【手遊び編】Comme ça de Templé / パロディってこんな風?(士幌町100周年・八戸市90周年・88周年)
(承前)
本日、1年ぶりに入院中。去年のお正月に京都で骨折した足首の治療で入れたチタンプレートを除去する「抜釘」のため。
ま、経過順調につきここまで来たわけですが。
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やすひさネタ、引っ張ります。
今回も小ネタだけど、忘れちゃいそうなのと、自分でいじってたから💦そのあたりを書き留めておきたく。
今までも何度か取り上げてきたとおり、日本タイポグラフィ協会のサイトには個人会員として井口やすひさの名前が出ている。作品も数点掲載されて、時々差し替えられてますが、現在載っている中にこんなものがありまして・・・。
北海道河東郡(かとうぐん)士幌町
開町100周年 記念ロゴマーク
井口やすひさ(群馬県)
2021年3月に発表されたもの。
あーぁ( ´Д`)=3、いかにもリサイクルの利きそうなデザインですなあ。
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(2021.04 広報しほろ No.725 抜粋)
開町100周年を町民一体となって祝うイメージを[100th(町章)]と「町周辺の豊かな自然(山・川・丘陸)」をモチーフに、貴重な歴史や伝統、産業、文化のあらゆる情報交流の絆と魅力発信を表すとともに、開町100周年の機運醸成を節目に次世代へ継承し、安心、信頼される町の福祉や町政を目標に更なる発展・繁栄する「士幌町」の輝かしい姿と未来像を力強くアピールしています。
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ほうぅぅら、文章もやっぱりきっちりテンプレどおりじゃん。(どこに「川」が表されているのか聞きたいものである。「丘陸」はナニかの間違いであろうと思うが。;微伏線)
〔キャッチフレーズ〕
「100周年 夢拓き 大地と生きる 士幌町」
中山善富(愛知県)
ご当地は北海道南東部、十勝地方の内陸部にある町で、上記の広報誌には次のような町長 小林康雄(当時:2022.01.27死去)のメッセージが出ている(抜粋)。
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士幌町は、大正10年[引用註:1921年]に当時の音更村[引用註:おとふけむら]から分村して1世紀という大きな節目を迎えます。
士幌町の歴史は、
明治31年[引用註:1898年]に「岐阜県美濃地方から移民の方々による開拓」、
大正10年[引用註:1921年]に「音更村から分村『川上村』と称する」、
大正15年[引用註:1926年]に「『士幌村』と改称」、
昭和37年[引用註:1962年]に「町制施行」
という町勢の変遷のなかで幾多の困難を乗り越え、今日の発展を築いてきました。
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つまり、入植の時でも町制施行の時でもなく1921年4月1日の「分村」の時を起点としているわけだ。それってちょっと微妙・・・まあいいけど。
因みに岐阜県美濃市とは平成に入ってから1994年5月1日に姉妹提携都市の関係を結んでいる。これは入植の歴史があるからだろうけど、両自治体のサイトともそこら辺のいきさつには何も触れられていない・・・それもどうなんだか。
で。
こいつをちょこ~っといじくって、えーと、こーゆー感じはどうでせう。
あくまでもパロディっつーことで😓。
ついでに・・・
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市制施行100周年を市民一体となって祝うイメージを[100th(市章)]と「市周辺の豊かな自然(山・海・丘陵)」をモチーフに、貴重な歴史や伝統、産業、文化のあらゆる情報交流の絆と魅力発信を表すとともに、市制100周年の機運醸成を節目に次世代へ継承し、安心、信頼される町の福祉や市政を目標に更なる発展・繁栄する「八戸市」の輝かしい姿と未来像を力強くアピールしています。
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ああ、我ながら悪趣味。
でも、これってやすひさがいっつもやってることですから😤。
「みの」でも簡単に作れそうだけど、美濃市は近いうちに迎える節目らしい節目というものがなくってですねえww。あ、来年は士幌町との姉妹提携30周年に当たるのか(^_-)。
青森県八戸市は1929年5月1日に市制を施行して発足しており、従って2029年に100周年を迎える由。2019年2月には90周年ロゴマークを選んでいた。
青森県八戸市
市制施行90周年 記念ロゴマーク
八戸地域デザイン協会
さらにその2年前、2017年の88周年の時にはこんなのも。
青森県八戸市
市制施行88周年 記念ロゴマーク
この時には地方自治法上の「中核市」への移行(めんどくさいから説明省略)が絡んでいたこともあって、90周年の時よりむしろ盛り上がっていた様子。(このロゴマークはあまり活用された形跡がないが。)
そもそも、「八」「8」には格別のこだわりがある土地柄でしょうしネ。
これだけ細かく刻んでるんだから、来たるべき100年目の大節目でもロゴマーク作るでしょうよ。今から準備おさおさ怠りなく✌、でっせ。
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