京 vs 福岡:一驚

令和3年、🎍明けまして🎍おめでとう🎍ございます🎍。

 

愚blogではこれまで何度か、「似て非なるもの」Subseriesも書いてきてるわけですが(実は【2011.04.11「上新粉 vs 白玉粉 vs 道明寺粉」】が愚blog一番のAll-Time人気ネタだったりする😅)、その裏企画というわけで、これいきましょう。

 

40年ぶりのUターンから1年余りほど経った今、ツルがリアルに感じてる東京🗼🌸と福岡↪🗾の違い。
こうしたネタはネット上に腐るほどあると思うけど、ツルの高い知性と研ぎ澄まされた感性による日常の生活感覚的ギャップ、その文化的考察です(息を吐くようにウソをつく)。言っとくけど「首都 vs 地方」みたいな小難しい話じゃありませんよ今回。年の初めのやりっぱなしの書いて出しでアップロード📤💦。

 

・福岡の食いもんは甘い
とにかく甘い。スーパーの惣菜コーナーで、飲み屋のメニューで、何でも甘い。蕗の煮物なんて砂糖漬けのアンゼリカかと思うほど甘い(ちょっと大げさ)。魚の南蛮漬けもチキン南蛮のタルタルソースもダダ甘い。酢の物すらしっかり甘い。摂取カロリーが気になるぐらい。
九州の醤油が甘いというのはよく言われるところで、それは10年ほど前からツルも帰省の度に感じるようになっていた。漬物にちょっとかけた醤油の甘さにうわっと驚いたりとか。長年の東京暮らしに舌が馴染んじゃったんでしょう。九州の中でも南に下れば下るほど醤油の糖度は高まるんだそうな。でもそんなことに限った話じゃないんです。とにかく何でも甘い。甘くないのはカレーぐらい(そうとう誇張)。
けどこれ、なぜかツルはUターン直後より現在の方が強く感じる。あと1年もすればまた何も思わなくなるんでしょうなあ。それと、福岡を離れて1981年に京都に住み始めた時も、その後1987年に東京に住み始めた時も、これと逆のことを感じたりはしなかったのに、というところがまた不思議。

 

この文脈でいうと、先日、勤め先の社長と話をしていて、「福岡のお店は意外にあまり日本酒置いてないですねえ」と言ったら、「福岡の食べ物は甘いでしょう、それを焼酎のお湯割で洗い流すんです」と言われていたく納得。「甘い」、まずありき。大昔に聞いた話のような気もするけれど、すっかり忘れていた。(今度の会社は皆言葉遣いがめっちゃ丁寧なんで、そこも驚き。前の会社は上が下を呼ぶ時は呼び捨てが普通だったので。)

 

・コンビニの肉まんに酢醤油がついてくる
ツルが子供の頃は、豚まん(これを肉まんと呼ぶか豚まんと呼ぶかについては別途本Subseriesでの検討に値する重要な Subject である)はお母さんがたまに買ってきて蒸し器で蒸かしてくれて食べるものでした。コンビニの中華まんなんてもちろんなかった。というより、コンビニエンスストアが初めてできたのは高1の時。中学時代の友達がバイトしてて、「スーパーやろ?」「違う、コンビニエンスストア!」「何やそれ、長ったらしかー!!」なんて会話したのを覚えてます。
で、そういう時は酢醤油がつきものだった。たまには辛子も(そう言えばチューブ入りの辛子やわさびや生姜もまだなかった)。京都に進学した頃はもちろんコンビニは普通の存在になっていて、いつしかレジ前に中華まんだのピザまんだのの加熱ケースが幅を利かすようになったけれど、ごく初期を除いて酢醤油つけるってことはないわけです。ツルはその頃、「酢醤油つけなくてもおいしいように商品開発したんだ」と思ってました。
それがこちら福岡だと、今でも酢醤油と辛子の小袋がついてくる。正直ちょっとうざいんですけどね、最近コンビニでつけてくれるペーパータオルと同じぐらいに。

 

・カレー/シチュー用の豚肉は定番商品ではない
スーパー編です。東京人は豚ばっか食ってる、というのは関西人がよく東京もんを見下すところですが、ツルは基本、ポークがお好き。
昔、口内炎がなっかなか治らなかったことがあって、ドラッグストア行ってチョコラBB薦められて飲んだらほんの数日で完治し、ついでに目の充血やかゆみの症状(効能書きにも載ってます)があったのも嘘のように解消した。あまりによく効いたので、それまでの自分の食生活をいたく反省したことでした。で、ビタミンB群を積極的に摂るようになっわけ。豚肉はその筆頭。ニンニクやネギ、タマネギなどと一緒に食べるとビタミンBの吸収率が6倍に、なんて古い新聞記事をスクラップしてたりもします😅。ご存じ?ビタミンB1剤の「アリナミン」ってネギ属の属名 Allium に由来するんだぜ。
で、豚汁(これをとんじると呼ぶかぶたじると呼ぶかについては別途本Subseriesでの・・・後略)なんか冬場はよく作るし、カレーやシチューも豚肉で作ることが割に多い。ところがそういうモードの日にスーパー(そう言えば、「まいばすけっと」みたいなミニスーパーはまだ福岡にはないんだよなあ)に行くと、それ用の角切り肉が置いてなかったりするんです。これはいかんねー💢。煮豚・角煮用のでっかいブロックなら常にあるんだけどね。多分これ、福岡ではチキン --古風に言うと「かしわ」-- に走りやすいということだと思う(ご当地A級グルメ「鶏の水炊き」なんてのもあるし)。

 

・チョリソーは定番商品ではない
同じ意味合いで言うと、チョリソーがなかなか売ってないことにもびっくりした。他のいろいろなソーセージ --あらびきとか皮なしとかハーブ入りとかチーズ入りとか何とかかんとか-- はいつもあるのに。貧しいわ(T^T)(福岡ネガティブ情報その1)

 

・長年離れているうちに、東京 ↔ 福岡/九州で均質化したものももちろんある。
九州の高菜漬けとその油炒め、高菜ライス/高菜チャーハンが全国区になったのはもう30年ぐらい前のことだと思う。昔は「漬物を油で炒めるの?!?!」とドン引きされたものです。北部九州で広く漬け菜として栽培されるタカナ/Brassica juncea var. integrifoliaはアブラナ科のカラシナ/Brassica juncea var. cernuaの変種/varietasで、実は中国のザーサイ/搾菜/Brassica juncea var. tumidaも「コブタカナ/瘤高菜」と呼ばれる近縁種です。食感が似とるっちゃ似とるわね。タカナは冬場に大きな葉を広げ、寒さに当たると独特の赤紫色を呈するので、慣れれば畑に植わってるのを見ただけでも一目でそれとわかります。産地でいうと、福岡県筑後地方の「三池高菜」より、残念ながら熊本県阿蘇山の「阿蘇高菜」が断然うまい、てか上等。だって三池高菜ってスジスジが歯に挟まるっちゃもん(福岡ネガティブ情報その2)。阿蘇高菜は少し小ぶりで、歯触りが丁度いいんです。福岡空港や博多駅でお土産にお求めの際は是非とも「阿蘇高菜」とご指名を。
因みに、Wikipediaにこんなことが載っていた。

 

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大牟田市が発祥といわれる高菜の油炒めは三池炭鉱の労働者たちに愛され、現在でも地元で愛されている。
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ああ、そうだったの。重労働でカロリーが必要だったんでしょうねえ。もっとこのネタは売り出していいような気がするけど。
福岡県の最南端、熊本県荒尾市と接する大牟田市は、少年期のツルが小4から中1まで過ごした場所。江戸中期に一時幕府の天領となっていた歴史もあってか、校区の中には「天領町」「右京町」などという床しい地名もあった。Uターン後、まだ一度も訪れていない。家の庭のあのツツジの巨木はまだあるのだろうか・・・。

 

遅れてきたのが柚子胡椒です。柚子胡椒というものを初めて食したのは小学校高学年か中学校の時だったかと思う。父親の友人の大分別府の方から「何にでも合う」系の薬味としていただいたんだよな。ツルは夏場の素麺のつゆに入れるのも生姜じゃなくてこれです。あと、庭に自生しとるww茗荷と紫蘇も欠かせん。

えーっと、これも20年ぐらい前かな、ひいきにしていた世田谷の隠れ家飲み屋で大将と話していて、「柚子胡椒?粉になってるんですか?」と聞かれてこっちがびっくりしたことがある。ペーストですペースト。「胡椒」と言った瞬間にトウガラシ/chilli pepperじゃなくてコショウ/pepperを思い浮かべる人は多かった。ユズの果皮を乾かして粉にしてコショウと混ぜるイメージですかね。(九州で唐辛子のことを「こしょう」と呼ぶ風習はツルの親世代辺りまで残っていたように思う。沖縄の液体スパイス「こーれーぐーす」も「高麗胡椒」で、島唐辛子を泡盛に漬け込んだものだ。)

今や、東京のコンビニのおでん買うときにも「辛子にしますか味噌にしますか柚子胡椒にしますか」と聞かれるようになったので、出世したなあと思う次第。
後はまあ、ピエトロ(本社は福岡市中央区天神)のドレッシングとかマルタイ(福岡市西区今宿/いまじゅく)の棒ラーメンとかかいな。あ、辛子明太子と長浜豚骨ラーメンは別格ね(もつ鍋は苦手なので除外)。ジャイアントPRETZの明太子バージョン、普通に酒のつまみにうまいので時々会社帰りに博多駅の土産物屋で買うとります。大分麦焼酎の麦茶割りがすすむじぇ。

 

(続く)

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