Visual界:キャラクター/シンボル/ロゴ

2017年11月24日 (金)

【番外編】Dual Oval, Double-Crossers(びわこ文化公園都市)

(承前)

前回取り上げたうち、次のものは[かすれ]の他にもリサイクルアイテムがあるよねえ。

群馬県沼田市
JA利根沼田
ロゴマーク
井口やすひさ
〔2012年10月制定〕
JA利根沼田

初めに断っとくと、どれを取ってもおんなじ、金太郎飴状態の顔パーツのことぢゃないっすよ。
つまりこういうの。

【2015.01.16「Free Lancerの栄光と残照 二:不誠実」】
法律事務所
ロゴ
iguchi7
〔2012.12.10 Lancers提案〕
2012.12.10提案

会社
ロゴマーク
iguchi7
〔2013.03.22 Lancers提案〕
2013.03.22提案

ううう、[T]&[丸]のことを指摘しようと思ったのに、これらまで[かすれ]型紙使用だったとは・・・despair

こんなものもあったね。

【2017.05.22「「公募ガイド」の大罪;実証1」】
鳥取県米子市
米子医療センター附属看護学校
校章
井口やすひさ/靖久
〔2016年4月使用開始〕
米子医療センター附属看護学校

徳島県勝浦郡勝浦町
徳島県理学療法士会
ロゴマーク
井口やすひさ
〔2017年4〜5月頃発表〕
徳島県理学療法士会

[T]と[Y]とを描き分けてあるとはツルには思えませんがgawk

前回見たこれ↓にも、井口作品でしばしば目にする別のアイテムが登場している。

福岡県中間市
ロゴマーク
井口やすひさ
〔2017年5月発表〕
中間市ロゴマーク

言うまでもなく、[二重楕円]。話は平成大合併時代まで遡りますがネ・・・

【2015.10.09「One of Those "類似" Preventive Measures? ― 弐の斬」】
大分県杵築市
市章
井口靖久/やすひさ
〔2005年7月決定〕
杵築市章

【2016.05.30「丸ブーtyphoon艶競べheart [17a]」】
栃木県佐野市
市章
井口やすひさ
〔2005年8月発表〕
佐野市章(最終版)

【2015.12.19「アは阿呆のア,A is for Absurd ― 6」】
鹿児島県奄美市
市章
(第1次選定作品)
〔2005年9月候補決定〕
奄美市章(受付番号810)

うーむ、[∞]的連鎖happy02、あるいは「作風」に名を借りた創造性の軽視(冷)。当時から某公募系BBSでも;

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965:2005/12/27 17:56
[URL]
(向かい合ったブーメラン)がよっぽど好きな方ですね
     ↑
なにか良いネーミングをつけてネ

979:2005/12/27 20:30
>>965 「メビウスのブーメラン」か??
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と揶揄されていた。

古い話?とんでもない!上掲の中間市ロゴマークは今年のことだし、ちょっと前にもこんなものがやっぱりあった。

滋賀県
びわこ文化公園都市
シンボルマーク
井口やすひさ(群馬県高崎市)
びわこ文化公園都市

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びわこ文化公園都市の頭文字[び]をモチーフに、県内外の人々が交流する“笑顔”を表し、多様な施設の機能連携による魅力発信をイメージしました。豊かな自然に抱かれ、明るく、元気で、活気にあふれる「びわこ文化公園都市」の輝かしい未来像をアピールしています。
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大津市と草津市に広がる丘陵地をこう呼んでいるわけ。京阪奈丘陵の関西文化学術研究都市のプチ版ってとこですかな。
このマークは2014年9月に発表されたようです。どの辺が「琵琶湖」で「文化」で「公園」で「都市」なんだか。

これまた;

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473:2014/09/19 08:59
楕円を二つ重ねるデザインは、グッチーの専売特許だから真似するなよ
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なんて茶化されてます。

こういうのはまだきっと他にもあるんだろう(^_-)。
井口が東京を引き払って高崎に移住したのは2010年のこと。それ以降、残念ながら新しい試みはほとんどなされてないと見ました。感性がどうのこうのという問題ではないと思う。それでもリサイクルだらけのデザインで応募はし続ける、そしてそこそこ選ばれてしまうという皮肉。

2017年11月23日 (木)

【番外編】能書きも筆書きもテンプレ(海上保安制度60周年・JA利根沼田・和泉市60周年・中間市ロゴマーク)

公募ガイダーも、常連・大御所になればなるほど老獪な使い回しが多くなることは、これまでもさんざん述べ立ててきたわけですが、驚くべきことをまた一つ発見しました。まあ、まずは何も言わずに見て下さい。

海上保安庁
海上保安制度創設60周年記念 シンボルマーク
井口やすひさ(東京都)
海上保安制度60周年

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創設60周年の[60]をモチーフに、海、[日の丸]と海上保安庁イメージキャラクター[うみまる]、[うーみん]を配置し、海上保安庁の歴史を力強くデザイン化。
国民から親しまれ、愛され、信頼・安心される海上保安庁を表現するとともに、海上保安制度創設60周年を機に未来へ向けて更なる飛躍を遂げる海上保安庁の勇姿をアピールしています。
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いきなり国家モノっす。2008年5月に60周年を迎えたそうだから、創設は敗戦の3年後だったことになる。そう、70年ほども昔の話です。
キャラクターはなぜか[タテゴトアザラシ]で、「うみまる」は50周年時に制定され、その後「うーみん」が妹として作られた。
で、マークは2007年12月に発表されたもの。そう、10年も前の話ですが、何か?(伏線)

群馬県沼田市
JA利根沼田(利根沼田農業協同組合)
ロゴマーク
井口やすひさ(群馬県高崎市)
JA利根沼田

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全体の形は、利根沼田のローマ字頭文字[TN]をモチーフに、新鮮な[双葉]を表し、農業協同組合の貴重な歴史や風土、生産実績等のあらゆる情報交流発信地の“絆”と役割をイメージデザイン化し、組合員や消費者に親しまれ、安心・信頼され、心豊かな自然に抱かれたやさしい地域社会と生き活き共生し、20周年の節目を機に未来へ向けて更なる発展・繁栄する明るい元気な活気にあふれる「JA利根沼田」の姿をアピールしています。
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毎度おなじみ、「あらゆる情報交流発信地」「安心・信頼」「生き活き共生」「更なる発展・繁栄」のPerfect能書きSuiteがご愛嬌。2012年10月に制定されたもので(つまり本Seriesを書き始めたのと同じ頃である)、合併20周年祝賀会で行われた表彰には、お膝元の群馬県内のこととて夫婦打ち揃って出席している。賞金、10万円。

ここの20周年とは;

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(2012.12 JA利根沼田広報誌「夢ing(ドリーミング)」 Vol.248)

JA利根沼田は平成4年3月1日に、10JAと1連合会が団結して発足し、今年20周年の節目の年を迎えることができました。
当時、県内第1号の広域合併JAの誕生に、JAグループや行政機関などからも注目され、熱い視線と期待、祝福を受けました。
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ということで、1992年当時の(旧)沼田市と利根郡の水上町・月夜野町・新治村(にいはるむら)・川場村・昭和村のJAが合併対象だったようです(その後、利根郡片品村のJAとも2010年3月に合併)。
なので、平成大合併で2005年10月に水上町・月夜野町・新治村が新設合併してみなかみ町となるよりも、同年2月に(旧)沼田市が利根郡の利根村・白沢村(しらさわむら)を編入合併するよりも、一回り以上前のことになる。自治体合併に先鞭をつけた形。

ま、いずれにしろ現在の沼田市は突拍子もないカタチになっとります。駆け引きは様々あったんでしょう。

群馬県沼田市

沼田市のHのくびれの上の三角が川場村、その左上の広い部分がみなかみ町、右上が片品村、くびれの下の三角が昭和村。「昭和」、平成大合併でも生き残ったのネ。(昭和と言えば、山梨県中巨摩郡昭和町(なかこまぐん しょうわちょう)も存続してます、秋田県南秋田郡昭和町(しょうわまち)は消滅して潟上市(かたがみし)の一部となってますが。)
この全ての地域を一つのJAでカバーしてるわけ。代表理事組合長はある意味沼田市長なんかより偉いのかもww。

大阪府和泉市
和泉市制施行60周年 ロゴマーク
井口靖久(70歳:群馬県高崎市:デザイナー)
和泉市60周年

これは2016年2月に次のデザインとともに決定された。

〔スローガンフォント〕
高橋里志(53歳:和泉市:自営業:ロゴヒット グラフィックス 代表)

公募のテーマは「萌えます いずみ 〜新たなパワーが芽生える躍進の和泉市〜」・・・ヤレヤレ┐( ̄ヘ ̄)┌。
ロゴマークは41点(うち市内8点)、スローガンフォントは11点(同 2点)の応募だったのに対し、審査は「市職員、市内各種団体、公募市民」の計85人に上ったとなむ。船頭多くして船 陸になんとやら。

因みに左上に見えてるのは仏ブルボン王家の象徴fleur-de-lis、ではなくて[泉]を図案化した市章です。前回のこれにもあったパターンね。

千葉県白井市
シンボルマーク
(作者不明)
〔1999年12月制定〕
白井市シンボルマーク

そして2017年、つまり今年の5月12日発表のこれに至る。

福岡県中間市
ロゴマーク
井口やすひさ(73歳:群馬県高崎市:デザイナー)
中間市ロゴマーク

ご当地では発表10日前の5月2日、現職市長 松下俊男が任期満了を目前にして病死しており(従って表彰式は副市長 後藤哲治により執り行われた)、そのせいもあってか活用はあまりされていないようです。

同時に選ばれたのは;

〔キャッチコピー〕
水野文乃(30歳:中間市:主婦)
「ちょうどいい生活宣言都市 なかま」

で、ロゴマークに添えられていた「人々は皆んな、なかま。」のフレーズは実際には使われていない。やれやれ、そりゃそうだろうな、Localityもないし、送り仮名も妙ちくりんだし。

さて、言いたいことはおわかりですかね?[かすれ]が共通している点?? Definitely NO!!
そうではなくって、その[かすれ]のパターンが全部同じなんです。つまり型紙があったのだ(x_x)(x_x)(x_x)。それを10年来、使い回してるってこと。まさかのことで、ツルも長いこと気がつきませなんだ。
いくらデジタル制作とは言え、それはツルにとっては愕然とする事実。美も醜も嘘も真もDetailにおはします。デザイナーがそういうところを面倒臭がってんじゃねえよと思うけど、ガイダー業界ではこんなのも常識なの??教えてよ、やすひさセンセ、えいいちセンセ。

2017年11月22日 (水)

【対決編】丸ブーtyphoon艶競べheart [58](白井市シンボルマーク・千曲市章・木曽町章・串本町章)

(承前)

子育てと尼崎とこの国について回る面倒なあれこれを適当なところで(十分過ぎるよcoldsweats01)適当に切り上げましてと。
再び魅惑の丸ブーステージです。まずは平成大合併に先立つこれから。

千葉県白井市(しろいし)
シンボルマーク
(作者不明)
白井市シンボルマーク

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ふるさと白井の広がる未来と地域の調和を象徴しています。[輪]の色の[青]は空と水を、[橙]は梨と大地と稲穂を、[緑]は森と田園を表現しています。

[青]
空、水を表す
澄んだ空、きれいな水
[橙]
梨、大地、稲穂を表す
梨の実、豊かな大地
[緑]
森、田園を表す
やすらぎの森の緑
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橙が梨??ちょっとよくわかりません(笑)、そんなに何度も繰り返されたって。知恵の輪みたいに絡めりゃそれっぽくなると思ったわけだ。右下に何かちょこんとついているのは、これがなんと市章(1981年11月制定)。ご当地は平成大合併を経ていないので、丸ブー市章を手に入れることができず、代わりに当世風なシンボルマークを別途用意したと見たんだけれど、実際には1999年12月の制定なので、大変な先見の明ありですwink。でも市章とシンボルマークの両立というやり方が一般化していなかったので、このように折衷したものと思われる。こういうコブつきデザイン、どっちかというと「汚し」だと思えるのでキライだけど。

これを先行事例としてww、4年ほど下ると大合併の時代に突入する。

長野県千曲市
市章
尾浦孝夫(神奈川県横浜市)
千曲市章

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デザインは、「共生と交流の和・[環]をイメージし、千曲市の[千]を表現」したもので、市の将来都市像である「千曲川に月や花が映える共生と交流の都市(まち)」実現への願いが込められている。
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ナンのことやら(冷笑)。何も考えずに[将来像鸚鵡返し]の技をかけたということね。知恵の輪感、より強力です。でも定めしこういうのを「縮小に耐えないデザイン」というのであろうよ。

≪もっと頭使えやオラァsign03

ご当地は更埴市(こうしょくし)と呼ばれていた市(全く親しみの湧かない地名だ)が、近隣の更級郡上山田町・埴科郡戸倉町(はにしなぐん とぐらまち)と新設合併した自治体。合成地名を廃したとも言えるわけ。

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(2004.01.24 信濃毎日新聞 抜粋;適宜アラビア数字に変換)

千曲市の市章選考委員会は二十三日、市役所更埴庁舎で開き、今月中旬まで十八歳以上の市民を対象に実施した市章アンケートの結果が報告された。最も多く投票があったのは、横浜市内の男性の作品。今後議会に報告した後、正式に決定、告示する。二月下旬にも、市章と市旗のお披露目をする予定だ。

〔中略〕

選考委員長の橋本光明・信大教育学部教授によると、「二十一世紀らしい斬新さがある」と高く評価された。
アンケートは、市内在住の十八歳以上約53,400人を対象に投票用はがきを配布。22.8%に当たる12,158人が投票した。1位の作品は4,792人から支持があり、2位とは109票差だった。
千曲市の市章は、合併に先立ち昨年六、七月に全国から公募。集まった1,800点余の中から、市職員二十人による事前選考で約300点に絞り込み、行政や議会代表と美術・教育関係者九人でつくる選考委員会が5点を選んで市民アンケートをしていた。
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「合併に先立ち」とはちょっと引っかかる表現。本公募は、市章募集 → 新設合併 → 市章決定という流れだった。つまりむしろ「合併に先立ち」決定に持ち込むことはしなかった、というところにニュースバリューがあるのじゃないの?
おそらく、2割超という回収率は高い方なんだろう。でも、投票された12,158票を分母に取ってみても、トップの尾浦作品(得票率 39.4%)と2位の作品(同 38.5%)の差は0.9ポイントしかなかったので、相当競り合った末の辛勝であった(この2点で4分の3を占めたのだから、残り3点を大きく引き離したとも言えるが)。

平成大合併の中では、千曲市成立は2003年9月だから早い方に入るだろうけれども、ピークの頃は何でもありだった。

長野県木曽郡木曽町
町章
水谷 勉(大阪府藤井寺市)
木曽町章(応募案)木曽町章(最終版)

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木曽町の[キ]をデザイン化しました。
[青]は、澄みきった空気と水、豊な自然を表します。
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「縮小に耐えないデザイン」その2。自覚があったのか、最終的にスリットを広げたようです(なぜ発表段階からそうしなかった?)。

ここは町章募集 → 町章決定 → 新設合併の順当無難なプロセスで、2005年8月決定。水谷も親子ガイダーなんだよね、いつかまた取り上げるつもりだけど。

2006年4月になるとこんなものが制定された。

和歌山県東牟婁郡(ひがしむろぐん)串本町
町章
中村善則(北海道札幌市:デザイナー)
串本町章

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[串]の字をモチーフに、[緑]で陸地、[青]で大海原、[オレンジ]で人の力を表現し、それらの組み合わせによって人と自然が生み出す力、未来へと向かって伸び行く姿を表現しています。
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トンガリ感がだんだん前面に出てきました(褒める意味合いではなくて)。性的な暗喩もあるようなないようなww。厨坊男子あたりがはやし立てそうです。

こちらは新設合併 → 町章募集 → 町章決定のパターンで、表彰は新町発足1周年の記念式典で行われている。えらい念入りに運んだもんやな(笑)。
因みに(旧)串本町は西牟婁郡に属していたのが、行政面・経済面で東牟婁郡や新宮市(元は東牟婁郡だった)との結びつきが強かったため、2005年4月に東牟婁郡古座町と新設合併した際に東牟婁郡に移ったそうな。そんなのもありなんだ。

(続く)

2017年11月21日 (火)

雑感:新たな時代の予感

(承前)

ご当地キャラも目指してきたはずの「地方興し」に関連して、次の辛口記事も興味深かった。『本事業は、経済産業省の編集協力のもと、(株)日刊工業新聞社が運営しております』とクレジットされている。

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(2017.08.16 METI Journal 政策特集 地域の未来 Vol.5 抜粋)

ゆるキャラ、バズ動画、工場誘致…残念な地方創生はなぜ起こるのか

〔前略〕

「問題」と「課題」の混同
まずは「問題」と「課題」の混同だ。問題を解決するためには大きく3つのサイクルがある。(1)解決すべき問題の決定、(2)問題解決のための適切な課題の設定、(3)設定された課題を正確に実行するー。

〔中略〕

(1)の解決すべき問題の決定をするのは政治家(主に首長)だ。極論を言えば政治家はそのために住民から投票というカタチで選ばれている。どの問題を解決するのか、それをやってくれるリーダーを選ぶのが首長選挙である。

課題の設定は民間が得意
次に(2)の問題解決のための適切な課題の設定は民間が得意とする領域だ。理想と現実を的確に把握し、その差を埋めるための課題をロジカルに設定する力は民間企業の商品・サービス改善で培われている。そして最後の(3)の設定された課題を正確に実行することに関しては官(行政)が最も得意とする領域だろう。

そもそも行政は一定の試験に合格している人たちの集団。与えられた課題(タスク)を正確に時間内に処理する力の高い人たちの集まりのはず。一方で自ら課題を設定する機会は多くない。
自治体の施策といえば、同じようなイベントをやったり、ゆるキャラを作ったり、動画を作ったり…。果たしてそれが地域の問題解決につながるのか疑問なのに実施しているのは、適切な課題の設定が苦手な意思決定組織だからともいえる。

例えば、移住促進PR動画を公開したところ瞬く間に話題になり、再生回数が100万回を超え、全国放送でも何回も取り上げられた自治体がある。では、その後、移住者の数に変化はあったのか?統計を見る限りは、動画を公開する前よりもその自治体への転入者は減少している。
作られた動画のクオリティーはとても高く、面白い仕掛けもされていて、つい何度も見てしまう。動画の再生回数を増やす、という観点からすると大成功だった。ただ、これはあくまで動画のできが素晴らしかっただけであり、移住者を増やすために設定した課題が移住PR動画をバズらせる、ということにすり替わってしまっている。

〔中略〕

「目的」と「目標」の乖離
「問題」と「課題」の混同と同様に、自治体が陥りやすい残念な地方創生は、「目的」と「目標」が乖離してしまうケースだ。目標というのは「標(しるべ)」と書くようにどこか行きたい場所があり、そこに向かうために参考にする案内板のようなもの。実際の案内板にも◯◯まであと5kmと書いてあるように、目標は数値化もしくは言語化されている。一方、目的は「的(まと)」と書くように到達したい、もしくは到達すべき場所、状態のことを指し、必ず数値化・言語化できるとは限らない。
人口問題にあてはめてみよう。人口減少を少しでも緩和することを目的にすると、「毎年500人が減っていれば、それを300人に抑えて、30年後に人口◯万人の維持を目指す」となってしまう。施策の中に目標数値を入れること自体はよいが、この目標が「人口の絶対数」で正しいのかを冷静に考える必要がある。
日本の人口は2008年の1億2800万人を頂点に減少局面に入り、このままいけば2041年に1億人の大台を下回ってしまうと言われている。1億人といえば1966年の頃だ。

〔中略〕

人口問題の本質

〔中略〕

地方創生の文脈において「人口減少が問題だ」と指摘されるが、厳密に言うと、人口減少自体が問題なのではない。地域にとっての本当の問題はその地域の持続可能性が損なわれ、地域が消滅してしまうことである。それを防ぐために地域の持続可能性を高めることが大事なのだ。

持続可能性を保つ
それを踏まえて地方にとっての目的は何かというと、「地域に根ざす伝統や文化、産業、経済などを次世代(=若者)につなぎ、進化させ、地域の持続可能性を高める」ということになる。
では、地域の持続可能性を高めるためには何を標としなければならないのか。それは「地域の人口構成をドラム缶状に整える」ことだ。その地域の適切な人口は、面積や産業、交通事情、周辺の地域との兼ね合いなどで変わる。しかし、どんな地域においても、人口構造が歪(いびつ)であれば、その地域の持続可能性は損なわれていく。
多くの若者が都会に出てしまって帰ってこなければ、そのうちその地域から出産適齢期の女性がいなくなり、子供が生まれなくなる。逆に子供がたくさん生まれ、若い人がどんどん増えてくれば(昔の日本がそうであったように)働き口が不足してしまう。地方で廃校が増える問題も、都会で待機児童が出る問題も人口減少自体が原因なのではなく、「人口構造が歪なること」で発生している。

世代間の歪みを是正

〔中略〕

つまり、地方創生における地方側の目標は人口の絶対数に置くのではなく、世代間人口の歪みの是正に置くべきで、各年齢層の歪みを何%以内にする、といった数値を目標にしなければならない。
また、目標は目的との最短距離上に設定することを心がけないといけない。そうでなければ、目標は達成しているけれど、どんどん目的から離れていく、といった疲労感しか残らない残念な状況に追い込まれる可能性があるからだ。

観光客を増やしてもダメ

〔中略〕

例えば、たびたび人気の温泉地ランキングでもトップ10に入るある温泉地。平日でもたくさんの観光客で賑わう。ではさぞかし地元は活性化しているのだろう、と思って人口動態を見てみると、高校を卒業した若者がどんどん町外に流出し、人口流出率は県内でトップだったりする。
この背景は観光産業が地元経済への波及効果を産んでいないことが要因だ。仮に年間数千万人単位の観光客が来て、温泉を楽しみ、飲み食いをして、宿泊しても、食材は県外産がほとんど、ホテルは東京資本となれば、消費されたお金は地元に還元されにくい。結果としてその他の産業に波及せず、雇用が生まれない。
本当に観光で雇用を作り地方創生につなげるのであれば、観光客数だけでなく、一人あたりの消費単価、域内調達率(顧客に提供された商品・サービスがどれくらい域内で付加価値が付けられているか)の3つの因子を見ることが大事になる。

工場誘致は逆効果も
工場誘致に関しても同じことが言える。そもそも地域は雇用を作る必要があるのか、製造業は雇用吸収力が高いのか、の2点を考える必要がある。現在、多くの地方都市は事務職以外の職種はすべて求人数が求職者数を上回っている。つまり、事務職以外の職種は人手不足の状況で雇用をしたいけど、働き手が見つからない、という状況に陥っている。
これは景気がよいからではなく、少子化と若者が流出した結果、生産年齢人口が縮小していることが原因だ。製造業についてはその傾向が顕著で、ただでさえ人手不足に頭を悩ませているのに、そこに工場を誘致したら地場企業の経営をさらに圧迫するだろう。
ゆるキャラやPR動画だけでなく、地域の活性化に直結すると思われていた観光客増加や工場誘致も現在の環境だと逆に地域の重荷になってしまうことがある。行政の意思決定者は基本的に50歳以上の経験豊富な人が多い。その経験がときには思い込みにかわり、施策に反映される。だからこそ、データや根拠にもとづき、論理的に施策を組み立てることが大切なのだ。
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寄稿したのは宮崎県日南市のマーケティング専門官、田鹿倫基(たじか ともき)、1984年生まれ。民間から転身した、つまり上記(2)の出身の人です。
結構、目から鱗。経産省が関与してる(?)からこそこんなことが書けるんだろう、総務省とはまた立場も違うはず。

2017年11月20日 (月)

雑感:一つの時代の終わり

【2017.11.21 改稿】

今年もあのグランプリの結果が発表されたらしい。千葉県内の某キャラクターが栄冠を勝ち得たようですが、それはさておき、ゆるキャラ好きにはもっと気になる(であろう)ニュースが報じられていた。

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(2017.11.19 時事通信)

ゆるキャラGP、終了検討=20年めどに ― 実行委会長

ご当地キャラクターの人気投票イベント「ゆるキャラグランプリ」の西 秀一郎実行委員会会長は19日、同イベントを2020年をめどに終了させることを検討していると明らかにした。
三重県桑名市のナガシマリゾートで、時事通信の取材に応じた。
西会長は理由について、「ゆるキャラで地方を元気にと思ってやってきたが、自治体の人がやればいいことだと思う」と説明。「20年くらいで終わりにしたい。グランプリを続ける、続けないはみんながもっと考えてくれるといい」と語った。
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そうじゃないでしょう??
「ゆるキャラグランプリで好成績を収めること」が自己目的化しているケースも多々見られる以上、この「目標」がなくなってしまえば、キャラの新規制定も、あるいは既存キャラの着ぐるみの経年劣化に伴う再作成も、予算は下りにくくなるでしょうね。息の根が止められることを意味していると思う。

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【2017.11.21 追記】
読売系のスポーツ紙には多少突っ込んだ切り口で出ている。

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(2017.11.21 スポーツ報知)

ゆるキャラGP、2020年で終了へ 11年震災復興でスタート、一つの区切り

〔前略〕

地方自治体のご当地キャラクターなどの日本一を決める「ゆるキャラグランプリ(GP)」が東京五輪・パラリンピックが行われる2020年をメドに終了する見通しとなったことが20日、分かった。西 秀一郎大会実行委員会会長(54)がスポーツ報知の取材に応じ「20年にはオリパラも行われており、一つの集大成になれば」と話した。

〔中略〕

西会長は「GPが始まった2011年には東日本大震災があり、復興が大きなテーマだった」とし、「20年にはオリパラも行われるので、GPも一つの区切り。集大成になるでしょう」と語った。ゆるキャラについては「人口減の続く地方はヒト・モノ・カネを集めるため、観光などを通じて知恵を出し合ってきた。ゆるキャラも地方創生という大きな目的を達成するための手段の一つでした」と意義を強調した。

〔中略〕

16年4月に熊本地震が発生した際、県は復興を応援するシンボルマークと旗印「くま紋」を制作。16年の食品などの関連グッズの売り上げは1280億円を記録した。東日本大震災の被災地のゆるキャラとも交流することで、復興支援の輪も広がった。
これまでGPの運営は西会長を中心とする大会実行委員会が行い、IT大手「ヤフー」や銀行などの地元企業などが協力してきた。関係者によると、今後は別のイベントとして、各自治体などが持ち回りで主催する形が検討されている。

〔後略〕
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完了形で語られるにはあまりに早過ぎると思うし(謎)、「被災者=ゆるキャラによる癒しを受ける者」という図式もやや短絡的と思いますが(2012.11.24〜25「やめちゃいけないキャラもあろ。」。
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2020年にオリンピック・パラリンピックを開いてしまった後には、日本は確かに今度こそ人口減少の問題に真っ正面から向き合わねばならないだろう。そこまでの「つなぎ」ということなのですかね、ご当地キャラの役割は。

あ、そう言えば、東京五輪マスコットの最終候補3点の発表、来月7日になったんだよな。全国の2万1千校の小学校に選考はがきも発送されたらしい。21世紀初頭の日本に華開いたキャラクター文化(マンガ文化とはまた違う)の最後の光芒となるんだろうか?

(続く)

2017年11月19日 (日)

【番外編】當世尼崎近松生世話狂言 − 参段目(尼崎市100周年 パロディ)

(承前)

本件に関連して、国立国会図書館の「カレントアウェアネス・ポータル」サイトの中にある「レファレンス協同データベース」で興味深い情報を発見した(適宜抜粋)。

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(2017.01.05)

レファレンス事例詳細

提供館
尼崎市立地域研究史料館

質問
平成元年(1989)頃に尼崎市で近松門左衛門に関するシンボルマークが定められた経緯について知りたい。

回答
尼崎市久々知の日蓮宗寺院・広済寺(こうさいじ)には、江戸時代の浄瑠璃作家・近松門左衛門の墓があり、昭和41年(1966)に国の史跡に指定されています。尼崎市では、昭和61年の市制70周年を機に、近松をゆかりの文化人として文化振興のシンボルとする「近松ナウ」事業を開始し、毎年9月から11月にかけて演劇を中心とするさまざまな催しを開催するほか、近松の墓や昭和50年に建設された近松記念館などを核とする「近松の里」の整備などに取り組みました。
シンボルマークは、その一環として制定されたものです。

『市報あまがさき』第936号(平成元年−1989−9月5日付)にシンボルマークの募集要項が掲載されており、「人びとに親しまれ『近松と出会う街・あまがさき』を象徴するような、近松門左衛門の人と世界をモチーフにした」意匠をB4判ケント紙で作成することとあります。作品募集は同年12月1日に締め切られ、全国から390点の応募がありました。審査の結果、近松の作品・時代を象徴する[まげ]と尼崎市の頭文字[a]を組み合わせた、宝塚市・藤井弘明さんの作品が最優秀賞に選ばれ、現在にいたるまで活用されています。

回答プロセス
1 以下の文献を紹介した。

◆『近松のまち あまがさき』(尼崎市市民局文化室編, 尼崎市発行, 1991)
「近松ナウ」事業推進のため設置された尼崎市近松懇話会(座長・米山俊直氏)のメンバーや市民からの近松に関する寄稿、近松の年譜や作品紹介などを掲載し、近松ナウ事業の一環としてシンボルマークを制定したことを紹介している。

◆『市報あまがさき』第936号(平成元年9月5日付)
シンボルマークの募集要項を掲載している。

◆『市報あまがさき』第948号(平成2年3月5日付)
シンボルマークが決定されたことを紹介している。

備考
近松シンボルマーク(尼崎市ウェブサイト、平成29年1月5日確認)
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/chikamatu/055chikamatsu_mark.html

調査種別
文献紹介

質問者区分
社会人

解決/未解決
解決
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米山俊直!お懐かしや、京都大学教養部の名物教授だった文化人類学者ですな(1930.09.29〜2006.03.09)。

しかし、いやー、助かりますよ。ツルの知りたい情報が余さず出てるもん(爆)。
市とあきんど倶楽部が協議を持ったのは2017.02.07。先立って調べた「質問者」の「社会人」とはどちら側だったんでしょうねェー。(ツルは、記者じゃなかったのかという気もするけど。それとも学者とか?)

も少しおまけ。
本件でもう一つ気になるのは、2017.04.12の産経新聞記事の冒頭に出ていた、尼崎市100周年ロゴマークにまつわるゴタゴタのことです。

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昨年9月、尼崎市議が作成した市政を揶揄する市政報告のビラが問題になった。発端は市民からの通報。もとは昨年[*]、市制100周年を記念して市が作ったロゴのコピー「知れば知るほどあまがすき」。笑顔になるようデザインされた「100」の文字も泣き顔に変えられた。
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[*] 尼崎市が100周年を迎えたのは2016.04.01だが、当該テーマの決定は2014.07.22、ロゴマーク↓の発表は2014.10.06。∴「昨年」は正確ではない。

【2015.05.20「百年に一度の邂逅:B」】
兵庫県尼崎市
尼崎市市制100周年ロゴマーク
北側利彦
尼崎市100周年
 ↓
市政報告ビラ
光本圭佑(37歳:尼崎市議会議員:維新の会)
尼崎市100周年パロディ

うはははは。ここは是非ともジモティ北側のコメントが取りたいところである。パロディとしては極上じゃありませんか。

当時の記事に当たってみますと。

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(2016.09.07 読売新聞 抜粋)

〔前略〕

ビラは8月に約7万5000部を配布した。同市が制定を目指す自治基本条例の中身を批判する記事で、[100]の三つの数字をそれぞれ擬人化して[笑顔]にしたロゴのデザインを[泣き顔]に改変。さらに、「知れば知るほど“あまがすき”heart」というフレーズを「知れば知るほどあまが危機!!」と書き換えていた。
市のガイドライン(運用指針)ではロゴの加工を禁じており、使用には申請が必要と規定。光本市議は市からの改善要請を受け、増刷分からロゴを外した。
同市議は「市政への関心を持ってもらいたい一心でロゴをパロディー化した。ガイドラインを知らず、関係者に不快な思いをさせてしまったことは申し訳ない」と話している。
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問題はむしろ、これを政治活動に用いたことなんだろうな。「ガイドラインを知らず」とは大いにうつけたところではあるけれど。アノ政党の所属であったことも手伝ってか、ネット上ではプチ炎上したようですが、いちいち取り上げません。

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(2016.09.06 朝日新聞 抜粋)

〔前略〕

ビラは8月上旬、市内で約7万5千部配布したという。市が制定を目指す自治基本条例について、「全国の自治体で左翼系勢力が推進している」などと批判する記事に付けていた。
市によると、8月4日に市民からビラを問題視する声が寄せられた。

〔後略〕
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政治的信条とは各人に差があるものであって、それを異にする陣営からはツッコミを受けやすい、単なる「シャレ」では済まされへんでってなことに、なぜ予め思い至らなかったのだろうか。議員センセイともあろうお方が。

でも結局、一連の事象で一番割りを食ったのは、尼崎市自身だったんじゃないですかね。シンボルマークの著作権管理一つ満足にできてなかったことが露呈しちゃったわけだから。およそ「文化振興」にふさわしくないよ。

2017年11月18日 (土)

【番外編】當世尼崎近松生世話狂言 − 弐段目(尼崎市近松シンボルマーク・尼崎あきんど倶楽部)

(承前)

一体、双方どんなマークであったのか。

兵庫県尼崎市
近松シンボルマーク
藤井弘明(兵庫県宝塚市)
〔1990年3月発表〕
尼崎市近松シンボルマーク

兵庫県尼崎市
尼崎商工会議所
尼崎あきんど倶楽部
ロゴマーク
〔1999年頃使用開始〕
尼崎あきんど倶楽部

こりゃーさすがにまずいっ。しかし問題は少々違うところにありそうです。

類似を指摘された側は、次の文章をサイトに載せた。

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尼崎あきんど倶楽部のロゴマークに関する一部報道に対する当倶楽部の見解と今後の対応について

今般、当倶楽部のロゴマークが「近松のまち あまがさき」のシンボルマークを流用したかのような報道がされました。
しかしながら、当該報道については、一部事実誤認も見受けられますので、本件の経緯についてご説明をさせていただきます。
当倶楽部のロゴマークが策定されたのは今から20年ほど前になります。
策定時、尼崎市との間で明確な文書でのやり取りはありませんでしたが、尼崎市から当倶楽部のロゴマークについて類似性が指摘されることはありませんでしたので、当倶楽部は尼崎市からロゴマークの使用について了解を得たものと理解しておりました。
その後、尼崎市から平成25年頃に当倶楽部のロゴマークに関し、近松のシンボルマークとの類似性に関する指摘がありましたが、当時の指摘は使用の差し止めやロゴマークの変更を求めるようなものではありませんでした。
そのため、当倶楽部はその後もロゴマークを記載した記念品を市役所内に掲示するなどしましたが、その際も尼崎市から特段指摘を受けることもありませんでした。
ところが、平成28年、尼崎市市制100周年のロゴマークを市議会議員がパロディ化したことが公になったことをきっかけに、尼崎市から当倶楽部のロゴマークと近松のシンボルマークの類似性が指摘され、ロゴマークを変更するように求められました。
当倶楽部は当初、尼崎市から当倶楽部のロゴマークについて承諾を得たものと理解しており、変更の必要性はないと考えておりました。
もっとも、当倶楽部としても、ロゴマークの使用の承諾に関する文書がなく、尼崎市と当倶楽部双方とも当時の担当者が退職もしくは退会してしまっているなどの事情があること、当倶楽部が尼崎市の発展に寄与することを目的とする団体であり、尼崎市との間で混乱を引き起こすことを望むものではないことから、平成29年2月7日、尼崎市との間で協議を行い、今後の混乱を避けるために、当倶楽部が新たなロゴマークに変更することで双方が合意するに至りました。
現在、当倶楽部では、尼崎市との合意に基づき、法律の専門家の意見を踏まえて変更作業を進めているところです。
なお、上記尼崎市との合意では、平成29年3月31日以前に当倶楽部において製作したグッズ(幟、法被等)については、ロゴマークを変更することなく使用することが認められております。
本件の経緯は以上のとおりであり、一部メディアで報じられている内容は事実と一部異なるところがあり、当倶楽部としては、本ホームページを通じ当倶楽部の見解と今後の方向性について公表するものでございます。
上記のとおり、今後当倶楽部では法律の専門家の意見を踏まえて新たなロゴマークに変更する作業を行っております。
新ロゴマークが決まりましたら当倶楽部のHPでご案内をさせていただきますが、当倶楽部では新たなロゴマークに変更した後も、メンバー一同が気持ちを新たにし、今まで以上の事業活動を行ないながら、尼崎市の活性化に取り組んでいく所存でございます。関係各位の皆様方におかれましては、なお一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

平成29年4月25日
尼崎あきんど倶楽部
会長 下境田 耕治
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・・・どこが「事実誤認」なの?つまりは、「3年ほど前から」「市職員がデザインの変更を求めていた」のか、「指摘は使用の差し止めやロゴマークの変更を求めるようなものではなかった」のかという点、および、2017年2月の協議が「物別れに終わった」のか、「合意に至った」のかという点だと思うけど、そこらは本質的な問題ではないのではないかしらん。少なくとも前者は事実確認ではなく解釈の入り込む問題でしょうし。
それに「双方とも当時の担当者が退職もしくは退会してしまっている」から、「100周年のロゴマークを市議会議員がパロディ化したことが公になったことをきっかけに」指摘を受けたから、だからどうだというのか?
この一文を読んで、「ああ、そういう事情があったのなら仕方がないな」とはとても思えない。外部の目には単に「流用を認めて継続使用を断念した」のと違いは見えず、身の証しを立てることには成功してないわけです。

≪ちーがーうーだーろー!≫

この話の素性の悪さはひとえに、「会員の一人がマンホールにデザインされた近松のロゴを気に入って」同倶楽部のロゴが作られたこと(上記の文章ではそのことには触れられていないが)、これだけ酷似していて、かつその旨の指摘を遅くとも2013年頃からは受けていたのに、使用を控えようと言い出す者がいなかった(らしい)こと、そして「なあなあ」の状態が長らく続けられてきたこと(これは市側の問題でもあるが)、それら自体にある。
「降って湧いた災難だ」、「暖簾分けしてもらったはずなのに」といった意識もほの見えるけれども、原因は内なるところに在ったのだと思う。みんな、少しずつ、自分に都合のよいように、事実を引き寄せているのね。
結局、お互い自分自身のIdentity戦略を突き詰めて考えていなかったということではないのかしらん。

既に尼崎あきんど倶楽部サイトでは、しゃらっと新バージョンに差し替えられている。「当倶楽部のHPでご案内」をした形跡は残ってないんですが(反論の文章は残っているのにだeye)、いつの間にやったんですかねえ。

(変更前)
〔1999年頃使用開始〕
尼崎あきんど倶楽部(変更前)

 ↓

(変更後)
〔2017年使用開始〕
尼崎あきんど倶楽部(変更後)

あぎゃー、まさかそんなぁhappy02。これじゃ尼崎じゃなくて釜ヶ崎じゃねーかよpunch。パロディとしては格が上がりましたがねsmile

(続く)

2017年11月17日 (金)

【番外編】當世尼崎近松生世話狂言(いまはやり あまがさき ちかまつ きぜわきょうげん) − 序段

既に旧聞に属しますが、春先、こんなことが報じられていた。

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(2017.04.12 産経新聞【関西の議論】 抜粋)

兵庫県尼崎市が作成した江戸時代の人形浄瑠璃作家、近松門左衛門をモチーフにしたロゴマークに“そっくりさん”の存在が明らかになった。酷似したロゴマークの出どころは市内の商店主らでつくる「尼崎あきんど倶楽部」。市のロゴは公募で平成2年に誕生、同倶楽部は11年ごろから使用を始めたとみられ、「市の了解も得ている」と主張するものの記録は残っていない。知的財産権に詳しい専門家が「明らかなパクリ」と明言するロゴ。市はロゴの変更を求めているが、果たして解決の糸口は…。(沢野貴信)

無断改変は著作権侵害
「知れば知るほどあまが危機」
昨年9月、尼崎市議が作成した市政を揶揄する市政報告のビラが問題になった。発端は市民からの通報。もとは昨年、市制100周年を記念して市が作ったロゴのコピー「知れば知るほどあまがすき」。笑顔になるようデザインされた「100」の文字も泣き顔に変えられた。
市が問題視したのは無断で市のロゴを改変、使用したことだ。市議もブログで反省の言葉を載せ、著作権侵害問題は一件落着と思われたが、騒動は別のところにも転がっていた。

市内の商店主らでつくる異業種交流団体「尼崎あきんど倶楽部」のロゴが、市が平成2年から使用するロゴとそっくりだったのだ。
市のロゴは近松の[ちょんまげ]と尼崎市の頭文字の[a]をモチーフにデザインされた。色は単色。一方、あきんどのロゴは[商]の文字が加わり、円の周囲に「尼崎あきんど倶楽部」「尼崎商工会議所」の文字が配置され、単色だったロゴは[青]と[緑]の2色になっている。
市のロゴは商標登録こそされていないが、市が著作権を管理。一般使用に関しては市への届け出制を取っているが、あきんど側から申請された形跡はないという。
実は、市は3年ほど前から、あきんどのロゴの存在を知っていた。市職員がデザインの変更を求めていたのだ。しかし、変更されるどころか、あきんどは市長が出席するイベントでも自分たちのロゴが入った法被などを着て参加するなど使用を続けた。市の担当者は「いつか変更するだろうと思っていた」と話すが、事実上、黙認状態となっていた。
市は昨秋、改めてあきんどにロゴの変更を求めた。その際、意外な事実を知らされる。そっくりロゴの使用開始が11年ごろで、20年近く無断使用されていたことが判明したのだ。
このため、市とあきんどの関係者が今年2月7日、市役所で話し合いの場を持った。関係者によると、「ロゴを変えてほしい」と伝える市に対し、あきんど側は「長く使ってきて愛着がある」と答え、物別れに終わった。

あきんど側の主張は…
あきんど関係者に「あきんどロゴ」誕生の経緯を取材したところ、あっさりと“流用”を認める答えが返ってきた。
「会員の一人がマンホールにデザインされた近松のロゴを気に入って、あきんどのロゴを作った」
ただ、“流用”との指摘に、関係者は「市にも了解を得ていると伝え聞いている」と困惑する。
あきんどは8年、JR塚口駅周辺の市北部の活性化を目指し、地元商店主らで結成された「尼崎北あきんど倶楽部」が前身。18年に活動範囲を全市に拡大し、会員も200人を超える。バッジや法被といったグッズを作るなどロゴへの愛着は深い。
20年近く使用を続け、最近になるまで本物を管理する市からのクレームもなかったという。あきんどがまちおこしで利用するポスターなどにも、当たり前のように使用されていただけに、「なんで今さら」という思いもあるようだ。

市とあきんどに記録が残っておらず、双方の関係者は口をそろえて「当時、それなりの立場にある人同士が口約束をしていたのでは」と推測する。
お互いに市のまちおこしにつながる活動を展開している関係上、双方とも強く主張できない状況だが、市関係者は「著作権などコンプライアンスの問題からもまずい。ロゴを変えてもらわないと…」と語る。

なぜ近松ゆかり?
なぜ、尼崎市のシンボルが江戸時代に活躍した人形浄瑠璃作家の近松門左衛門なのか。
近松は晩年、同市内の寺院「広済寺」で執筆活動に励んだと伝えられ、本堂脇には国指定史跡の「近松の墓」もある。市では、ゆかりの人物として認知されているという。
近松没後250年、市制70周年に当たる昭和61年。そんな「超文化人」を市は文化振興のシンボルとして登場させた。「公害のまち」といったマイナスイメージの払拭を目指した。
近松ロゴは平成元年に一般公募され、全国から集まった390点の中から兵庫県宝塚市の男性の作品が選ばれた。尼崎市をPRするリーフレットやポスター、マンホールのデザインなどで使用されたほか、ロゴが刻印された手焼きせんべいや巻きずしのパッケージなど、ロゴを活用した商品も次々と誕生した。

著作物は「個性が出ているものが対象」
知的財産制度に詳しい大阪工業大大学院知的財産研究科の大塚理彦教授に、市とあきんどのロゴを見比べてもらったところ、「これは丸パクリ。著作権侵害の可能性が極めて高い」と強調する。
大塚教授によると、全てのロゴが著作物になるのではなく、「デザインした人の個性が出ているものが対象」という。近松のロゴの場合、[a]の下の空間を塗りつぶしたり、英字をベースに[ちょんまげ]を表現したりしている点が個性だといい、「簡単にできるものではなく、創意工夫がすごく出ている」と著作物として評価する。あきんどが使い続けるには「市に認めてもらったことを立証する必要がある」と話す。

〔中略〕

高まる知財管理意識
商標や特許といった知的財産に対する意識は高まっている。特許庁によると、27年の商標登録出願件数は約13万1千件。25年以降、3年連続で出願数が増加しているという。
盗用被害や類似ロゴの使用を防ごうと、商標登録を進める自治体も。

〔中略〕

尼崎市の近松ロゴをめぐっては、あきんど側がロゴの変更も視野に検討を始めたという。市とあきんどが「市の発展のため」と同じ目的を掲げていても、“なあなあの関係”だとトラブルが起こるという実例を示している。
-----

なんだか、ツッコミどころの多い内容ではある。論理に微妙にバイアスがかかっているし、「知れば知るほどあまが危機!!」の枕は話の本筋には関係なさげ(大伏線)。省略した箇所には、葵の御紋の商標化をめぐる公益財団法人 徳川ミュージアム(東京都世田谷区)vs 株式会社ヤナギヤ(茨城県水戸市)の争いとか、兵庫県三田市(さんだし)の三田産ロゴマーク制定に際して商標登録を出願したとかの話が出ているけれど、これらも然り。学者先生に説いてもらわんでもこれがマズイってことぐらいわかるわいな。
あれこれ枝葉を繁らせるより、むしろここで例示しなきゃならないのはお隣の大阪府「モッピー」の永年愛称かぶりの件じゃなかったのかね(cf. 2014.07.12「ゆるキャラ大量受難時代、だと?」)。いや、本件の引き金を引いたであろうはずの、2015年後半の東京五輪エンブレム盗作騒動に一切触れていないことこそ不思議。

それはそれとして、詮議してみますか。

(続く)

【INDEX】総まくり!キャラ/ロゴ公募界、大御所先生リスト!!(はち〜わた)

(承前)

●八谷(はちや)早希子(北海道江別市)

cf.
2013.09.08「下ぶくれの神様」
2013.10.13「下ぶくれの神様 再び」
2014.01.24【その78】
2015.01.03「かわたん縁起ばなし:下」
2015.01.11「下ぶくれの神様 三たび」
2015.12.12〜20「下ぶくれなる謎の神々」
2015.12.22「★の瞳に希望の光」
2015.12.24「聖夜に深く不実はうずもれ」
2015.12.26「★の瞳に不実の翳り」
2016.08.08〜10「アナタのムラの公募の不実?」
2016.08.22「ゆるキャラ(R) 再生処理装置」
2016.08.26「アナタのマチのごみ処理問題? Dispute One」
2016.09.30「アナタのマチのごみ処理問題? Dispute Two ⇒ 不発。」
2017.02.11「Symbols of Jinsekikogen Town」
2017.06.28「北の駅から ― その4」
2017.07.06「世界から狼が消えたなら」
2017.07.08「たまにはご当地キャラクターの運用というものを」
2017.09.23「あんたがたどこさ みほさ」
2017.09.25「みほのさとには おうまがおってさ」


●濱口温男(はるお)/浜口温男(高知市)

cf.
2014.11.10「丸ブーtyphoon艶競べheart [5]」
2016.01.29〜31「tulip花めかしたりや、shineきらめかしたりや」
2016.12.18「そして類似に吸い寄せられてゆく。」
2016.12.20「Dejavuなんかこわくない」
2017.05.05「ガイダー十字架遺産指定の件:第2回」


●彦根 正(ただし)(東京都町田市)

cf.
2014.12.07〜11「2年課程修了試験」
2015.07.05〜07「丸ブーtyphoon艶競べheart [8b]〜[8c]」
2015.12.13「アは阿呆のア,A is for Absurd ― 3」
2016.01.28「丸ブーtyphoon艶競べheart [14b]」
2016.03.13「丸ブーtyphoon艶競べheart [15]」
2017.05.22「「公募ガイド」の大罪;実証1」
2017.06.09「その公募の投票1位は正に盗作ではないのか」
2017.08.20「丸ブーtyphoon艶競べheart [47]」
2017.10.12「全国みさと祭り 〜〜♪丸ブー囃子でシャシャンがシャン〜〜 二番」
2017.11.01〜02「顔入りマークと丸ブーの時代」


●平山陽一・加代子(鹿児島市)

cf.
2013.11.28「平成の世に 多き不訶思議」
2014.02.13〜17「白昼堂々、Evil Under the Sun」
2014.11.10「丸ブーtyphoon艶競べheart [5]」
2015.05.04「十年に一度の逢瀬:11」
2015.05.05「丸ブーtyphoon艶競べheart [6]」
2015.05.06・10「Again, Evil Under the Sun」
2015.06.10【その139】
2015.06.14「一筆啓上 ストックあります」
2015.07.25「Provinceの海と陸と山と空と陽」
2016.09.03「井の中の 傲る蛙は 久しからずや」
2017.03.14「採用はアナタへの復讐」
2017.09.15「Moral Hazardは続く」


●深川重一(しげかず)(東京都杉並区/大阪府堺市/大阪府和泉市)(註16)

(註16)
広島県福山市出身。1998年4月頃まで東京在住であったことが確認でき、その後2000年11月頃には堺市に転居し、2003年5月頃までに和泉市に移っている。

cf.
2013.01.03〜05「その川は本当に深く淀んでいないのか」
2014.08.13「配達されない三通の手紙:三通目」
2014.08.17〜23「果てなく重く深い闇」
2015.12.28「思ったより悪夢、まさかの正夢?:その1」
2016.03.09「海の匂いのする野郎、火傷するほど熱い奴」
2016.07.29〜31「丸ブーtyphoon艶競べheart [21]」
2016.08.20「♪輪廻は続くよどこまでも」
2016.10.02「繰り返すこのMonoRhythm 〜〜ただ繰り返す〜〜 二番」
2017.03.17「民進党ゆるキャラ、決定の件:各論Ⅱ」
2017.05.19「丸ブーtyphoon艶競べheart [40]」
2017.06.04「因縁の渕ぞ積りて海となりぬる」
2017.06.27「北の駅から ― その3」
2017.08.29「More Cutting Edgebudなとんがり塩キャラsign02:中編」
2017.09.23「あんたがたどこさ みほさ」
2017.10.04「細身の剣で深く一突き」


●堀江 豊(広島県廿日市市)

cf.
2013.02.07「キャラ自ずと似るとは聞きしかど」
2014.11.12「失われた友を求めて」
2015.04.05〜07「十年に一度の逢瀬:3〜4」
2015.06.01「Fall in love 熱くくちづけるたびに」
2016.01.27「丸ブーtyphoon艶競べheart [14]」
2016.03.02「小壁画に嵌め込まれたものども ― 3」
2016.04.17「丸ブーtyphoon艶競べheart [16]」
2016.09.06「素人の裏を掻いて ―― Guiders Strike Back」
2017.06.01「二兎を追う者二兎を獲て、の巻」
2017.06.14「お上にはお上の事情と紋章:ニ」
2017.07.02「疲弊してゆく、地球のイメージ」


●前田昌克/まさかつ(大阪市北区/東京都目黒区)(註17)

(註17)
元パナソニック社員。2011年9月頃から、東京在住とするものが混じる。大阪在住の場合は昌克名義、東京在住の場合はまさかつ名義とする傾向。

cf.
2013.01.05「泣きキャラ そして 大阪−東京、漢字−ひらがな」
2013.12.01〜02「ああ、お手上げpapersadpaper
2013.12.14「狸にダマサれる前に、克つ!」
2014.01.26〜02.03「泣きキャラ評定記」
2014.03.23【その87】
2014.03.25「昭和 La Vie en Rose」
2016.10.27【その171】
2017.02.21「田舎公募の不幸 〜Desparateなキャラたち〜」
2017.06.26「北の駅から ― その2」
2017.07.02「疲弊してゆく、地球のイメージ」
2017.07.19「成熟に恥じないように」
2017.07.21〜25「前だけを見ていけ!誰ならぬ己に克つべし!:起〜転」


●増田繭美 → 海山 幸


●三巻(みまき)保征・靖子(新潟県三条市)(註18)

(註18)「得征」と表記された例がある。

cf.
2013.01.04「その川は本当に深く淀んでいないのか − 中」
2014.05.12【その96】
2014.12.11「2年課程修了試験【正解&解説編:2-b】」
2015.02.21「♪たんたん丹波と丹後と伊丹」
2015.03.27「十年に一度の逢瀬:1」
2016.03.09「海の匂いのする野郎、火傷するほど熱い奴」
2016.04.14「丸ブー市章と地図キャラの力学」
2016.09.11「梟と雷鳥と駒鳥と目白の話」
2016.09.23〜27「法三条 ――盗ル勿レ 騙ル勿レ 偽ル勿レ――」
2016.10.31「汝 我が名を妄りに呼ぶ勿れ:第二声」
2016.12.20「Dejavuなんかこわくない」
2017.06.26「北の駅から ― その2」
2017.07.19「成熟に恥じないように」


●宮川ヒロミ・詳子(群馬県前橋市/長野県北佐久郡軽井沢町)(註17)

(註17)
ヒロミ(本名 宏美)は男性だが、詳子(妻か)とのユニット名としても使われている模様。(少なくともヒロミは)2014年4月頃までに前橋から軽井沢へ本拠を移している。なお、宮川さやか(長野市)との関係・続柄は不詳。

cf.
2013.01.12「すべてが金になる」
2014.03.25「昭和 La Vie en Rose」
2015.03.13【その132】


●三好健一(福岡市西区)

cf.
2013.10.18「I am the Alpha and the Omega ― 1」
2013.12.26〜28「さよなら三角、まねしてまん丸」
2013.12.29「伊勢の罰、薩摩の罪。」
2017.01.26「大御所の罪:その4」
2017.10.11「全国みさと祭り 〜〜♪丸ブー囃子でシャシャンがシャン〜〜 一番」


●本山清数(兵庫県神戸市西区)

cf.
2015.06.01「Fall in love 熱くくちづけるたびに」
2015.12.26「★の瞳に不実の翳り」
2017.01.05「Les Liaisons Dangereuses; Whistleblowerとキャラクターとの」
2017.01.07「金糸雀と海猫と怪獣と朱鷺の話」


●盛(もり) 秀雄(青森市)

cf.
2013.07.13【その43】
2014.12.11「2年課程修了試験【正解&解説編:2-b】」
2015.12.12「下ぶくれなる謎の神々:1粒目」


●渡辺光お/光仰/光(福岡市)

cf.
2013.01.22「Pakuri Goes Round & Round...」
2015.06.22「鳥たちに光を」
2017.03.10「必殺!海老固め」

【INDEX】総まくり!キャラ/ロゴ公募界、大御所先生リスト!!(さと〜なか)

(承前)

●佐藤弘子(千葉県茂原市)

cf.
2016.03.31「4年次進級検定【正解&解説編:2】」
2016.04.01「この期に及んで新たな問題; so sweet, so bitter」
2016.09.11「梟と雷鳥と駒鳥と目白の話」
2016.09.12「ふじみん・うさみん因縁譚 (and more!)」


●信貴(しぎ)正明・美和(みわ)(新潟県燕市)

cf.
2013.12.27「さよなら三角、まねしてまん丸 ≪二≫」
2014.12.07〜11「2年課程修了試験」
2015.07.05「丸ブーtyphoon艶競べheart [8b]」
2016.03.29〜31「4年次進級検定【正解&解説編:1〜2】」
2016.05.28「公募ガイダーはS字固めがお好き?」
2016.10.11「Proud & Happy Geopark Stories」
2017.03.20「丸ブーtyphoon艶競べheart [32]」
2017.09.03「丸ブーtyphoon艶競べheart [48]」
2017.10.07「丸ブーtyphoon艶競べheart [54] 後段」
2017.11.11〜16「ガイダー縁起絵巻」


●重田 修・律子(のりこ)(神奈川県川崎市宮前区)(註10)

(註10)
修は長野県出身。年齢関係からして夫婦と考えられる。

cf.
2013.12.26「さよなら三角、まねしてまん丸 ≪一ノ一≫」
2015.03.27「十年に一度の逢瀬:1」
2016.01.31「tulip花めかしたりや、shineきらめかしたりや:ロゴマークの帖」
2016.07.05「きょうのわだい」
2017.05.17「丸ブーtyphoon艶競べheart [39]」
2017.09.24「みほどこさ いばらきさ」
2017.10.25「ある伝説の・・・ふにゃふにゃ」
2017.10.28「丸ブーtyphoon艶競べheart [57]」


●清水浩美(大阪市阿倍野区)

cf.
2012.12.23〜24「その水は本当に清く澄んでいるのか」
2012.12.26【その16】
2013.07.02【その40】
2014.05.05「最強の悪夢、増殖拡大(十六茶 2014)忘れ物」
2015.12.24「聖夜に深く不実はうずもれ」


●神保(じんぼ)米雄(千葉県松戸市)

cf.
2014.06.05「公募ガイダーのモチベーション:5」
2014.07.02「偶然か蓋然か 神のみぞ知る」
2017.10.10「丸ブーtyphoon艶競べheart [55]」


●須賀裕明(東京都千代田区)

cf.
2013.12.11「アは阿漕のア,T is for Trick」
2014.02.12「行け!補整の向こう側へ」
2015.05.24「灼けるような戯れの後に」


●高柳順子(静岡県三島市)(註11)

(註11)
静岡県裾野市出身。本業は外食チェーン運営会社に勤務し宣伝企画を担当。

cf.
2013.02.18〜22「三島宿、ひともとの柳いと高きぞありける」
2013.04.13「環境をイメージで弄るな」
2014.03.21「新しい才能も」
2015.04.05「十年に一度の逢瀬:3」
2015.04.11「知立乱立杜若」
2015.12.24「聖夜に深く不実はうずもれ」
2016.10.24「愛称問題、奥深し」
2016.10.25「愛称ならで、課題は渦高く山積み」


●立志(たてし)哲洋(東京都江東区)(註12)

(註12)
熊本県牛深市(現 天草市牛深町)出身。

cf.
2013.11.19〜20「志とは裏腹に」
2014.09.13「酒と魚と女とハイヤ」
2015.04.07「十年に一度の逢瀬:4」
2015.05.05「丸ブーtyphoon艶競べheart [6]」
2015.11.13「ドルチェの後は苦い珈琲:2杯目」
2016.05.10「記憶のミンチからの復活再生」
2017.06.06「校章M&A方程式:第1式」
2017.07.02「疲弊してゆく、地球のイメージ」
2017.08.13「丸ブーtyphoon艶競べheart [44]」
2017.08.20〜09.03「丸ブーtyphoon艶競べheart [47]〜[48]」
2017.09.27〜29「丸ブーtyphoon艶競べheart [51]〜[52]」


●田中博士(愛知県豊橋市)(註13)

(註13)
平成大合併に伴う自治体章公募において、杜多利夫&・利香、工藤和久とともに最多レベルの採用数を誇った。現在公募への応募は行っていない模様。

cf.
2013.12.10「誰だ?言葉をパクる者は!」
2015.07.05「丸ブーtyphoon艶競べheart [8b]」
2017.01.11〜26「大御所の罪」
2017.01.18〜20「丸ブーtyphoon艶競べheart [26]〜[27]」
2017.02.08「丸ブーtyphoon艶競べheart [30]」
2017.02.15〜16「天からの恵みの重さ」
2017.10.28「丸ブーtyphoon艶競べheart [57]」


●垂水秀行(香川県丸亀市)

cf.
2015.10.21〜31「いはばしる バイクの臀の プレートの」
2015.11.03「〆の後はドルチェ」
2015.11.29「いはばしる バイクの臀の プレートの;再び」
2016.01.01〜03「遠い祭りの音と 郷土の匂いと」
2016.01.04「さわらびの もえいづる はつはるに」
2016.11.28「一生に一度の(?)デザイン」
2016.12.22「むらの紋章?」


●杜多(とだ)利夫・利香(兵庫県神戸市西区)(註14)

(註14)
親子関係(父ー長女)にある。現在公募への応募は行っていない模様。利夫は京都市下京区出身。なお、杜多利樹(兵庫県)との関係・続柄は不詳。

cf.
2013.09.26「Les Enfants Terribles(下)」
2013.11.28「平成の世に 多き不訶思議」
2013.12.29「伊勢の罰、薩摩の罪。」
2015.05.02「十年に一度の逢瀬:9」
2015.05.26「永遠に独りでいることを知る」
2015.07.03〜07「丸ブーtyphoon艶競べheart [8]」
2016.05.30〜06.01「丸ブーtyphoon艶競べheart [17]」
2016.06.03「丸ブー黄金時代」
2016.09.05「ガイダーの目を盗んで ―― Return of Amateurs」
2016.09.06「素人の裏を掻いて ―― Guiders Strike Back」
2016.10.06「丸ブーのようで丸ブーでない!?テンプレのようでテンプレでない!?」
2017.01.20「丸ブーtyphoon艶競べheart [27]」
2017.02.08「丸ブーtyphoon艶競べheart [30]」
2017.02.23〜03.07「大御所劇場」
2017.04.08「マスコミの罪:Intermission」
2017.04.23〜29「大御所の父の罪と十字架」
2017.05.04〜07「ガイダー十字架遺産指定の件」


●中本竹識(たけし)/竹織/長流(たける)(福岡県北九州市小倉北区/広島市東区/山口県)(註15)

(註15)
「竹織」は誤記と考えられるも確かでない。2013年3月頃に福岡から広島に転居。2014年には広島から山口に転居した模様だが詳かでない。

cf.
2012.12.23「その水は本当に清く澄んでいるのか − 上」
2012.12.26【その16】
2013.01.23「AND Pakuri Goes Round & Round & Round...」
2013.06.08「Family... Business?? Part 3」
2013.06.12「盗作のロンド」
2013.07.01【その39】
2013.11.01〜03「今様竹取物語」
2013.12.02「ああ、お手上げpapersadpaper〔おまけ〕」
2014.01.08「リサイクル品の作り方」
2014.03.17「配達されない三通の手紙:一通目」
2014.09.25「それって許されるの?:Recycle 1」
2015.02.17「In Quest of the Complete Recycle」
2015.09.05「丸ブーであろうがなかろうが。」
2015.09.29「コピーライトがあろうがなかろうが。」
2015.12.08「垂れ耳と黒眼鏡のNice Couples」
2016.06.18〜19「夏草や しれものどもが 夢のあと」
2016.07.11「アナタのウチのキャラの不都合?」
2016.07.13「みみ、はな、はげ、GO!!」
2017.06.06〜07「校章M&A方程式」
2017.07.31「後付けの姉弟たち」
2017.08.03「伝統産業のゆるキャラですって? 下」
2017.09.23「あんたがたどこさ みほさ」

(続く)

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