Visual界:キャラクター/シンボル/ロゴ

2017年9月19日 (火)

【番外編】一匹の竜もし死なずば(ちーたん)

愚blogを書いていて、たま〜に気になってきたサイトがある。「辛坊の四苦八苦。60歳からの公募にチャレンジ!」というblog。ある公募ファンのリアルタイムな苦闘の歴史です。現在、「その12年目。」と副題がついていて、なんと「その594」まで来ているから、まさに古来稀なりき。ハマったきっかけは年賀状デザイン公募だったそうで。
往時は結構精出して応募していたし(そこに見合う成果を上げていたかについては疑問が残るようだけどcoldsweats01)、自己採点もなされていて、死屍累々なれども真面目な公募マニアという気はする。作品画像は「未公表」の縛りを意識して、基本的に一部分のみチラ見せする形です。敢えて「公募ガイダー」の蔑称は避けておこう。

この「辛坊」氏のことは某公募系BBSにもよく書かれていたし、自らBBSを開設していたこともあるので(荒れてきて結局閉鎖したらしい)、一体誰なのだろうと思っていたら、採用されたケースをたまたま見つけた。

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(2008.07.11 60歳からの公募にチャレンジ、その204)

「丹波竜マスコットキャラクター募集」に応募しました。
http://www.tambaryu.com/tambaryugp2.html

●締切り
平成20年6月4日(水)〜7月11日(金)必着

●決定及び発表
各賞の入賞者には、直接本人に通知するほか、報道機関などに公表するとともに、ホームページにも掲載(平成20年9月頃予定)

●賞
グランプリ 1点 20万円(買上料含む)
優秀賞   2点 2万円(買上料含む)

●こんな感じで出しました。

●自画自賛度
☆☆☆☆

1億2千万年以上前の堆積した地層から生まれた、[地層]の[竜]です。体にはいっぱいの[化石]のアップリケ。
これだけ長い時間をかけて蘇りながら、なお、これから育っていく生命の兆しを頭のてっぺんに[芽]出しています。命のつながりを体全体で教えてくれます。

●結果
ひさしぶりにグランプリでした!
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(2008.08.28 丹波新聞 抜粋)

丹波市は22日、丹波竜マスコットキャラクターを発表した。愛称を募集している。9月2日必着。
1億2000万年以上前から堆積した[地層]をモチーフにし、体のあちこちに[三葉虫]や[アンモナイト]などの[化石]のアップリケをちりばめている。頭からは、[双葉]が出ており、長い時を経てよみがえり、さらに育っていく生命の兆しを表現した。作者は、千葉県千葉市のイラストレーター古田 新さん(62)。
最終選考に残った3点を市民投票した。総投票数は3378票。古田さんの作品は1338票を集めた。

〔後略〕
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兵庫県丹波市
丹波竜マスコットキャラクター
(丹波竜の)ちーたん
古田 新(62歳:千葉市:イラストレーター)
(愛称)廣内寿子(丹波市)
ちーたん

あー、この作者だったのか!!名前だけは、「九州観光マスター検定試験ロゴマーク」や「いいいろ塗装の日2007ポスター」の最優秀賞として取り上げたことがあったっけ(cf. 2014.09.11「祭りと金魚と男と女」・【その138】)。

昔の百貨店の包装紙みたいなデザインやなーww。十六茶キャンペーンにも2015年に登場しとった奴っす(cf. 2015.02.28「最強の悪夢の名残り:リスト2」)。結果発表が予定より早まったというのは、ご当地公募には珍しいこっちゃね。

廣内のネーミングには長い詞書きがついている。

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『ち』は地層、地球、いのち
『ー』は長く、永遠
『たん』は丹波、誕生、まごころ。
生命を生み出してきた地球、地球誕生から現在までそれぞれの時代の地層で異なった生命の歴史があり、地層で形成される大地は、あらゆる生命を長年にわたり育んできた。自然の営みの根源が大地であろう。その歴史ある地球を形成してきた大地(地層)から命が芽生える。我々が生きる地球の大地を守り、芽生えるいのちを育み、生命を大切にすることを未来に伝えていくこれこそ『ちーたん』に与えられた使命であります。
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はぁ、そうでありますか。こういうのもつまりは形を変えたてんこ盛り発想であって、ツル的には評価することはできない(東京五輪マスコットのネーミングが急に心配になってきたshock)。

丹波市は「丹(まごころ)の里」を標榜しており、「たん=まごころ」というのはジモティ的常識なんだろう。「丹」には「丹念」「丹精」の熟語もある。「赤心」という言葉もあるな。「あか」はそういう色。

ご当地で大型恐竜のものらしい化石がジモティ男性2名(旧い友人同士だったという)によって発見されたのは、公募から遡ること2年前、2006年8月のこと。
降って湧いた大発見のニュースは、過疎化の進むこの町に当然ながら恐竜フィーバーを巻き起こした。即ち「恐竜ラーメン」「恐竜うどん」「化石巻」「恐竜たまごっ茶」などが続々商品化shock。「丹波竜」の商標登録がされた後は、「丹波竜ラーメン」や「丹波竜うどん」となってます。
「化石巻」は巻き寿司ね。ご当地では節分の「恵方巻」もこれで、その年の恵方ではなく化石発見場所の方角を向いて食べるのだ(ウソ)。

お役所も早速飛びつき、「恐竜を活かしたまちづくり課」なんて部署を新設した(10年ほど経った今では「恐竜・観光振興課」となってるみたい)。本公募もここの肝煎りです。

♪デカンショ デカンショで 半年暮らす
 後の半年ゃあ 寝て暮らす
 ヨーイ ヨーイ デッカンショ

♪虎は死んだら 毛皮を残す
 恐竜死んだら ゆるキャラ残す
 ヨーイ ヨーイ デッカンショ

今作りました・・・。と、これはお隣の兵庫県篠山市の民謡でしたか(cf. 2015.04.21「十年に一度の逢瀬:6」)。

化石はその後、8年かかって新属新種と認められ、Tambatitanis amicitiaeなる学名が命名された。属名は「丹波」とギリシャ神話の巨人族「Titan」から取られており、種小名は発見者2人の長年の「友情」に因んだものです。

ええと、何の話をしてたのじゃったかいのぅ・・・

blogを読むと、古田は錯塩キャラも一杯作っているし、リメイクやリサイクルをしていることも自ら語っているので、そもそもそこにツルはフフンと鼻を鳴らしちゃうんですけどね。まあ、blogでちゃんと告白しているところは認めてやらなきゃいかんか。(そうです、愚blogはあくまでゴーマンに上から目線。)

2017年9月17日 (日)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その192:お城の動物園ロゴ・入船小学校章)

(承前)

今回は、以前【その180】・【その189】で取り上げた今井健二名義をみたび追いかけます(しかし愚blogも自己目的化しとるのう)。

和歌山市
わかやまフレンZOOガイド
お城の動物園(和歌山公園動物園) ロゴマーク
(来園者投票2位)
今井健二(大阪市)
お城の動物園ロゴ

市営動物園が整備開始から100周年ということで、ロゴマークとキャッチフレーズをそれぞれ公募したもので、2015年5月発表。「100周年」の文字は入っていないから、継続的に使用していくんでしょう。

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(2015.06.06 産経新聞 抜粋)

〔前略〕

動物園をサポートしている市民団体「わかやまフレンZOOガイド」が4月中に一般公募し、全国からロゴ57件、キャッチフレーズ173件の応募があった。
ロゴ5件とキャッチフレーズ6件に絞り込み、5月5日の「こどもの日」に合わせて、来館者向けに人気投票を実施。700票の投票があったという。

〔中略〕

1位のロゴは、クマをメーンにして周囲にペンギンやウサギなどが描かれ、207票を獲得。その他、[和歌山城]を頭に載せた[クマ]などユニークなデザインが選ばれた。
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あのさあ。「お城を頭に載せた」ようには見えんぜ。クマの後ろにお城が写ってるだけみたいじゃん。そして仄かに漂う昭和感。諸々、塩崎家のお家芸であることは否定しないが。

2013.04.06【その31】
大阪市中央区
メインキャラクター
ゆめまるくん
塩崎栄一
〔2008年10月決定〕
ゆめまるくん

2013.01.27〜28【その24】・2015.05.01【その24の2】
愛媛県四国中央市
マスコットキャラクター
しこちゅう → しこちゅ〜
塩崎歩美
〔2013年1月発表・10月デザイン補整&改名発表〕
しこちゅうしこちゅ〜

四国中央市では途中で[川之江城]を奪われてますがね。

来園者投票で選ばれた面々は次のとおり。

〔ロゴマーク〕
1位(採用作品) 207票
青山えり(静岡県焼津市)

2位
今井健二(大阪市)

3位
なかたこうへい(和歌山県岩出市)

〔キャッチフレーズ〕
1位(採用作品) 195票
「お城と、ZOOっと。」
熊谷さやか(東京都台東区)

2位 116票
「お城で暮らす、「かいらし」仲間たち」
岩本 洋(東京都江東区)

3位 110票
「ZOOっとだいすき!」
森 茜(和歌山市)

応募にはなんと1人1点の点数制限があった(-.-)y-゚゚゚。てことは、別名義なんかも使われたかもしれないってことですよね、榮一老大?ア、でも採用の対価は「謝礼」として「図書カード(些少)」だったそうだから、あんまりゴリゴリやる気は出なかったっすか?
であればもう「お城の動物園永久無料パス」とかにした方がよっぽどインパクトあって、かつ有象無象の全国の公募ゴロも追っ払えるじゃんとツルは思いかけた。でも残念、ここってはじめから入場無料なんですよ(^^;。

権利関係については、動物園自体ではなく市民ボランティアが募集主体だったため、「採用作品の著作権は、わかやまフレンZOOガイドに帰属します」という変則的な形となっている。変なの。お互い使いづらいでしょうに。

キャッチフレーズについても一言解説しておくと、Wikipediaには「移転の計画が進んでいたが平成26年に当選した尾花正啓市長によって現在地での再整備が検討されている」と出ている。だから「お城と、ZOOっと。」には、「来し方」だけでなく「行く末」も含めた深ーい意味があったわけです。

忘れちゃいそうなので、同じ名義をもう一つ、今度は東から、同じく2015年作品で。

千葉県浦安市
浦安市立入船小学校
校章
今井健二(大阪府:イラストレーター)
入船小学校章

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入船小学校の頭文字[入]をモチーフに、「夢と希望をもち、未来に羽ばたく入船っ子」を[カモメ]の大空に舞う姿でデフォルメしました。
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ねね、どうしてこんな奇妙な形にしちゃったの?海獺か海驢か海豹か海象かと思ったcoldsweats02。説明受けた後でもカモメとは思えん。こんな丸ブーのなれの果て的へなちょこ鳥、どこにもいないでしょうよ。

いや、この辺にいるかぁ。

【2013.02.07「キャラ自ずと似るとは聞きしかど」】
滋賀県米原市
米原市立河南小学校
校章
堀江 豊
〔2013年1月決定〕
河南小学校章

入船小は新設校とは言え、ご多分に漏れず2つの学校を統合して2015年4月にスタートしたところです。開校時の生徒数は482人、となると1学年約80人wobbly。一緒になっても2クラス程度ってとこか。人口20万人弱の中規模自治体にしてこの状況、少子化の時代やねえ。

何でも浦安市初の学校統合事例だったそうで;

・隣接する入船中と校舎をつなげて、小中一貫を「見通した」学習・指導をしたいとか
・校内に「ホタルの里」を造って、蛍観賞会を地域の恒例行事にしたいとか
・校歌公募では、学校のキーワード「夢」「希望」「未来」を織り込めとか

いかにも今風な気合い空回りネタと、何を今さらなありがちネタが同居している。

校章は開校後の8月頃から10月5日まで校歌と同時に募集され、決定されたのは10月31日(類似調査なんてやってないんだろうなあ)。しかし年度末も迫った2016年2月9日になってようやく「校章・校歌制定式」が執り行われているtyphoon。当時の6年生が新校歌を公に歌えるのは自らの卒業式ぐらいしかなかったろうね。裏声で歌へ旧校歌。
つまりはそういうのを何とも思わない校風、∴田舎公募(これこれ)。

そして入船小サイトには、ちょっと不思議なことが書いてある。

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来客用玄関に、旧入船南小学校・入船北小学校の校章を設置しました。
これは、両校の体育館の緞帳にあったものです。
自分が通っていた学校の校章を見た子供たちの嬉しそうな笑顔が印象的でした。
入船北小学校と入船南小学校のよさを引き継ぎ、子供にも保護者や地域の皆様にも魅力ある学校をつくっていこう・・・
両校の校章を見るたび、あらためてそう思わせてくれます。
新しい校章とともに大切にします。
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そんなものは校長室にでも飾っておけば十分、あるいは各自の胸の中に。

(続く)

2017年9月16日 (土)

【INDEX】総まくり!キャラ/ロゴ公募界、大御所先生リスト!!(はち〜わた)

(承前)

●八谷(はちや)早希子(北海道江別市)

cf.
2013.09.08「下ぶくれの神様」
2013.10.13「下ぶくれの神様 再び」
2014.01.24【その78】
2015.01.03「かわたん縁起ばなし:下」
2015.01.11「下ぶくれの神様 三たび」
2015.12.12〜20「下ぶくれなる謎の神々」
2015.12.22「★の瞳に希望の光」
2015.12.24「聖夜に深く不実はうずもれ」
2015.12.26「★の瞳に不実の翳り」
2016.08.08〜10「アナタのムラの公募の不実?」
2016.08.22「ゆるキャラ(R) 再生処理装置」
2016.08.26「アナタのマチのごみ処理問題? Dispute One」
2016.09.30「アナタのマチのごみ処理問題? Dispute Two ⇒ 不発。」
2017.02.11「Symbols of Jinsekikogen Town」
2017.06.28「北の駅から ― その4」
2017.07.06「世界から狼が消えたなら」
2017.07.08「たまにはご当地キャラクターの運用というものを」

〔近日UP予定!!〕


●濱口温男(はるお)/浜口温男(高知市)

cf.
2014.11.10「丸ブーtyphoon艶競べheart [5]」
2016.01.29〜31「tulip花めかしたりや、shineきらめかしたりや」
2016.12.18「そして類似に吸い寄せられてゆく。」
2016.12.20「Dejavuなんかこわくない」
2017.05.05「ガイダー十字架遺産指定の件:第2回」


●彦根 正(ただし)(東京都町田市)

cf.
2014.12.07〜11「2年課程修了試験」
2015.07.05〜07「丸ブーtyphoon艶競べheart [8b]〜[8c]」
2015.12.13「アは阿呆のア,A is for Absurd ― 3」
2016.01.28「丸ブーtyphoon艶競べheart [14b]」
2016.03.13「丸ブーtyphoon艶競べheart [15]」
2017.05.22「「公募ガイド」の大罪;実証1」
2017.06.09「その公募の投票1位は正に盗作ではないのか」
2017.08.20「丸ブーtyphoon艶競べheart [47]」


●平山陽一・加代子(鹿児島市)

cf.
2013.11.28「平成の世に 多き不訶思議」
2014.02.13〜17「白昼堂々、Evil Under the Sun」
2014.11.10「丸ブーtyphoon艶競べheart [5]」
2015.05.04「十年に一度の逢瀬:11」
2015.05.05「丸ブーtyphoon艶競べheart [6]」
2015.05.06・10「Again, Evil Under the Sun」
2015.06.10【その139】
2015.06.14「一筆啓上 ストックあります」
2015.07.25「Provinceの海と陸と山と空と陽」
2016.09.03「井の中の 傲る蛙は 久しからずや」
2017.03.14「採用はアナタへの復讐」

〔近日UP予定!!〕


●深川重一(しげかず)(東京都杉並区/大阪府堺市/大阪府和泉市)(註14)

(註14)
広島県福山市出身。1998年4月頃まで東京在住であったことが確認でき、その後2000年11月頃には堺市に転居し、2003年5月頃までに和泉市に移っている。

cf.
2013.01.03〜05「その川は本当に深く淀んでいないのか」
2014.08.13「配達されない三通の手紙:三通目」
2014.08.17〜23「果てなく重く深い闇」
2015.12.28「思ったより悪夢、まさかの正夢?:その1」
2016.03.09「海の匂いのする野郎、火傷するほど熱い奴」
2016.07.29〜31「丸ブーtyphoon艶競べheart [21]」
2016.08.20「♪輪廻は続くよどこまでも」
2016.10.02「繰り返すこのMonoRhythm 〜〜ただ繰り返す〜〜 二番」
2017.03.17「民進党ゆるキャラ、決定の件:各論Ⅱ」
2017.05.19「丸ブーtyphoon艶競べheart [40]」
2017.06.04「因縁の渕ぞ積りて海となりぬる」
2017.06.27「北の駅から ― その3」
2017.08.29「More Cutting Edgebudなとんがり塩キャラsign02:中編」


●堀江 豊(広島県廿日市市)

cf.
2013.02.07「キャラ自ずと似るとは聞きしかど」
2014.11.12「失われた友を求めて」
2015.04.05〜07「十年に一度の逢瀬:3〜4」
2015.06.01「Fall in love 熱くくちづけるたびに」
2016.01.27「丸ブーtyphoon艶競べheart [14]」
2016.03.02「小壁画に嵌め込まれたものども ― 3」
2016.04.17「丸ブーtyphoon艶競べheart [16]」
2016.09.06「素人の裏を掻いて ―― Guiders Strike Back」
2017.06.01「二兎を追う者二兎を獲て、の巻」
2017.06.14「お上にはお上の事情と紋章:ニ」
2017.07.02「疲弊してゆく、地球のイメージ」


●前田昌克/まさかつ(大阪市北区/東京都目黒区)(註15)

(註15)
元パナソニック社員。2011年9月頃から、東京在住とするものが混じる。大阪在住の場合は昌克名義、東京在住の場合はまさかつ名義とする傾向。

cf.
2013.01.05「泣きキャラ そして 大阪−東京、漢字−ひらがな」
2013.12.01〜02「ああ、お手上げpapersadpaper
2013.12.14「狸にダマサれる前に、克つ!」
2014.01.26〜02.03「泣きキャラ評定記」
2014.03.23【その87】
2014.03.25「昭和 La Vie en Rose」
2016.10.27【その171】
2017.02.21「田舎公募の不幸 〜Desparateなキャラたち〜」
2017.06.26「北の駅から ― その2」
2017.07.02「疲弊してゆく、地球のイメージ」
2017.07.19「成熟に恥じないように」
2017.07.21〜25「前だけを見ていけ!誰ならぬ己に克つべし!:起〜転」


●増田繭美 → 海山 幸


●三巻(みまき)保征・靖子(新潟県三条市)

cf.
2013.01.04「その川は本当に深く淀んでいないのか − 中」
2014.05.12【その96】
2014.12.11「2年課程修了試験【正解&解説編:2-b】」
2015.02.21「♪たんたん丹波と丹後と伊丹」
2015.03.27「十年に一度の逢瀬:1」
2016.03.09「海の匂いのする野郎、火傷するほど熱い奴」
2016.04.14「丸ブー市章と地図キャラの力学」
2016.09.11「梟と雷鳥と駒鳥と目白の話」
2016.09.23〜27「法三条 ――盗ル勿レ 騙ル勿レ 偽ル勿レ――」
2016.10.31「汝 我が名を妄りに呼ぶ勿れ:第二声」
2016.12.20「Dejavuなんかこわくない」
2017.06.26「北の駅から ― その2」
2017.07.19「成熟に恥じないように」


●宮川ヒロミ・詳子(群馬県前橋市/長野県北佐久郡軽井沢町)(註16)

(註16)
ヒロミ(本名 宏美)は男性だが、詳子とのユニット名としても使われている模様。(少なくともヒロミは)2014年4月頃までに前橋から軽井沢へ本拠を移している。なお、宮川さやか(長野市)との関係・続柄は不詳。

cf.
2013.01.12「すべてが金になる」
2014.03.25「昭和 La Vie en Rose」
2015.03.13【その132】


●三好健一(福岡市西区)

cf.
2013.10.18「I am the Alpha and the Omega ― 1」
2013.12.26〜28「さよなら三角、まねしてまん丸」
2013.12.29「伊勢の罰、薩摩の罪。」
2017.01.26「大御所の罪:その4」


●本山清数(兵庫県神戸市西区)

cf.
2015.06.01「Fall in love 熱くくちづけるたびに」
2015.12.26「★の瞳に不実の翳り」
2017.01.05「Les Liaisons Dangereuses; Whistleblowerとキャラクターとの」
2017.01.07「金糸雀と海猫と怪獣と朱鷺の話」


●盛(もり) 秀雄(青森市)

cf.
2013.07.13【その43】
2014.12.11「2年課程修了試験【正解&解説編:2-b】」
2015.12.12「下ぶくれなる謎の神々:1粒目」


●渡辺光お/光仰/光(福岡市)

cf.
2013.01.22「Pakuri Goes Round & Round...」
2015.06.22「鳥たちに光を」
2017.03.10「必殺!海老固め」

【INDEX】総まくり!キャラ/ロゴ公募界、大御所先生リスト!!(さと〜なか)

(承前)

●佐藤弘子(千葉県茂原市)

cf.
2016.03.31「4年次進級検定【正解&解説編:2】」
2016.04.01「この期に及んで新たな問題; so sweet, so bitter」
2016.09.11「梟と雷鳥と駒鳥と目白の話」
2016.09.12「ふじみん・うさみん因縁譚 (and more!)」


●信貴(しぎ)正明・美和(みわ)(新潟県燕市)

cf.
2013.12.27「さよなら三角、まねしてまん丸≪二≫」
2014.12.07〜11「2年課程修了試験」
2015.07.05「丸ブーtyphoon艶競べheart [8b]」
2016.03.29〜31「4年次進級検定【正解&解説編:1〜2】」
2016.05.17「公募ガイダーはS字固めがお好き?」
2016.10.11「Proud & Happy Geopark Stories」
2017.03.20「丸ブーtyphoon艶競べheart [32]」
2017.09.03「丸ブーtyphoon艶競べheart [48]」


●清水浩美(大阪市阿倍野区)

cf.
2012.12.23〜24「その水は本当に清く澄んでいるのか」
2012.12.26【その16】
2013.07.02【その40】
2014.05.05「最強の悪夢、増殖拡大(十六茶 2014)忘れ物」
2015.12.24「聖夜に深く不実はうずもれ」


●神保(じんぼ)米雄(千葉県松戸市)

cf.
2014.06.05「公募ガイダーのモチベーション:5」
2014.07.02「偶然か蓋然か 神のみぞ知る」


●須賀裕明(東京都千代田区)

cf.
2013.12.11「アは阿漕のア,T is for Trick」
2014.02.12「行け!補整の向こう側へ」
2015.05.24「灼けるような戯れの後に」


●高柳順子(静岡県三島市)(註9)

(註9)
静岡県裾野市出身。本業は外食チェーン運営会社に勤務し宣伝企画を担当。

cf.
2013.02.18〜22「三島宿、ひともとの柳いと高きぞありける」
2013.04.13「環境をイメージで弄るな」
2014.03.21「新しい才能も」
2015.04.05「十年に一度の逢瀬:3」
2015.04.11「知立乱立杜若」
2015.12.24「聖夜に深く不実はうずもれ」
2016.10.24「愛称問題、奥深し」
2016.10.25「愛称ならで、課題は渦高く山積み」


●立志(たてし)哲洋(東京都江東区)(註10)

(註10)
熊本県牛深市(現 天草市牛深町)出身。

cf.
2013.11.19〜20「志とは裏腹に」
2014.09.13「酒と魚と女とハイヤ」
2015.04.07「十年に一度の逢瀬:4」
2015.05.05「丸ブーtyphoon艶競べheart [6]」
2015.11.13「ドルチェの後は苦い珈琲:2杯目」
2016.05.10「記憶のミンチからの復活再生」
2017.06.06「校章M&A方程式:第1式」
2017.07.02「疲弊してゆく、地球のイメージ」
2017.08.13「丸ブーtyphoon艶競べheart [44]」
2017.08.20「丸ブーtyphoon艶競べheart [47]〜[48]」


●田中博士(愛知県豊橋市)(註11)

(註11)
平成大合併に伴う自治体章公募において、杜多利夫&・利香、工藤和久とともに最高レベルの採用数を誇った。現在公募への応募は行っていない模様。

cf.
2013.12.10「誰だ?言葉をパクる者は!」
2015.07.05「丸ブーtyphoon艶競べheart [8b]」
2017.01.11〜26「大御所の罪」
2017.01.18〜20「丸ブーtyphoon艶競べheart [26]〜[27]」
2017.02.08「丸ブーtyphoon艶競べheart [30]」
2017.02.15〜16「天からの恵みの重さ」


●垂水秀行(香川県丸亀市)

cf.
2015.10.21〜31「いはばしる バイクの臀の プレートの」
2015.11.03「〆の後はドルチェ」
2015.11.29「いはばしる バイクの臀の プレートの;再び」
2016.01.01〜03「遠い祭りの音と 郷土の匂いと」
2016.01.04「さわらびの もえいづる はつはるに」
2016.11.28「一生に一度の(?)デザイン」
2016.12.22「むらの紋章?」


●杜多(とだ)利夫・利香(兵庫県神戸市西区)(註12)

(註12)
親子関係(父ー長女)にある。現在公募への応募は行っていない模様。利夫は京都市下京区出身。なお、杜多利樹(兵庫県)との関係・続柄は不詳。

cf.
2013.09.26「Les Enfants Terribles(下)」
2013.11.28「平成の世に 多き不訶思議」
2013.12.29「伊勢の罰、薩摩の罪。」
2015.05.02「十年に一度の逢瀬:9」
2015.05.26「永遠に独りでいることを知る」
2015.07.03〜07「丸ブーtyphoon艶競べheart [8]」
2016.05.30〜06.01「丸ブーtyphoon艶競べheart [17]」
2016.06.03「丸ブー黄金時代」
2016.09.05「ガイダーの目を盗んで ―― Return of Amateurs」
2016.09.06「素人の裏を掻いて ―― Guiders Strike Back」
2016.10.06「丸ブーのようで丸ブーでない!?テンプレのようでテンプレでない!?」
2017.01.20「丸ブーtyphoon艶競べheart [27]」
2017.02.08「丸ブーtyphoon艶競べheart [30]」
2017.02.23〜03.07「大御所劇場」
2017.04.08「マスコミの罪:Intermission」
2017.04.23〜29「大御所の父の罪と十字架」
2017.05.04〜07「ガイダー十字架遺産指定の件」


●中本竹識(たけし)/竹織/長流(たける)(福岡県北九州市小倉北区/広島市東区/山口県)(註13)

(註13)
2013年3月頃に福岡から広島に転居。2014年には広島から山口に転居した模様だが詳かでない。「竹織」は誤記と考えられるも確かでない。

cf.
2012.12.23「その水は本当に清く澄んでいるのか − 上」
2012.12.26【その16】
2013.01.23「AND Pakuri Goes Round & Round & Round...」
2013.06.08「Family... Business?? Part 3」
2013.06.12「盗作のロンド」
2013.07.01【その39】
2013.11.01〜03「今様竹取物語」
2013.12.02「ああ、お手上げpapersadpaper〔おまけ〕」
2014.01.08「リサイクル品の作り方」
2014.03.17「配達されない三通の手紙:一通目」
2014.09.25「それって許されるの?:Recycle 1」
2015.02.17「In Quest of the Complete Recycle」
2015.09.05「丸ブーであろうがなかろうが。」
2015.09.29「コピーライトがあろうがなかろうが。」
2015.12.08「垂れ耳と黒眼鏡のNice Couples」
2016.06.18〜19「夏草や しれものどもが 夢のあと」
2016.07.11「アナタのウチのキャラの不都合?」
2016.07.13「みみ、はな、はげ、GO!!」
2017.06.06〜07「校章M&A方程式」
2017.07.31「後付けの姉弟たち」
2017.08.03「伝統産業のゆるキャラですって? 下」
〔近日UP予定!!〕

(続く)

【INDEX】総まくり!キャラ/ロゴ公募界、大御所先生リスト!!(きた〜こや)

(承前)

●北野公一(和歌山県田辺市)

cf.
2014.10.12「丸ブーtyphoon艶競べheart [1]」
2016.02.09〜17「“サルでも採用されるtechnique”の嘘」
2017.01.13「丸ブーtyphoon艶競べheart [25]」
2017.04.02「破れかぶれの名前かぶりに」
2017.08.19〜20「丸ブーtyphoon艶競べheart [46〜47]」

●草野敬一(長崎市)

cf.
2013.08.08「誰も彼も踊る官兵衛」
2014.05.16「様々なる意匠? 中」
2014.12.07〜11「2年課程修了試験」
2015.10.17「お花のchapeauの妖精たち」
2016.05.17「公募ガイダーはS字固めがお好き?」


●工藤和久・元市(もといち)・ハツネ(青森県弘前市)(註6)

(註6)
家業のリンゴ農家を手伝いながらの公募活動。「総合芸術家」を名乗る和久が息子、元市がその父親、ハツネが母親と考えられる。工藤仁美(青森県)との関係・続柄は不詳。表彰式においては津軽刺子のちゃんちゃんこにオレンジ色のネクタイを多く着用。

cf.
2013.04.13「環境をイメージで弄るな」
2013.06.02〜08「Family... Business??」
2013.07.03「頑張れ、爺ちゃん(婆ちゃんも可):上」
2013.07.08「類似って何なんだっけ:下」
2013.11.05【その63】
2014.01.21〜23「総合芸術家の作り方」
2015.01.20「Free Lancerの栄光と残照 のおまけ」
2015.02.17「In Quest of the Complete Recycle」
2015.04.07「十年に一度の逢瀬:4」
2015.04.23「十年に一度の逢瀬:7」
2015.06.07「深く果てしなくあなたを知りたい」
2015.06.16「掃いて捨てるほどの夢にまみれて」
2015.07.03〜05「丸ブーtyphoon艶競べheart [8a]〜[8b]」
2015.12.17〜19「アは阿呆のア,A is for Absurd ― 5〜6」
2016.01.25〜28「丸ブーtyphoon艶競べheart [13]〜[14]」
2016.02.03「画像なんかはなくっても」
2016.02.05「画像見たならなおも仰天」
2016.03.29〜31「4年次進級検定【正解&解説編:1〜2】」
2016.06.01「丸ブーtyphoon艶競べheart [17b]」
2016.06.03「丸ブー黄金時代」
2016.09.06「素人の裏を掻いて ―― Guiders Strike Back」
2016.10.01「繰り返すこのMonoRhythm 〜〜ただ繰り返す〜〜 一番」
2016.10.06「丸ブーのようで丸ブーでない!?テンプレのようでテンプレでない!?」
2016.10.17「丸ブーtyphoon艶競べheart [24]」
2016.12.02「十年の執念:上」
2017.01.13「丸ブーtyphoon艶競べheart [25]」
2017.02.09「丸ブーtyphoon艶競べheart [31]」
2017.03.31「丸ブーtyphoon艶競べheart [35]」
2017.05.04〜05「ガイダー十字架遺産指定の件:第1〜2回」
2017.05.15〜19「丸ブーtyphoon艶競べheart [38]〜[40]」
2017.05.24「Hのし過ぎは教育上よくないざーます!!」
2017.08.07「淀みに浮かぶ泡沫の如く且つ消え且つ結びて:南の帖」


●栗山照州(てるくに)(福岡市城南区)

cf.
2013.07.08「類似って何なんだっけ:下」
2015.07.03「丸ブーtyphoon艶競べheart [8a]」
2017.02.08「丸ブーtyphoon艶競べheart [30]」
2017.04.03「掟破りの公募荒らしに」


●小池友基(ゆうき)(群馬県高崎市)

cf.
2014.10.14「新旧校章typhoon艶姿heart
2014.11.04「有友自高崎来不亦楽乎」
2015.05.16「十年に一度の逢瀬:12」
2016.12.02〜04「十年の執念」
2016.12.11「やっちゃば生まれの双子ロゴ」
2016.12.12「趣向を凝らして双子ロゴ」
2016.12.16「類似は友を呼ぶ?」
2016.12.20「Dejavuなんかこわくない」
2017.05.19「丸ブーtyphoon艶競べheart [40]」


●小柴雅樹(兵庫県宍粟市/しそうし)

cf.
2013.11.06〜08「宍栗?穴栗?穴粟?宍粟!」
2014.04.22「最強の悪夢、増殖拡大 PART 7」
2015.05.20「百年に一度の邂逅:B」
2015.11.13「ドルチェの後は苦い珈琲:2杯目」
2016.06.25〜29「青空に燕が おどって・・・」
2017.01.03「空を飛ぶ者、海を跳ぶもの」
2017.03.20〜29「丸ブーtyphoon艶競べheart [32]〜[33]」
2017.06.02「まことの姿はどこに?の巻」
2017.06.03「屹立、礼、着用!の巻」


●駒井 瞭(りょう)(大阪府東大阪市)(註7)

(註7)
キャラクター・シンボル・ロゴに加え、作詞・スローガン・キャッチコピーの公募仕事も手がける。

cf.
2013.01.31「校歌自ずと似るとは聞きしかど − 第一試合」
2013.02.03「咲いた桜になぜ駒つなぐ」
2013.02.04「駒が勇めば花が散る」
2013.02.05「瓢箪から駒」
2013.11.01「今様竹取物語:上の巻」
2013.11.28「平成の世に 多き不訶思議」
2013.12.23「光輝く夢と未来へ:2」
2014.01.16「マルチな才能の行く末」
2014.04.11「配達されない三通の手紙:二通目」
2014.09.27「それって許されるの?:Recycle 0」
2014.10.01〜05「配達されない三通の手紙:四通目」
2015.03.27「十年に一度の逢瀬:1」
2015.04.07「十年に一度の逢瀬:4」
2015.04.15「なんとなく、リサイクル」
2015.04.17「限りなく闇黒に近いブルー」
2015.06.16「掃いて捨てるほどの夢にまみれて」
2015.09.01「福島県大型観光キャンペーンのこと」
2015.09.07「sunshine朝陽のうた、nightshine夢のうた」
2015.11.28「実は悲劇ではなく喜劇、ドタバタ調の」
2016.05.12〜13「アナタのマチのUDってなぁに?」
2016.05.14「21世紀をリードする?翁神 〜〜ただ繰り返す〜〜」
2016.05.15〜16「繰り返す 繰り返す さざなみのように 〜〜ただ繰り返す〜〜」
2016.05.24「問題の本質は何処に・・・」
2016.06.03「丸ブー黄金時代」
2016.07.09「アナタのマチのUDってなぁに?: Last Coup」
2016.10.23「デザイン文化に対する暴挙を許すな」
2017.03.22「桜の起源は桔梗?の怪」
2017.06.26「北の駅から ― その2」
2017.07.19「成熟に恥じないように」


●小山朝子(こやま ともこ)/柿沼朝子(群馬県太田市)(註8)

(註8)
小山名義はペンネームであることが明らかにされている。

cf.
2013.05.25〜26「別にいいんですよ、ペンネーム自体は。」
2015.01.12「無明の闇(その2)」
2016.10.06「丸ブーのようで丸ブーでない!?テンプレのようでテンプレでない!?」
2016.10.14「安楽椅子ハンターが追い詰める:後編」
2016.11.12「汝 我が名を妄りに呼ぶ勿れ:第七声」
2016.11.26「・・・うす紅の花びら こぼれた:3番」
2016.12.31「「く〜みん」に関する誤り等について」

(続く)

【INDEX】総まくり!キャラ/ロゴ公募界、大御所先生リスト!!(あす〜かや)

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(2012.12.10【その13】)
キャラクター公募界が一握りの大御所の先生方に牛耳られていることも知りました。下の名前が違ってたりするのもよくあること。
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そのことにて候。

5年近くもちんたらチンタラ書いてきて、やはり特定の名前にぶつかることはとても多い。「一族」を形成していたり、住所が変わったり戻ったりcatfaceと、かなり知見も得ましたので、ちょっくらアップデート。五十音順です。
別に、このリストに載っけた大御所陣を全て斬りまくろうなんて考えちゃいません。けど、行き当たっちゃうんですよね、調べているとどうしても。それをつなげていくとびっくりするような事実が見えてくる、そんなこともままあるもので。(今後も随時書き足してまいります)
リンクは敢えて貼りません、てか貼れません、だってただのガラ系携帯mobilephoneblogだもん(滝汗)。


●東(あずま) 信慶(福岡市博多区/福岡県北九州市小倉北区)

cf.
2013.05.26〜06.12「公募ガイダーのモチベーション」
2015.03.29「十年に一度の逢瀬:2」
2015.07.03「丸ブーtyphoon艶競べheart [8a]」
2015.09.14「ゆるキャラとは何の謂ぞ:2」
2015.12.19「アは阿呆のア,A is for Absurd ― 6」
2016.01.19「水は高きより低きに流れる、とかや」
2016.05.19「公募ガイダーの甘えと傲り:承」
2016.11.14「汝 我が名を妄りに呼ぶ勿れ:第八声」
2017.03.23「久方の光のどけき春の闇」
2017.08.13「丸ブーtyphoon艶競べheart [44]」


●井口やすひさ/靖久・千鶴子(東京都文京区/群馬県高崎市)(註1)

(註1)
静岡県浜松市出身。2010年に東京都文京区から群馬県高崎市に転居。

cf.
2013.07.03〜04「頑張れ、爺ちゃん(婆ちゃんも可)」
2013.12.02「ああ、お手上げpapersadpaper〔おまけ〕」
2015.01.14〜18「Free Lancerの栄光と残照」
2015.05.18「百年に一度の邂逅:A」
2015.10.07〜09「One of Those "類似" Preventive Measures?」
2015.12.01「丸ブーtyphoon艶競べheart [10]」
2015.12.19「アは阿呆のア,A is for Absurd ― 6」
2016.01.05〜06「Glorious Days, Afterglow」
2016.01.07「妻を娶らば才長けて 毒を食らわば皿までも」
2016.01.28「丸ブーtyphoon艶競べheart [14]:続編」
2016.03.07【その157】
2016.05.18〜21「公募ガイダーの甘えと傲り」
2016.05.30〜06.01「丸ブーtyphoon艶競べheart [17]」
2016.06.03「丸ブー黄金時代」
2016.09.03「井の中の 傲る蛙は 久しからずや」
2016.09.06「素人の裏を掻いて ―― Guiders Strike Back」
2016.10.20「ツルりんはご機嫌ななめ」
2017.01.22「大御所の罪:その3」
2017.02.08「丸ブーtyphoon艶競べheart [30]」
2017.02.18「変わるはずのないものもいつしか・・・?」
2017.02.21「田舎公募の不幸 〜Desparateなキャラたち〜」
2017.04.08「マスコミの罪:Intermission」
2017.04.11「公募界の薄闇を飛び回る蝙蝠」
2017.04.13〜15「丸ブーtyphoon艶競べheart [36]」
2017.05.21〜23「「公募ガイド」の大罪」
2017.08.01「双子たちの見た夢」


●池田克也(埼玉県狭山市)

cf.
2013.07.16「Spellbinder in Sayama, Saitama」
2015.10.13〜15「Enter the Spellbinder, Scene 2〜3」
2015.11.07「男性性・女性性・父性性・母性性」
2016.04.08「Spellbinderの隠し球?」
2017.02.16「天からの恵みの重さ ― 第弐陣」
2017.07.27「前だけを見ていけ!誰ならぬ己に克つべし!:結」


●居関孝男(京都市)(註2)

(註2)福井県出身。「井関」と表記された例がある。

cf.
2014.10.03「配達されない三通の手紙:四通目 第二葉」
2014.11.28【その120】
2015.02.21「♪たんたん丹波と丹後と伊丹」
2016.11.06「汝 我が名を妄りに呼ぶ勿れ:第五声」
2017.08.22「Derivative Four」
2017.08.23「珍説弓張板/Lunatic Bow」


●市原麻奈美(東京都町田市/稲城市)

cf.
2013.05.23「直立不動で御神楽舞える?」
2013.06.09「『@niftyよりご連絡いたします』」
2013.06.17「『@niftyよりご連絡いたします』Part 2」
2016.05.08「ミンチになるまで斬り刻め!」
2016.07.03「まちのうわさ」
2016.09.11「梟と雷鳥と駒鳥と目白の話」


●海山 幸(さち)/増田繭美(宮城県仙台市)(註3)

(註3)
海山名義はペンネームであることが明らかにされている。

cf.
2015.02.03「PNまつり 第10弾」
2015.06.30「キャラに幸あれ」
2015.06.28「とんぼのめがねは色眼鏡」
2015.07.27「Super Trooper, Templa Trooper」
2015.07.29「プロヴァンスの海と陸と山と空の幸」
2016.10.31「汝 我が名を妄りに呼ぶ勿れ:第二声」
2016.12.09〜10「栗の実 Goin' Nuts!」


●梅村元彦・登美子・貴子(愛知県春日井市)

cf.
2015.03.27〜29「十年に一度の逢瀬:1〜2」
2015.04.07「十年に一度の逢瀬:4」
2015.04.21「十年に一度の逢瀬:6」
2016.07.05「きょうのわだい」
2016.12.17「友は類似を招ぶ。」
2016.12.28「ふにゃふにゃのおうさま」
2016.12.29「おうさまのなやみごと」
2016.12.30「みごとなふにゃふにゃ」


●柿沼朝子 → 小山(こやま)朝子


●金津(かなづ) 博(新潟県上越市)(註4)

(註4)
本業は看板業。

cf.
2013.04.13「環境をイメージで弄るな」
2013.08.26【その50】
2014.02.13「白昼堂々、Evil Under the Sun; 1st」
2015.03.09「最強の悪夢の名残り:分析5」
2015.08.12〜16「丸ブーtyphoon艶競べheart [9]」
2016.03.29「4年次進級検定【正解&解説編:1】」
2016.09.11「梟と雷鳥と駒鳥と目白の話」
2016.10.01「繰り返すこのMonoRhythm 〜〜ただ繰り返す〜〜 一番」
2016.10.13〜14「安楽椅子ハンターが追い詰める」
2017.03.01「幕間狂言ノ一:春のわかれ」
2017.03.23「久方の光のどけき春の闇」
2017.08.24「Tall, Dark & Salty」


●萱野光俊(熊本市北区)(註5)

(註5)
本名は栄吉。

cf.
2013.10.18「I am the Alpha and the Omega ― 1」
2014.10.16「丸ブーtyphoon艶競べheart [2a]」
2014.11.02「丸ブーtyphoon艶競べheart [4]」
2016.07.15〜19「公募ガイダーはS字固めがお好き?再び」
2016.07.17「老ガイダーが怠った配慮」
2016.07.23「丸ブーtyphoon艶競べheart [20]」
2016.07.31「丸ブーtyphoon艶競べheart [21] のおまけ」
2016.08.18「Eかナ、と思ったらtyphoon
2017.01.22「大御所の罪:その3」

(続く)

2017年9月15日 (金)

【番外編】Moral Hazardは続く(湯之元温泉ロゴ・屋久島公認ガイドロゴ)

(承前)

【その191】で「Again, Evil Under the Sun」のことをちょこっと引用したついでに、あのガイダーの近況が気になって調べてみたら、やはりオイタをしてらしたようで。

鹿児島県日置市東市来町
湯之元未来80人会議
湯之元温泉 ロゴマーク
(入選)
平山陽一(鹿児島市宮之浦町)
湯之元温泉ロゴ(平山案)

どうだろね、この錯塩ぶり。塩崎一族の活動が停滞しつつあった2015年12月に発表されたものであり、∴まさに「塩を継ぐもの」っす。

もとより田舎公募でpunch

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温泉地域の活性化のために看板やパンフレットで活用するPR用デザインの素材を検討するにあたり、地域の皆さんのお力をお借りしたい!ということになりました。
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と言いながら、「参加資格:なし」の全国募集だったもので、その内容も;

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キャッチコピー、ロゴマーク、シンボルマークの3点を募集します。(3点セットの応募も、どれか1つの応募もいずれでもOK!)
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と明記されていたところ、結果はこんなことになった。

〔ロゴマーク・シンボルマーク部門〕
(最優秀賞)
吉永 努(いちき串木野市)

(優秀賞)
長谷川円香(東京都)

(入選)
田村和清(福岡市中央区)
梅村元彦(愛知県春日井市)
平山陽一(鹿児島市宮之浦町)
藤野絢子(千葉県松戸市)

時々あるんだよね、こういうの。「ロゴマーク」と「シンボルマーク」の違いやそれぞれの意義をよく考えずに走り出すからこんなことになるんでしょう。
もっと悲惨だったのはこちらの方。

〔キャッチコピ―部門〕
(大賞・優秀賞)
該当なし

(入賞)
「You know 湯之元」
高橋 誠(鹿児島市魚見町)

「とものゆ、ゆのもと」
藤野絢子(千葉県松戸市)

「春夏秋冬いやしの湯〜湯之元温泉」
村岡孝司(兵庫県丹波市)

「湯め湧くわく 湯之元温泉!」
小寺光雄(愛知県名古屋市)

やっつけ仕事で鳴らす村岡と小寺が入っているようじゃねえ・・・。
「大賞」と「最優秀賞」、「入選」と「入賞」の違いも解せませんが、そんなことより、募集時には「最優秀賞1点」と「優秀賞2点」を出すとだけ規定されていたので、そことの差異の方が気になります。

この結果って、どちらも恥ずかしいことなんだよ。限りなく失敗に近い。公募、侮る勿れ。
「応募いただいた作品の権利は湯之元温泉PRを志す湯之元市民に帰属します」なんてふわふわしたことも書いてあったので、主催した「湯之元未来80人会議」は非公認団体 or 地元有志みたいなことだったんでしょうか(その割にゃ人数が多いが)。
因みに、安く上げたくなったのかと思いきや、賞金はなくって代わりに元湯・打込湯(地元では「うっごんゆ」と発音する)の1年間無料入浴券とか地元特産品の詰め合わせとかで釣りました。シビアに言えば、空回りしやすい要素は揃っていたわけだ。ふるさと納税とは違うのよ。

でもこれだけではこの回を終われない。もっとスゲーのがこれ。

鹿児島県熊毛郡屋久島町
屋久島公認ガイド 公式ロゴマーク
「鹿児島県在住の方」
屋久島公認ガイドロゴ

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全体のヴィジュアルは、英文YAKUSHIMAの[Y] +「屋久島と口永良部島の[地形]シルエット」+8つのオレンジ色の放射状は大自然・生命の源「太陽光」+「両手を広げお客様を歓迎し、屋久島町でガイドに携わる人の笑顔」を組み合わせてシンプルに表現。未来に向けて、屋久島公認ガイドの魅力をイメージした、親しみやすく愛着を持ってもらうことを強調したロゴマークデザインです。
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こりゃまた・・・。
2016年4月から町公認のガイドの運用が始まるということで、2015年12月に発表されたもの。つまりは湯之元温泉とほとんど同時期ですわtyphoontyphoon

あれ、屋久島と口永良部島ってこんなに近かったっけか?そう言やご当地の地図はこないだ見たばかりだ(cf. 2017.08.11「丸ブーtyphoon艶競べheart [42]」)。

屋久島町

やっぱり少々いじってあったようです、デザイン上の配慮ってやつ。

ああ、塩崎一族でないのなら、これが平山以外の誰の作品であり得よう。このガイダーの遠慮なく塩崎Dogmaを借用したり、臆面もなく自作をリサイクルしたりってのは、もう何度も目にしてきた。悪性はむしろ塩崎一族を上回るのではないかとさえ思われる。そんなガイダーって、鹿児島県内に他にはいないんですよ。匿名にしたりペンネームを使ったりしても詮ないこと、自然と露れてくるものなわけ。

【2015.05.10「Again, Evil Under the Sun: 2」】
愛知県愛知郡東郷町
イメージキャラクター
トッピィ
平山陽一
〔2012年11月決定〕
東郷町トッピィ

【その16】
鳥取県
第64回全国植樹祭 シンボルマーク
(入選)
塩崎歩美
〔2011年8月決定〕
鳥取植樹祭(歩美案)

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【2013.11.28「平成の世に 多き不訶思議」】
岡山県都窪郡早島町
健康づくり推進運動 シンボルマーク
(優秀賞)
平山陽一
〔2013年10月決定〕
早島町健康づくり(平山案)

【その69】
京都府
京都府地域力再生活動 ロゴマーク
塩崎栄一
〔2007年9月発表〕
京都府地域力再生

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【2014.02.16「白昼堂々、Evil Under the Sun; 4th-1」】
埼玉県戸田市
戸田市社会福祉事業団
ロゴマーク
Peace(ペンネーム:鹿児島県)
〔2014年1月発表〕
戸田市社会福祉事業団

佐賀市
佐賀市市民活動応援制度 チカラット
ロゴマーク
平山陽一
〔2012年10月発表〕
佐賀市市民活動応援制度

≪まだそんなことやってんのか!!≫

で、なんで「8つのオレンジ色の放射状」なん?8人しか公認ガイドがいないみたいに見えちゃうじゃん。

・・・これでホントに平山でなかったら、ツルも首縊らにゃあかんぞdespair

2017年9月13日 (水)

【番外編】阿波より藍をこめて・野老より永遠に;凝縮(TOKOLO Pattern Magnet・Piecing Pieces Passage・kumapon(g))

(承前)

素人放談、続きます。

無限に連鎖を繰り返す「トコロ柄」「トコロ唐草」と呼ばれるパターンは、10年以上前から存在していたらしい。

PPP Magnet → TOKOLO Pattern Magnet
野老朝雄
TOKOLO Pattern Magnet 1 TOKOLO Pattern Magnet 2

経済産業省が提唱し、新日本様式協議会が2006年10月から制定した「新日本様式/Japanesque Modern」100選(実際には116点ある。内容はすんごいごった煮です)に選ばれた作品。16種類のピース(正確には4ピース×4セット)はどう配置しても模様がつながるというしかけ。でも、ツルも中学の頃か高校の頃か、似たようなのを作ったことがあったっけ(よく言うよ)。当初の名称は "Piecing Product Project" から取ったものだけど、2007年4月に改名されている。三角形のもある由。
これをいーっぱい買ってきて、お宅の冷蔵庫を妖しくイメチェンされてみてはいかがでしょう(笑)。(現在販売しとるかどうか知らんが。)

大阪市北区
ブリーゼタワー 地下通路床面デザイン
Piecing Pieces Passage
野老朝雄
Piecing Pieces Passage

西梅田に2008年10月グランドオープンした商業ビルの花崗岩の床に施されたデザインで、「トコロ唐草」の水流模様は蜆川流れるかつての梅田の湿地帯を表したとされるわけです。

さらに、2014年7〜8月には東京藝術大学美術館で開かれた「マテリアライジング展Ⅱ 情報と物質とそのあいだ」で、「[PIECING PIECES PROLIFERATION] 組合わさっていく部分の増殖」と題した展示を行っているし、五輪エンブレム決定直前の2016年2〜3月、国際芸術センター青森で開かれた企画展「個と群」での津軽刺子への傾倒も同根と考えられる。

一方、ツルが野老デザインで楽しいと思ったのはこれ。上掲作品群と同じ文脈かどうかは置くとして・・・

東京都新宿区
NTTインターコミュニケーション・センター
ICCキッズ・プログラム2011「トランス・スケール 〈ものさし〉をかえてみよう」 出展作品
kumapon(g)(くまぽん)
野老朝雄
kumapon(g) 1 kumapon(g) 2

これが一体「何」なのかを一言で表すと、「黄金比のみの平面構成によるクマ」です。西新宿の東京オペラシティにある同センターで2011年8月に開かれた3人のアーティストによる企画展に出された作品らしい。最終日21日のワークショップに用いられたことまでは突き止めたけど、ひょっとしたらそれより前に発表されていたのかもしれない。

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建築や美術にも用いられている[黄金比]は,最も安定した美しい比率(いくつかの数を比べたときの割合)といわれています.kumapon(g)は,その黄金比によって大きさの比率を決めた複数の[円]で描かれています.黄金比をもとに円を増やしたり,色を塗り分けたりすることで,表情を豊かに変えることができます.また,会場では自分だけの《kumapon(g)》のアニメーションを作ることもできます.《kumapon(g)》と遊ぶうちに,黄金比がもつ不思議なルールが見えてくるでしょう.
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野老の制作協力者である平本智樹はサイトにこう書いている。

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Kumapon(g)は黄金比で小さくなったり、大きくなったりする円で構成される[クマ]です。
この大小さまざまな円を並べることにより、笑ったり、悩んだりと様々な表情をするだけでなく、幾何学模様を構築することもできます。
ちなみに、(g)のgは黄金比(=golden ratio)の頭文字です。
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わー、面白そう。ツルも参加したかったなあ、キッズじゃないけど。

kumapon(g) 缶バッジ

缶バッジやエプロンやTシャツなども作られてまするheart
かわいいくまさんざんすが、なかなか侮れない奴らしい。こんなものもあるんです。

kumapon(g) 3

思わず、懐かしの「フラクタル」という言葉を思い出してしまいました、80年代の学生としては。どんどんズームインしていくと、小さな円の中にもまた黄金分割の円が無限に現れてきそう。

他にも「連鎖」がキーワードのデザインは多々あるようで。

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般若心経 壁面写経|HEART SUTRA TRANSCRIPTION|延々と続けられて来た複写の一つのヴァージョン。

Rotonda|Study of Rhombus|菱形による充填のスタディ。

Forest(BUILDVOID2)|多角形のピース。|空間を構成する為の部分と構成。
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「kumapon(g)」もその意味では「組藍海波紋」などと相似たところがあると思う(シャレじゃないです)。それぞれ対称性 ――線対称や点対称だけでなく、反復対称等まで含めて―― を持ち、充填を意識している。さりながら、全く違う方向へ進んでいったわけです。片や内への凝縮、片や外への拡散。
考えてみれば黄金比という概念も、対称性を前提とした美学上の約束事なのかもしれない。

単一のビジュアルというより、一定の法則性を持つデザインの総体であるところに意味を持つという点では、「kumapon(g)」は「組市松紋」と共通項があるとも言えよう、後者の発表後に次々と打ち出されたその幾何学的Variationのことを考えれば。五輪エンブレム公募の最中にも耳にタコができるほど聞かされた「発展性」ちゅうやつかいね(使い方微妙に違ってるよそれbleah)。
やはり今のところ、「組市松紋」と「kumapon(g)」の2点がこの建築家による平面作品の双璧を成すのではないかしらん。

そして、仮説に過ぎないけれども、組市松紋も組藍海波紋もkumapon(g)も単色であり、本質的には色に頼らないデザインであろう。「藍」に囚われると見誤るように思われます。

結論。
やっぱり、組市松紋に「対称性」を見出せなかった平野敬子はろくなもんじゲホゲホ

― Title Inspired by 映画「地上より永遠に(ここより とわに)」"From Here to Eternity"(1953)―

2017年9月11日 (月)

【番外編】阿波より藍をこめて・野老より永遠に;拡散(藍とくしま・組藍海波紋)

今回は、東京五輪エンブレムの作者について素人が深掘り。

徳島県
(左) 藍とくしま ロゴマーク
(右) 組合せデザイン 組藍海波紋(くみあいがいはもん)
野老朝雄(47歳:アーティスト)
藍とくしま
組藍海波紋

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漢字の[藍]をモチーフとした「藍マーク」と,「徳島」を分母に「藍」を分子にした「AI/TOKUSHIMA」を組み合わせたロゴマーク。
色彩は「VS東京」と呼応し、「ジャパンブルー」をイメージさせるよう藍色一色で統一。
「徳島の藍」「藍=徳島」「あわ文化」を表現。
コンパスや定規で書けるデザイン。
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波を意匠化した文様[青海波](せいがいは)をモチーフに,「鳴門の渦潮」「祖谷の雲」「産物を育む徳島の大地」をイメージ。
名称は「青海波」の青を[藍]とし,東京オリンピック・パラリンピックエンブレム「組市松紋」に続く「組藍海波紋」。
縦横に繋げ幅広く展開が可能なデザインとしてロゴマークと組合せ、多方面での活用が可能。
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あのねー、「,」と「、」が混在してるの、すごく恥ずかしいことですよ。特にこの場合、後者の部分を制定側で付け足した感がありあり。

徳島県では2015年辺りから「藍」振興を打ち出していて、その流れで今年1月に発表されたもの。担当したのは「農林水産部もうかるブランド推進課輸出・六次化推進室」coldsweats01(堂々の25文字)、ライバル視しているのはやはり愛媛県の「今治タオル」らしい。「VS東京」とは、このところご当地が掲げている統一コンセプトです。(ホラ、「香川うどん県」みたいなもんさね。いずれも馥郁たる広告代理店臭。)

もっとも、2016年2月には「現在、中国における旧正月での爆買いが注目を集めていますが、藍産業もその対象になることを期待しています」(徳島県商工労働観光部副部長:仁木 弘)なんて浮わついたことも考えてたようで、多少眉唾ではあるがな。
しかし、4月に「藍色」のみを用いた五輪Iconが発表され、県は大いに気を良くしたに違いない。言い換えればご当地でこれらのデザインを作るのは野老でなければならなかったのである。
因みに公募か否かはわかりませんが、募集をかけた形跡もないから、非公募の委嘱なんでしょう。つまり随意契約ってことね、きっとbleah

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(2017.01.25 徳島新聞 抜粋)

阿波藍PRへロゴ 東京五輪エンブレムの野老氏制作
〔中略〕

24日、県庁であった記者会見には飯泉嘉門知事と野老氏が出席。知事は「国内外に向けて阿波藍PRの大きな旗印になる」、野老氏は「徳島の藍の象徴として100年先の人たちにも伝われば」と話した。
制作には藍・食藍推進プロジェクト事業費700万円の一部を充てた。具体的な制作費は非公表。

〔後略〕
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うふふ、「非公表」な理由と「随意契約」については、【2016.10.23「デザイン文化に対する暴挙を許すな」】を参照されたし。

しかしこの記事で最も気になる言葉は「藍・食藍推進プロジェクト」であろう。

≪食うの??藍を。≫

食うんです。
アイ(タデアイ・アイタデ)/Persicaria tinctoria はタデ科イヌタデ属に属する。同属のヤナギタデ/Persicaria hydropiperの葉には辛味があって、鮎の塩焼きなんかに添える「蓼酢」や刺身のつまに使われますが、タデアイも代用された由。「蓼食う虫も好き好き」といった体。
そりゃいいんだけど。

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(2016.10.26 読売新聞 抜粋)

県特産の藍を使った食品の開発や販売が進んでいる。食用に栽培した藍は染料に使う藍と違って、葉が小さく苦味が少ないという。県も新たな藍の活用法で全国に食べられる藍(食藍)をアピールしようと、食藍の販路拡大やPRにつながる予算を初めて計上するなど支援に乗り出した。(河合修平)

県内で調剤薬局を運営する「ボン・アーム」(本社・徳島市)は藍を使ったお茶や菓子を県内の店舗やインターネットで販売する。
食用にするには、葉に含まれる染料のもととなる渋み成分を減らすことが課題だった。同社は2014年からビニールハウスで行う水耕栽培を始め、肥料や農薬を最低限に抑えた藍を育てることに成功した。
同社が開発した藍の葉のみを使った「純藍茶」は、葉を焙煎し、渋みや苦味をさらに抑えた。乾燥させた葉と茎を生地に練り込んだ洋菓子やハーブティーなどメニューも広がっている。購入者からは「藍はもっと癖があるかと思ったけれど、食べやすい」などと好評という。
こうした動きをサポートしようと、県は、9月議会に、「藍・食藍推進プロジェクト事業」(700万円)を盛り込んだ補正予算案を提出、24日の県議会で可決された。今後、食藍を進める企業の商品開発の支援や体験イベントの企画、食藍を推進するロゴマークの作成などを進める計画で、認知度向上や販路の拡大につなげる。
県内の藍の栽培面積は16ヘクタールで全国最大規模。県は、食藍を通じて20ヘクタールまでの拡大を目指す。
県農林水産部の松本雅夫部長は「これまで守られてきた藍の文化を絶やさないためにも、染めて美しく、食べておいしい藍を発信していきたい」としている。
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ううぅむ、何だそりゃ。何ゆえ藍を「食べる」のか、その意義がわからない。極力痩せ作りにして「染料のもととなる渋み成分を減らす」ですと?棘のない薔薇など薔薇ではない、アクのない藍など藍ではない。落語「目黒の秋刀魚」も思い出されます。
つまりこういう文脈なんですね。ボン・アーム所属の藍美容研究家、近藤ルミ曰く、染めに用いるアイの栽培には除草剤や殺虫剤が使われており、食用とするにはその土壌への影響も懸念されたため水耕栽培に踏み切ったと。

一方、県内の藍生産業者は現在5軒程度にまで減っている由。その5軒(およびそのSupply Chain)のために700万円出すということでっか?しかも補正予算で緊急に。【2017.08.02〜03「伝統産業のゆるキャラですって?」】で蕨市の双子織キャラ公募を見た時もちょっと気になったけど、あまりに対象となるところが少ないと、税金の使途としてはケチがつきかねない。シビアだけれどその観点は常について回ると思う。デザインにいくら払うかということとはまた別の問題として。

どうやら、記事にある「食藍を推進するロゴマーク」というのが冒頭の作品のことらしい(「しょくあい」と読むのであろうか、それとも「しょくらん」?)。しかしこのデザインに「食藍」の観念が含まれているとは思えません。それはデザイナーとしてChallengingかつChallengeableな目標でもあったはずだがなー。県側が方針変更したんでしょうか。

あんまりいただけませんねぇ。「組藍海波紋」は10年以上前から制作されてきた「トコロ柄」の延長にあるものだろうが、旧作を超えているとは言い難いし、古典の青海波文より美しいとも思えない。

青海波文

2001年9月の同時多発テロ(16年前の今日だ!!早いものです)以来、野老の関心は「つながる」にあるという。組藍海波紋も「連鎖」の意識されたデザインではある。
しかし、「トコロ柄」らしい柔軟かつ強固な構造性はここには見られないようです。むしろSimpleな隷書風(!)でStand-Aloneの「藍とくしま」の方が好ましく思えるんですがね。

(続く)

2017年9月 9日 (土)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その191:そでがうらチャンピオンジャージ)

(承前)

今回はゴチャゴチャ言う前にまず、塩崎一族の超変化球、まいりましょう。

千葉県袖ケ浦市
そでがうらサマーサイクルロードフェスタ2015
チャンピオンジャージデザイン
塩崎栄一
そでがうらチャンピオンジャージ(応募案)

これが塩崎作品!?!?というところにほんと驚きますが、なんやゴチャッとしとるなー。いかにもそれらしい、いかにもありそうなデザインにはなってるけれど、それ以上のものではない。意味レスな装飾の羅列が一概にいかんとは言わないがね。

この自転車競技大会は、ご当地にあるサーキット、袖ケ浦フォレストレースウェイで開催されているもので、主催はサイクルロードレース協会東日本。千葉県船橋市にある株式会社マトリックス船橋事業所が事務局を務めている。
この会社、スポーツショップか何かかと思ったら実は大阪市に本社を置くICタグのメーカーですwobbly。しかし自社サイトには「自転車・陸上競技のタイム計測・入退室管理・フォークリフトの安全対策ならお任せください」とあって、つまりはそういうことなのね。自分のとこで自転車競技の実業団チームも持っているようです。船橋事業所は「イベント事業部」となっていて、こうしたスポーツ大会に縁が深いものと推測される。

で、第3回となる2015年7月開催の大会で各部門優勝者に贈られるチャンピオンジャージの募集がかけられたのは同年4月。ジャージ形のテンプレートファイルが用意されて、さながらぬりえ状態の公募となった。

そでがうらチャンピオンジャージ テンプレート

ところどころに見える「MATRIX」等の文字は初めからお題の中に入っていたもの。

そでがうらチャンピオンジャージ)

結果が発表されたのは翌5月。前面と背面が基本同じ図柄というのもかなり意外だったけど、完成品のジャージの前面には、千葉県「チーバくん」by 坂崎千春(cf. 2015.05.06「Again, Evil Under the Sun: 1」)と袖ケ浦市「ガウラ」の2点のキャラクターまで描き込まれて、一層ゴチャつきましたcoldsweats02

こういうのを見るとつくづく、もはや塩崎栄一もただの公募荒らしに戻っちゃったんだなあと思う。
好き嫌いは人それぞれであるにせよ、類似の問題に対する許容度合いは人によりけりであるにせよ、塩キャラなるものが登場してきた時には、それなりに広く受け入れられる要素を兼ね備えたものだったわけでしょう。その意味でやはりそれはEpoch-Makingだったはず。
それに比べるとね・・・。「デザイン」において作家性が感じられないことは、一般論としてはいけないことではないとツルは思っているけれど。

賞金は最優秀賞が2万円、優秀賞3点が2千円。なんぼなんでも小二枚ってのはないよなー。例えばこんなものを高校で美術部入ってる同級生とか、アートスクール行ってる友達とかに頼む時だって、せめてあと一枚ぐらいは足すでしょうに。

(優秀賞)
勝田竜也(りゅうや)(東京都)
阿部ことみ(神奈川県)
外ノ池広美(神奈川県)

勝田と外ノ池はちょこちょこといろんなところに顔を出しているガイダー(マイナー系中心だけれど)。外ノ池の年齢に着目して検索かけてみると大変面白いですよsmile
一方阿部は自転車競技を中心としたスポーツトレーナーで、かつ合気道歴20年にして柔道整復師の資格もあるらしい。茨城県の自転車競技国体チームにも随行してるそうな。そっち方面絡みの応募だったんだろう。

塩崎一族のこうした鉄人スポーツ系デザインは、【その184】のアジアオリエンテーリング選手権シンボルマーク by 榮一があったし、キャラクターでも【無明の闇(その16)】のチャレンジド・アクアスロン皆生「アクア」や、【無明の闇(その4)】のライフセービング活動普及事業団の候補作品などが見られた。【その2】で取り上げた鹿児島県大島郡天城町「あまぎくん(仮称)」by まさよにも「鉄人達の島」の文字が入っている。
でもやっぱり、一族の得意なジャンルではないと思わされます。塩崎デザインの幼児性やてんこ盛りや丸ブーのユルさって(それすらなくば本作のようなことになる)、心身の限界に挑むようなハード系競技との相性がいかにも悪そうだもん。せいぜい「健康増進のための生涯スポーツ」あたりがその限界じゃないかと。

結局、こうしたごりごりの野外フィールド系Athleticsを能く表し得るデザインの考え方なんて、未だに確立してないということなのかもしれない。そしてそれはひとえにデザインばかりの問題ではなく、そうした競技から人心が少しずつ離れつつある反映でもあるように思われますが、如何。

(続く)

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